アシックスとは (アシックスとは) [単語記事]

アシックス（asics）とは、スポーツ競技用シューズやスニーカーなどを手掛ける日本のメーカーである。

概要

アシックス（asics）のブランド名でスポーツ競技用シューズ、スポーツ用品、ウェア、スニーカーなどを製造、販売している。

ランニングシューズは国内・海外ともに高い評価を得ている。世界的なランニングブームに乗り、売上とシェアを大きく伸ばした。 ^[1] ^[2]

ファッションアイテムとしても人気が高く、トップブランドにはやや劣るものの、ヨーロッパでは人気を呼んでいる。

アメリカのスポーツブランドであるナイキ（NIKE）とは、箱根駅伝で使ってもらうシューズのシェアを巡って浮いたり沈んだりの競争中。あと歴史的にも因縁のある企業である（「余談・その他」の項目を参照）。 ^[3]

かつての名前は鬼塚喜八郎によって設立された「オニツカ」。現社名の由来は、古代ヨーロッパの作家ユウェナリスが唱えた「健全なる精神は健全なる身体にこそ新宿べし」という言葉のmensより動的な意味を持つanimaに置き換え、その頭文字を並べたものである。

2011年の合併時に3社の代表が集まる際に足が6本あることから「アシックス」になったという説があるが、あくまで都市伝説(新宿伝説)である。

実は、ナイキ（NIKE）とは技術や歴史的に繋がりがある。1960年代当時「オニツカ」だった頃に創業者の鬼塚喜八郎はのちのナイキ創業者であるフィリップ・ナイトと出会っており、フィリップとアメリカにおけるシューズの販売代理店契約を結んでいた。のちにオニツカとフィリップは決裂して提携を終了するも、フィリップがオニツカのノウハウや技術を学んでいたうえ技術者の引き抜きや一部シューズの商標を訴訟で取っていったりもしたため、関係が悪化したという過去がある。