アミメキリン(けものフレンズ)とは (ケモノフレンズノアミメキリンとは) [単語記事]

アミメキリン(けものフレンズ)とは、ソーシャルゲームなどのミディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール又はフレンズ(動物が擬人化したキャラクター)である。

CV:広橋涼(ゲーム版)、野中藍(アニメ版)

概要

首と脚がながーい事でお馴染みの人気動物であるキリンの1種・アミメキリンのフレンズ。現在この世に存在している動物の中で最も背の高い動物である。同じキリンのフレンズとしてはロスチャイルドキリンがゲームで登場する他、親戚としてオカピとシバテリウムがフレンズ化している。

外見

キリンはとにかく長い動物だが、そのフレンズである彼女は一般的な人の姿をしており、首長族みたいに首が長いなど、体のどこかが長いという事はない。キリン最大の特徴である長い首はマフラーという形に変化して再現され、人間サイズの首に巻かれている。

サーバルなどのネコ科動物でお馴染みのヒョウ柄模様がスカート・タイツなどに描かれている。ロングヘアーの髪型はサバンナシマウマなどを思わせる。髪の色合いは元動物の体色を表現。頭頂部には皮膚で覆われた角が生えている。

ゲームでの扱い

ピュア属性(緑)のレアリティ度4のフレンズとして登場。コストは350・攻撃タイプは近距離・サイズはL。マイペースだからか特定のグループには属していない。専用スキル「キリンのキラキラマフラー」は発動から10秒の間、2秒経過毎に自身の体力を回復していく。回復量は自身の攻撃力の15%分。

ゆっくりゆったり独自のペースでスローライフを送る、マイペースな性格。日々をゆっくり平和的に暮らしているが、外敵に対しては得意のマフラーペチペチ攻撃(キリン同士のケンカの際に行われる、長い首で相手を叩く攻撃法を再現したモノ)や長い脚でのキックで勇敢に戦う。

アニメでの活躍

第10話「ろっじ」で登場。ジャパリパーク内の宿泊施設「ロッジアリツカ」に滞在していた宿泊客の1人。自称名探偵の女の子。フレンズ達の間で読まれている「ホラー探偵ギロギロ」という漫画のファンで、この漫画の影響で探偵業を始めたようだが、肝心の推理は常軌を逸した・当てすっぽう・見当違い・証拠なしというぶっ飛んだモノで、斜め上の推理をブチまけて周囲を混乱させる。更に推理の間違いを認めないという困った性格の持ち主で、相手が否定してもしつこく問い詰める。漫画に影響されて趣味で探偵をやってるだけなので、当然実績は無い。

フレンズ化前の草食動物時代の名残から、弱肉強食の掟から外れた現在も座った格好で眠り、間隔が短い睡眠を断続的行う事で外敵の襲来に対処出来るようにしている。

ベランダで静かな夜を過ごしていた際にロッジを探検していたかばんちゃん・サーバルと遭遇。本人の自己紹介を遮りサーバルが何のフレンズかを推理し当てようとしたが、サーバルをヤギのフレンズと的外れな推理を披露。自分の推理が外れたのを認めず食い下がり、サーバルを疲弊させた。

ロッジ支配人のアリツカゲラが「フレンズの幽霊」を目撃し、やがてアミメキリンも幽霊を目撃する。他の宿泊客のタイリクオオカミ・かばんちゃん・サーバルも幽霊を目撃し、目撃者同士で騒動について話し合った。そこでアミメキリンの灰色の脳細胞が真価を発揮。「売れない漫画家」であるタイリクオオカミが話題を作って売れるために自作自演の騒動を起こしたと、幽霊の説明をガン無視した推理を披露。周囲から幽霊について指摘されたら、幽霊の正体はタイリクオオカミと瓜二つの双子・3つ子(4つ子でもOKらしい)と無理矢理な推理をぶちまけ、迷探偵っぷりを如何なく発揮した。

結局事件はかばんちゃんが真相を暴き、幽霊の正体はラッキービーストが映し出したミライさんのホログラムだと判明して決着が付いた。ホログラムには在りし日のロッジも映し出され、今とは違うロッジの真新しさに驚いていた。事件も解決した後は港へと向かう一行を見送っている。その際に「売れない漫画家」だと決め付けていたタイリクオオカミの正体が「ホラー探偵ギロギロ」産みの親だと判明し、途端に態度を一変させ熱烈なファンアピールを送っていた。

同話Cパートにて早くもロッジにやって来たアライグマ・フェネックチームと遭遇。2人が話す内容に興味津々に聞くタイリクオオカミを「先生」と呼び慕っていた。