アンサイクロペディア 単語


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アンサイクロペディア

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アンサイクロペディア


 

「素晴らしいサイトじゃよ」
~アンサイクロペディアについて、おじいちゃん

「Wikipediaはアンサイクロペディアを真似て作った」
~アンサイクロペディアについて、ジミー・ウェールズ

「ニコニコ大百科はこれのパクリです」
~アンサイクロペディアについて、ひろゆき

「・・・・・・・・・」
~アンサイクロペディアについて、長門有希

「呼ばれたから返事したのに、安西じゃなくてアンサイだったよ」
~アンサイクロペディアについて、安西先生

「Oh!セックス!セックス!セックス!セックス!」
~アンサイクロペディアについて、吉川晃


 

 

この記事にはユーモアが不足しています。
治療には十分な栄養と日光と愛情とテラ豚丼が必要です。 ユーモアの摂取方法にも十分気をつけましょう。

概要


アンサイクロペディアとは、自由気ままな百科事典である。
ユーモアの溢れる嘘記事を作るのが目的。通称アンサイ。

本来はアメリカ合衆国のサイトであるが、多分この記事を読む人のほとんどは日本語版について見に来たと思うので、この記事は日本語版についてだけ解説を行う。一応、海外版と日本語版では雰囲気が違うので注意されたし

日本語版アンサイクロペディア


日本語版アンサイクロペディアでは投稿された記事は管理者にチェックされ、アンサイクロペディアの主旨にそぐわない記事と判断されると即座に削除対象となってしまうという、新入りの利用者にとってはかなり厳しい世界である。

その厳しさ故か、少々過疎気味でもある。ニコニコ動画関係の記事は削除対象となる可能性が非常に高い(管理者達から良く思われていない、内輪ネタすぎるなど)。

もし、ニコニコ動画関係の記事を作りたいなら、このニコニコ大百科に作った方が良いだろう。どうしてもニコニコ動画由来のいまいち面白くない記事を書きたいあなたのために、未来検索ブラジルがニコニコ大百科を用意したようです。こちらもどうぞご利用くださいませ(要プレミアム登録)。 どうしてもアンサイクロペディアに記事を残したいなら、アンサイクロペディアの正しい書式と、風刺を含んだユーモアを混ぜ込んでください。

        ※アンサイクロペディア「ニコニコ動画」より

傾向


日本語版アンサイクロペディアの趣旨は「嘘を交えたユーモラスな記事を書く」事である。Wikipediaのように「この内容はここに乗っているので検証できる、ゆえにコレは記事として適正である」(ソース主義)とは、地で逆を行っている。

ゆえに一見、ウィキペディアの方が堅苦しく、アンサイクロペディアの方が自由気儘で簡単そうに見える。確かに、歴史問題のある記事(例:南京大虐殺)などでは、ウィキペディアでは激しい論争が行われているのは事実である。しかし、ウィキペディアでは基本的に、

  1. 出典さえ揃えば、(もちろん著作権等に配慮した上で)ある意味事実の丸写しするだけで良い。
  2. 特筆性さえあれば、質・量が伴わなくてもスタブ扱いとするという、暗黙的な逃げ道・救済措置を設けている。

のに対し、アンサイクロペディアは

  1. 空想にせよユーモアにせよ、ある意味作家的な発想力やヒラメキが必要である。
  2. 現在では、記事の質を重視しており、例え特筆性があっても質が伴わなければ削除される。(例:市川海老蔵の記事)

ので、生半可な一発ネタでは返り討ちに遭う可能性がある。
一方で、黎明期には記事数嵩上げのため粗製記事を黙認していた時期もあり、またその当時作の粗製記事が特に大掛かりな整理されることもなく残存し、かたや、新規記事審査の基準は曖昧という点への一般編集者の不満は潜在的にあると見られる。

このような新規記事基準強化もあってか、記事総数は日本語版で2010年内 15000記事前後で横ばいと、この2~3年近くやや停滞状況にある。ただ、英語版でも記事数は26000弱程度(2011年2月)であり、アンサイクロペディア各言語版では記事数で上位の方に位置している。解説記事立項・編集アンサイクロペディアでの記事作成に当たり、問題とすべきなのは「何が面白くて」「ユーモアのある記事」なのかである。
10人が10人みんな面白いといえる記事が書けるなら、おそらくそれは小説家として食っていけるレベルのライターで無いと無理である。

従ってその内容というのは逐次管理人にチェックされ、是正されていくが、どうにもこうにも管理人の感性が影響する。
ようするに、完全にコレでオッケーという記事が存在せず、人気記事であっても時節に合わせて書き直される。ただ、思いつきで一行二行書いた記事というのは即削除、あるいは「ネタはいいんだけど文書量が足りない」場合は「NRV(No Read Value)」のタグを貼られて一週間待機後、どうにもならなかったら削除される。
また、それでも「おしい」内容はアンディクショナリーという専門の集積所に移した後削除されるのは方針で決まっている。一方で長文記事は一定人数の管理者・一般ユーザーが一週間ほどの議論を経たのち、決議された場合のみ全面的に削除される。

主に自分で完璧に空想したものより、何かを斜に捕らえた記事がアンサイクロペディアとしては好まれる傾向にある。価値観を逆転させたり、Aという物体は実はBであるという過程から想定される社会的事象などは、ユーモアのある記事を書くに当たって初歩的な技法である。

かつてワンチンとか超巨大国家の妄想を書き込んだ記事があったが、もはや元ネタからかけ離れて膨大化した結果、バブルがはじけるようにその手の記事は消されていくこととなった。大規模記事ほどネタを継続して書いていくことは難しいことを証明してしまった。全面改稿新規記事立項に良く似た全面改稿は、予告無く行うと前の版のユーザーがゴネて口論になったりする(経験者談)。事実・史実のベースとする(仮に歴史問題のあるような記事でも、両論併記か、双方が認める部分の「事実」掲載という形に落ち着く)ウィキペディアと違い、事実・史実のようなベースが弱いアンサイの記事だからこそ起こる問題点の一つである。

この問題の対処として公式な方針はなく、実質的に「記事の方向性指導権は初版投稿者が優位に持つ」事が暗黙知の一つになっているが強制ではなく、予告なしに全面改稿も可能ではあるが、前述の経験者談のような事態も起こりうるので、なるべく事前喚起が推奨されている。

管理者


ところで、ここで注意するべきことは、日本語版アンサイクロペディアの管理者という立場である。極論を言ってしまえば管理人もまたアマチュアである(別にどこぞのご高名な作家様が運営しているわけでもない)。彼らは正直に言えば、アンサイクロペディアを長く利用し、そこそこユーモアのある記事をかけている上で、管理活動に向いていると判断されたユーザーが任命される。(初期はBC権限を持つユーザーがよさげな人間を任命していたが、立候補制だの、のびた君議論などを経て色々グダグダになった)。

管理者は通常、サーバーなどに関するハード的な面にもタッチできるイメージが強いが、実際は「記事の削除・復活」「迷惑ユーザーのアクセス制限・解除」そしてBCと呼ばれる権限を持つ者だけができる「新たな管理者を任命する権限」、つまりソフト面のみである(ほかにソックパペットを見破るためのCUがあるが、性質上喧々囂々の議論になる上、なんか神がかり的な力と勘違いている一般ユーザーがいたりと、ぶっちゃげ面倒くさいだけの権限であるためここでは割愛)。サーバーが重いからといって何とかしてくれと管理者に伝えて、そこは本家にいるCarlbに言うしかないのである。(ので、鯖が長期間落ちると、英語に流暢な管理者が本家に言って交渉するのはよく見る光景である。)以上のことからアンサイクロペディアの管理者というのは、非常に叩かれやすくまた「俺のユーモアを何でわかってくれないんだよ」ということで、とっても口論になる割と大変な役職である(のに別に何かリターンがあるわけでもない。アンサイクロペディアに対する愛情が求められる)。言い合いになるならまだしも、黎明期では人格否定やら罵詈雑言まで飛ばされたり、何度注意してもまったく気付いてくれなかったりするユーザも多く、挙句名前を変えて別アカウントで書き込んだりして、本当に疲れる。本当に疲れるんだってば。

ほどほどに編集参加したい方へ


このような、管理人には管理人なりの気苦労があるという事情も背景にあるが、削除論議などにおいて管理人等から、見る人の精神衛生を害するような辛辣な発言が散見されるのは事実である。

一方で、存続水準をクリアを越したと判断された記事に対しては放置的、言い方を変えれば包容的な面があるのも確かである。そんなアンサイで、管理人を目指す事も、管理人と干戈を交える事もなく、一編集者としてほどほどに編集に携わっていきたいのであれば、「記事削除や編集差し戻し(リバート)されなければ、大いに喜ぶ」、記事削除や差し戻しされた場合は、真摯に反省しつつも、「管理人は見る目がないな」「こんなサイトにマジになっちゃってどうするの」的な、強いポジティブシンキング思考を持つのも一つの手(条件)である。

編集のコツ



日本語版アンサイクロペディアでの記事執筆のコツを、執筆者なりにまとめると以下の通りである。詳しくはアンサイクロペディア内のヘルプ(馬鹿にならずバカバカしくやる方法)等も参照いただきたい。

  • ユーモアのネタは複数を用意する
     一発芸が飽きられるのは芸人だけではない。
  • 単なる事実の置き換えネタは避ける
    (例:第二次世界大戦で枢軸国が連合国に勝利)- あくまで「パロディ」、つまり事実をいかに曲解するか、まず念頭を置くのが良いだろう。
  • 身内ネタは避ける
     普遍的ネタを好む管理人の傾向がある。有名でないアニメネタなどは避けるべきだろう。
  • 既存記事とのネタ重複は避ける
    普遍ネタ縛りで、ネタ被るなって言われても‥と思いかもしれないが、同じネタ系列の新規記事は「二番煎じ」として管理人から忌み嫌われる代表の一つである。「あああああああああ!」の同ネタ系記事はその最筆頭で、ほぼ確実に即時削除の対象となる。
  • 単なる空想ネタは避ける
     「のびた王国」系空想国家が蔓延した時期があり、管理人が敏感になっている。
  • 空想格言は避ける
     「磯野波平」語録等、空想ネタ同様に蔓延した時期があった。
  • 伏字テンプレート等は避ける
     「禁則事項です」等、こちらも乱発され食あたり気味である。
  • 単なるくだけた表現に終始する記事は避ける
     くだけた表現=ユーモアではない。また、アンサイはあくまでウィキペディアのパロディである事も留意されたい。
  • 記事は短すぎず
     3000バイト以上が目安(約1000文字)。起承転結をひと通り揃えば達成するはずである。
  • 記事は長すぎず
     入門者を中心に勘違いされやすいが、アンサイでは、別に長い記事だから上手いと評価されるわけではないし、歓迎されているわけでもない。余程の出来でない限り、読者の疲労を招くだけである。これは「話の上手い人は要領よくまとめられる人」に通じる話である。アンサイでは文字数換算で、5000バイト程度(1666文字、400字詰原稿用紙約4枚分)で十分、1万バイトでいじめ、2万バイトで拷問と例えている。(これはアンサイに限らず、ウィキペディア等事典や日常会話等広く一般に当てはまる話である。‥と云うこの解説自体が長い。)

アンサイの世界


ウィキペディアのパロディサイトとして発展した、一種のコミュニティともいえるサイトであり、ウィキペディアともニコニコ大百科とも違う、玉石混淆的 独特な印象・世界観のサイトである。詳細は実物をご覧いただくとして、ここでは大まかに記述する。

マスコットキャラクター


アンサイクロペディアでは、「オスカー・ワイルド」を崇拝の対象(語弊はあるがマスコットキャラクター的存在)としている。このオスカー・ワイルドの扱いは英語版での扱いに従ったようで、ウィキペディアの創設者ジミー・ウェールズの存在そのものへのパロディとして祀り上げられたようである。

一方、日本語版独自の崇拝対象にとしては、「ひよこ陛下」が盛んに祀り上げられていた‥‥時期もあったようだが、現在では、アンサイ内での2010年流行語大賞の2位に絡んだオスカー・ワイルドに対し、ひよこ陛下はやや影の薄い存在になっているようだ。

反ウィキペディア主義


実物を見ればまず感じられると思うが、基本的にアンチ的反ウィキペディア路線(風)を全面に打ち出したサイトである。やや度の過ぎたアンチ表現と指摘される事もあるが、この「反ウィキペディア、オスカー・ワイルド、ひよこ陛下」が、アンサイ日本語版の「国旗、国歌、国鳥」的存在だと解釈・是認すべきなのかもしれない。

重い


多言語版と共有の日本国外にあるサーバーのスペック不足のためか、頻繁にサーバーダウンやエラーが発生する。

たいていの場合は数十分で復帰するはずだが、復帰した直後にアンサイクロペディアの情報が1年前の状態に戻るという異例の事態が発生したこともある。これらの現象は、アンサイクロペディア内では、ほぼ常識を通り越してネタ扱いされており、自虐的に「重い」「記憶喪失」などと呼ばれている。なお、日本語版では複数ドメインを持っており(表示する内容は同じ)、接続不調時には別ドメインを経由すると繋がる場合もある。

近年においてはサーバーダウンの問題は解決の兆しが無いどころかますます劣悪なものとなっており、記事の閲覧は可能であるもののいざ編集をかけようとしてもタイムアウトばかり発生していた。2015年現在も記事の閲覧画面は問題なく開くものの、編集画面を開くやいなやホストサーバーからエラー:521(=サーバーダウン)が返されてしまう状態にまで悪化しており、まともに加筆修正が出来ない状況に陥っている。記事総数が停滞している背景にサーバーが常時ダウンしているという重大な問題が絡んでいることは想像に難くないであろう。

コンテスト


執筆意欲喚起や、競争による記事レベル向上目的も兼ねたイベントとして、管理人らによる発案・企画で、コンテストや人気投票が、合わせて年に数回行われている。主な例としては、コンテストは、スポーツなど特定の分野を対象とした新規執筆や改稿・増筆記事のコンテスト。人気投票は、☓☓年流行語大賞や☓☓年十大ニュースなどが挙げられる。

ニコニコ動画系統の記事に付いて


ニコニコ動画という記事自体はアンサイクロペディアにあったり(国の扱い)、一部のネタは箇条書き項目などに細かいディティールとして使われていることはある。
かつて藤崎瑞希や永井先生の記事はアンサイクロペディア内に存在したものの、内輪ネタとして削除されてしまった。これは彼らが一般人であることにも関係しているが、そもそも「インターネットをしていて」「ニコニコ動画を見ていて」「彼らを知っている」ユーザーというのが、非常にマイノリティであることが最大の問題である。

よほどユーモアのある記事で盛り込んでも、元ネタの知名度などの問題点が常に付いて回るため、ニコニコ大百科での記事作成が推奨される。ので、喜び勇んでニコニコ動画の記事を書いて削除されても、凹まないで下さい。
最初に記事を作ろうとしたその意気込みを忘れず、まず新聞を二・三枚めくって、気になる記事に出てくる言葉を面白くならないか考えてみよう。

それでもどうしても俺はニコニコ動画の記事をアンサイクロペディアに盛り込みたい!というならば、相応の社会風刺と文章量でもって管理者をうならせるくらいの気概で行こう。というか、ニコニコ大百科内でもアンサイクロペディアっぽいページはあるので、検索してみるといいだろう。

類似のサービス

  • Wikipedia
  • Chakuwiki
  • はてなキーワード
  • ニコニコ大百科
  • ピクシブ百科事典

関連項目

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カテゴリ:アンサイクロペディア

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