「あんたの罪なら立証してやるわ。うちらが無実の者を拘引するわけないでしょ。」
―――第10管区の拘引者、ラヴィニア
アゾリウス評議会とは、カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」に登場するギルドである。
次元「ラヴニカ」内に存在する、10のギルドの内のひとつ。
色は青白。
ラヴニカの法の整備・執行を主とするギルド。
もともとはラヴニカの公式政府が前身であり、その内部は官僚的、また保守的な性格が強い。
評議会と言ってもただ単に政治的な決定をするだけでなく、法を犯した者を実力で鎮圧したりもするため、騎士・兵士・魔導士といった武力を有している。
他のギルドによって法が蔑ろにされていることを懸念しており、しばしば問題を起こす他のギルドと衝突している。
指導者は盲目の大判事であるアウグスティン四世。
ギルドの本拠地は、ラヴニカで最も高い建物と言われる新プラーフ。
ラヴニカへの回帰では、アウグスティン四世のアドバイザーであるイスペリアがアゾール公会広場にかけられていた魔法を解除。
それまでアゾリウスの者にしか縁がなかった広場は全ラヴニカ市民が利用できる場所となったが、ここが他ギルドの領域とマナの力線で繋がった終点の場所、すなわち「迷路の終わり」となった。
特に断りがない場合、「ラヴニカへの回帰」ブロックでの特徴について記す。
Supreme Verdict / 至高の評決 (1)(白)(白)(青)
ソーサリー至高の評決は打ち消されない。
すべてのクリーチャーを破壊する。
青と白の組み合わせだけあって、コントロール向けのカードが多い。
全体除去、ドロー、バウンス、ライフ回復と、まさに正統派コントロールと言える。
飛行を有したクリーチャーが多いのも特徴。
トーナメントシーンでも第一線のコントロール色として活躍している。
黒を混ぜたエスパーコントロール、 赤を混ぜたトリココントロールと、現環境のコントロールデッキには欠かせない色である。
また、「聖トラフトの霊」などの存在により、ビートダウンデッキでもしばしば戦績を残している。
Lavinia of the Tenth / 第10管区のラヴィニア (3)(白)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)プロテクション(赤)
第10管区のラヴィニアが戦場に出たとき、あなたの対戦相手がコントロールする点数で見たマナ・コストが4以下の土地でない各パーマネントを留置する。(あなたの次のターンまで、それらのパーマネントでは攻撃もブロックもできず、それらの起動型能力を起動できない。)4/4
ギルド固有のキーワード能力は「留置」。
次のこちらのターンまで、対象となったパーマネントの攻撃とブロックを制限し、さらには起動型能力の起動も封じてしまう。
既存のカードでは「拘引」が近いか(ちなみに拘引自身もラヴニカへの回帰で再録されている)。
1ターンのみ「平和な心」を与えるような能力で、攻撃を制限する場合にも、ブロッカーを排除する場合にも役に立つ。
特に「スラーグ牙」や「ゲラルフの伝書使」のような、場から離れた際(死亡した際)に能力が起動してしまう相手には非常に有効である。
ただし、効果は1ターンしか続かないため、考えなしに使うとただの時間稼ぎで終わってしまう。
いつ留置するか、また留置したターンにどのような行動を取るかが重要と言えるだろう。
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最終更新:2025/12/08(月) 13:00
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