アイアンマンヘビーメタル級王座とは、プロレス団体「DDTプロレスリング」が管理する王座タイトルである。
本王座は、WWEハードコア王座をモチーフにしており、本家同様24時間いつでもどこでも防衛戦が可能なタイトルである。階級は「ヘビーメタル級」となっているが、実際は無差別級である。
本王座のもう一つの特徴として、「所属団体を問わず誰でも挑戦が可能」な点が挙げられる。他団体の興行で王座が移動したり、他団体やフリーの選手はもちろんの事、さらには団体のスタッフやタレント、一般人や動物、脚立やバットなどの無機物、トドメは車(大日本プロレスのリングトラック)などが歴代王座に名を連ねている(後述の「主な歴代王者」の項目も参照)
通常の試合だけでなく、不意打ちだろうが闇討ちだろうが、3カウント、ギブアップ、TKOのどれかで勝った証拠のVTRさえあれば、いつどこででも王座が移動する。そのため、一言で言えば「獲得するのは容易だが、防衛するのが難しい」王座である。
ちなみに本家WWEのハードコア王座は2002年にインターコンチネンタル王座との統合で消滅したが、本王座はオマージュながらも息の長い王座になって現在に至っている。
2000年6月29日に開催されたDDT北沢タウンホール大会で、ポイズン澤田(現・ポイズン澤田JULIE)がでっち上げたベルトが発端で、その後DDTのタイトルとして正式に認定される。
2015年11月19日現在の第1055代王者・チェリーに至るまで、移動回数はなんと1000回以上にも及ぶ。その原因は、一時期ベルトが666プロレスの手に渡った時に、第666代王者を出すために、団体内で王座をたらい回しした事で、一気に移動回数が増えた事だったりする。
通常の1対1のタイトルマッチ形式の他に、10人程度の選手が一定の間隔で入場し対戦する時間差バトルロイヤル形式での防衛戦があり、後者は主に後楽園ホール大会や、両国国技館・日本武道館でのビッグマッチで使用される。現在は後者の時間差バトルロイヤル形式が主流となっている。
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最終更新:2025/12/06(土) 14:00
最終更新:2025/12/06(土) 13:00
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