エイワス(とある魔術の禁書目録)とは (エイワスとは) [単語記事]

エイワスとは、『とある魔術の禁書目録』に登場する、謎の存在。科学サイドのトップ、アレイスターの切り札でもある。

概要

「ドラゴン」と呼ばれる学園都市の最重要機密。

ヒューズ＝カザキリを核とし、AIM拡散力場を集合させることで現出した存在。
この製造過程を経て「現出」したものの、これはAIM拡散力場に莫大な負荷をかけ、結果ミサカネットワーク、更には打ち止めへの影響も起こる事となった。

金髪の光り輝くような長身の持ち主。ゆったりとした白い装束を身にまとう。正確な性別など全く分からないが、少なくとも外観の見た目だけなら女性的に見える。
時折言葉にノイズが混じるが、これは「ヘッダが足りない」ために意味を表現できないためとのこと。

アレイスターは彼に「自殺防止機構」のようなものを植え付けたため、彼自身が意識せずとも外敵からの攻撃の一切を防ぐ。これは、一方通行の超能力を力でねじ伏せた上に、更に覚醒した一方通行の黒い翼の力さえも圧倒した。彼の見せた攻撃の詳細については直接食らった一方通行によると、垣根帝督や木原数多のように「すり抜けた」のとも、上条当麻のように「打ち消した」のとも違う、「気付いたらダメージを受けた正体不明」の力と回顧している。
戦闘の後、打ち止めの救済法を求める一方通行が意識を失う直前に、禁書目録という言葉を頼りにロシア、エリザリーナ独立国同盟へ向かう事を勧めた。

変形機能を持つことが窺える上、幾つかの異なる時間軸ではアレイスターの「プラン」の崩壊を示唆している。

その立場故に余り表には出ないが、その性格故にアレイスターと比べて自由奔放っぷりを漂わせる。
割とやりたい放題で一方通行のロシア行きを煽ってみたりして、風斬氷華に脅迫とも言える釘を刺されたが、それによって自身に振りかかる危機も、それを可能とするかも知れない弱い人間にも強い興味を持ち、悠然を楽しむ。超然とし過ぎて、彼にとって塵芥にも等しい人間さえも興味深い対象となっており、三人の主人公にもいち早く注目していたり、一方通行と会話したりしていた。

元ネタはアレイスター＝クローリーに「法の書」の内容を伝えた天使の名前と思われる。