「素晴らしいサイトじゃよ」 「Wikipediaはアンサイクロペディアを真似て作った」 「ニコニコ大百科はこれのパクリです」 「・・・・・・・・・」 「呼ばれたから返事したのに、安西じゃなくてアンサイだったよ」 「Oh!セックス!セックス!セックス!セックス!」
アンサイクロペディアとは、自由気ままな百科事典である。 本来はアメリカ合衆国のサイトであるが、多分この記事を読む人のほとんどは日本語版について見に来たと思うので、この記事は日本語版についてだけ解説を行う。一応、海外版と日本語版では雰囲気が違うので注意されたし 日本語版アンサイクロペディアでは投稿された記事は管理者にチェックされ、アンサイクロペディアの主旨にそぐわない記事と判断されると即座に削除対象となってしまうという、新入りの利用者にとってはかなり厳しい世界である。 その厳しさ故か、少々過疎気味でもある。ニコニコ動画関係の記事は削除対象となる可能性が非常に高い(管理者達から良く思われていない、内輪ネタすぎるなど)。
日本語版アンサイクロペディアの趣旨は「嘘を交えたユーモラスな記事を書く」事である。Wikipediaのように「この内容はここに乗っているので検証できる、ゆえにコレは記事として適正である」(ソース主義)とは、地で逆を行っている。 ゆえに一見、ウィキペディアの方が堅苦しく、アンサイクロペディアの方が自由気儘で簡単そうに見える。確かに、歴史問題のある記事(例:南京大虐殺)などでは、ウィキペディアでは激しい論争が行われているのは事実である。しかし、ウィキペディアでは基本的に、
のに対し、アンサイクロペディアは
ので、生半可な一発ネタでは返り討ちに遭う可能性がある。 このような新規記事基準強化もあってか、記事総数は日本語版で2010年内 15000記事前後で横ばいと、この2~3年近くやや停滞状況にある。ただ、英語版でも記事数は26000弱程度(2011年2月)であり、アンサイクロペディア各言語版では記事数で上位の方に位置している。解説記事立項・編集アンサイクロペディアでの記事作成に当たり、問題とすべきなのは「何が面白くて」「ユーモアのある記事」なのかである。 従ってその内容というのは逐次管理人にチェックされ、是正されていくが、どうにもこうにも管理人の感性が影響する。 主に自分で完璧に空想したものより、何かを斜に捕らえた記事がアンサイクロペディアとしては好まれる傾向にある。価値観を逆転させたり、Aという物体は実はBであるという過程から想定される社会的事象などは、ユーモアのある記事を書くに当たって初歩的な技法である。 かつてワンチンとか超巨大国家の妄想を書き込んだ記事があったが、もはや元ネタからかけ離れて膨大化した結果、バブルがはじけるようにその手の記事は消されていくこととなった。大規模記事ほどネタを継続して書いていくことは難しいことを証明してしまった。全面改稿新規記事立項に良く似た全面改稿は、予告無く行うと前の版のユーザーがゴネて口論になったりする(経験者談)。事実・史実のベースとする(仮に歴史問題のあるような記事でも、両論併記か、双方が認める部分の「事実」掲載という形に落ち着く)ウィキペディアと違い、事実・史実のようなベースが弱いアンサイの記事だからこそ起こる問題点の一つである。 この問題の対処として公式な方針はなく、実質的に「記事の方向性指導権は初版投稿者が優位に持つ」事が暗黙知の一つになっているが強制ではなく、予告なしに全面改稿も可能ではあるが、前述の経験者談のような事態も起こりうるので、なるべく事前喚起が推奨されている。 ところで、ここで注意するべきことは、日本語版アンサイクロペディアの管理者という立場である。極論を言ってしまえば管理人もまたアマチュアである(別にどこぞのご高名な作家様が運営しているわけでもない)。彼らは正直に言えば、アンサイクロペディアを長く利用し、そこそこユーモアのある記事をかけている上で、管理活動に向いていると判断されたユーザーが任命される。(初期はBC権限を持つユーザーがよさげな人間を任命していたが、立候補制だの、のびた君議論などを経て色々グダグダになった)。 管理者は通常、サーバーなどに関するハード的な面にもタッチできるイメージが強いが、実際は「記事の削除・復活」「迷惑ユーザーのアクセス制限・解除」そしてBCと呼ばれる権限を持つ者だけができる「新たな管理者を任命する権限」、つまりソフト面のみである(ほかにソックパペットを見破るためのCUがあるが、性質上喧々囂々の議論になる上、なんか神がかり的な力と勘違いている一般ユーザーがいたりと、ぶっちゃげ面倒くさいだけの権限であるためここでは割愛)。サーバーが重いからといって何とかしてくれと管理者に伝えて、そこは本家にいるCarlbに言うしかないのである。(ので、鯖が長期間落ちると、英語に流暢な管理者が本家に言って交渉するのはよく見る光景である。)以上のことからアンサイクロペディアの管理者というのは、非常に叩かれやすくまた「俺のユーモアを何でわかってくれないんだよ」ということで、とっても口論になる割と大変な役職である(のに別に何かリターンがあるわけでもない。アンサイクロペディアに対する愛情が求められる)。言い合いになるならまだしも、黎明期では人格否定やら罵詈雑言まで飛ばされたり、何度注意してもまったく気付いてくれなかったりするユーザも多く、挙句名前を変えて別アカウントで書き込んだりして、本当に疲れる。本当に疲れるんだってば。 このような、管理人には管理人なりの気苦労があるという事情も背景にあるが、削除論議などにおいて管理人等から、見る人の精神衛生を害するような辛辣な発言が散見されるのは事実である。 一方で、存続水準をクリアを越したと判断された記事に対しては放置的、言い方を変えれば包容的な面があるのも確かである。そんなアンサイで、管理人を目指す事も、管理人と干戈を交える事もなく、一編集者としてほどほどに編集に携わっていきたいのであれば、「記事削除や編集差し戻し(リバート)されなければ、大いに喜ぶ」、記事削除や差し戻しされた場合は、真摯に反省しつつも、「管理人は見る目がないな」「こんなサイトにマジになっちゃってどうするの」的な、強いポジティブシンキング思考を持つのも一つの手(条件)である。 日本語版アンサイクロペディアでの記事執筆のコツを、執筆者なりにまとめると以下の通りである。詳しくはアンサイクロペディア内のヘルプ(馬鹿にならずバカバカしくやる方法)等も参照いただきたい。
ウィキペディアのパロディサイトとして発展した、一種のコミュニティともいえるサイトであり、ウィキペディアともニコニコ大百科とも違う、玉石混淆的 独特な印象・世界観のサイトである。詳細は実物をご覧いただくとして、ここでは大まかに記述する。 アンサイクロペディアでは、「オスカー・ワイルド」を崇拝の対象(語弊はあるがマスコットキャラクター的存在)としている。このオスカー・ワイルドの扱いは英語版での扱いに従ったようで、ウィキペディアの創設者ジミー・ウェールズの存在そのものへのパロディとして祀り上げられたようである。 一方、日本語版独自の崇拝対象にとしては、「ひよこ陛下」が盛んに祀り上げられていた‥‥時期もあったようだが、現在では、アンサイ内での2010年流行語大賞の2位に絡んだオスカー・ワイルドに対し、ひよこ陛下はやや影の薄い存在になっているようだ。 実物を見ればまず感じられると思うが、基本的にアンチ的反ウィキペディア路線(風)を全面に打ち出したサイトである。やや度の過ぎたアンチ表現と指摘される事もあるが、この「反ウィキペディア、オスカー・ワイルド、ひよこ陛下」が、アンサイ日本語版の「国旗、国歌、国鳥」的存在だと解釈・是認すべきなのかもしれない。 多言語版と共有の日本国外にあるサーバーのスペック不足のためか、頻繁にサーバーダウンやエラーが発生する。 たいていの場合は数十分で復帰するはずだが、復帰した直後にアンサイクロペディアの情報が1年前の状態に戻るという異例の事態が発生したこともある。これらの現象は、アンサイクロペディア内では、ほぼ常識を通り越してネタ扱いされており、自虐的に「重い」「記憶喪失」などと呼ばれている。なお、日本語版では複数ドメインを持っており(表示する内容は同じ)、接続不調時には別ドメインを経由すると繋がる場合もある。 近年においてはサーバーダウンの問題は解決の兆しが無いどころかますます劣悪なものとなっており、記事の閲覧は可能であるもののいざ編集をかけようとしてもタイムアウトばかり発生してしまい、まともに加筆修正が出来ない状況にまで陥っている。記事総数が停滞している背景にサーバーの重さの問題も絡んでいることは想像に難くないであろう。 コンテスト 執筆意欲喚起や、競争による記事レベル向上目的も兼ねたイベントとして、管理人らによる発案・企画で、コンテストや人気投票が、合わせて年に数回行われている。主な例としては、コンテストは、スポーツなど特定の分野を対象とした新規執筆や改稿・増筆記事のコンテスト。人気投票は、☓☓年流行語大賞や☓☓年十大ニュースなどが挙げられる。 ニコニコ動画という記事自体はアンサイクロペディアにあったり(国の扱い)、一部のネタは箇条書き項目などに細かいディティールとして使われていることはある。 よほどユーモアのある記事で盛り込んでも、元ネタの知名度などの問題点が常に付いて回るため、ニコニコ大百科での記事作成が推奨される。ので、喜び勇んでニコニコ動画の記事を書いて削除されても、凹まないで下さい。 それでもどうしても俺はニコニコ動画の記事をアンサイクロペディアに盛り込みたい!というならば、相応の社会風刺と文章量でもって管理者をうならせるくらいの気概で行こう。というか、ニコニコ大百科内でもアンサイクロペディアっぽいページはあるので、検索してみるといいだろう。 類似のサービス
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最終更新:2025/12/06(土) 20:00
最終更新:2025/12/06(土) 20:00
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