エクソシスターとは、遊戯王OCGに登場するカテゴリーである。英語名は"Exosister"
2021年8月に発売したデッキビルドパック グランド・クリエイターズにて登場。
カード名の由来は「Exorcist(エクソシスト:悪魔祓い)」「Sister(シスター:修道女)」の混成語。
荒廃し自然と一体となった高層建築物があることから、近未来を舞台にしたものと思われる。
登場する少女達は軍服を着用しており、銃やコンポジットボウを模した武器も登場している。
少女たちは『姉妹(スール)の契り』を交わした2人組で行動しており、悪魔と戦う時はエクソシストとした祓うことになる。イレーヌ達は特に過酷な地域派遣され、4人チームの「リリウム」として行動している。
イレーヌにはかつて契りを結んだ『姉』がいたようだが……
エクソシスターのモンスターはレベル4・ランク4,8で構成されており、レベル4のモンスターを2体揃えてランク4をX召喚するのが基本の流れである。だが、共通テキストを見て欲しい。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(固有効果)。
その後、自分フィールドに(特定の「エクソシスター」モンスター)が存在する場合、自分は800LP回復する。
(2):自分・相手の墓地のカードが相手によって墓地から離れた場合に発動できる。
「エクソシスター」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
エクソシスターの特徴は相手によって墓地のカードが離れると、単体でX召喚が可能なのだ。
具体的な例としては
など現環境で例を挙げたらキリが無く、それだけ単体でX召喚する要因が幾つも紛れている。
なお、(1)の効果で参照するモンスターは下表の通り。
| 参照元(参照先) | 参照先(参照元) | |
| 《エクソシスター・エリス》 | ⇔ | 《エクソシスター・ステラ》 |
| 《エクソシスター・イレーヌ》 | ⇔ | 《エクソシスター・ソフィア》 |
| 《エクソシスター・マルファ》 | ⇒ | 《エクソシスター・エリス》 |
これはエリスとステラ、イレーヌとソフィア(、マルファとエリス)がそれぞれ『姉妹』の関係にあたるため。
ランク4モンスターの共通効果は下記の通り。
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「エクソシスター」モンスターを素材としてX召喚に成功した(場合or自分・相手ターン)に(、~を対象として)発動できる。
(固有効果1)
(2):このカードは墓地から特殊召喚されたモンスター(が発動した効果orとの戦闘)では破壊されない。
(3):このカードのX素材を1つ取り除(いてorき、~を対象として)発動できる。
(固有効果2)
まず、(2)の効果で蘇生したモンスターからの破壊耐性も強力だが、(1)の固有効果も除外・互いに蘇生禁止・相手フィールドのモンスター効果無効化・互いに墓地におけるカードの効果の発動禁止と強力な効果がランク4モンスターに備わっている。
基本的に【エクソシスター】は墓地メタのカードを採用することで強みが発揮される。
環境に台頭したのは2022年4月頃。「POWER OF THE ELEMENTS」新カードによる強化もあるが、【スプライト】や【ティアラメンツ】といった環境トップのテーマに対抗出来る強みも持っていた。特に、ティアラメンツは墓地からデッキに戻して融合召喚するため、エクソシスターはその効果を利用してX召喚することで融合モンスターを除外することが可能。
属性も光属性で統一されており、エクストラデッキも《No.39 希望皇ホープ》や《天霆號アーゼウス》といった光属性で統一すれば《御前試合》で複数の属性で戦うスプライトやティアラメンツの動きを封じることが可能だった。
他にも《ディメンション・アトラクター》や《次元の裂け目》で墓地に送るカードを除外するなど、墓地を活用したテーマにとっては天敵となるカードを入れても困らないのがエクソシスターの強みである。
展開自体は《エクソシスター・エリス》《エクソシスター・ステラ》《エクソシスター・マルファ》が担うことになる。
《エクソシスター・エリス/Exosister Elis》
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 500/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「エクソシスター」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
自分フィールドに「エクソシスター・ステラ」が存在する場合、さらに自分は800LP回復する。
(2):自分・相手の墓地のカードが相手によって墓地から離れた場合に発動できる。
「エクソシスター」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
他のモンスターを召喚後、このカードを特殊召喚することになる。
《エクソシスター・ステラ/Exosister Stella》
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 300/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札から「エクソシスター」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「エクソシスター・エリス」が存在する場合、自分は800LP回復する。
(2):自分・相手の墓地のカードが相手によって墓地から離れた場合に発動できる。
「エクソシスター」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
このカードを召喚後、手札から他のモンスターを呼び寄せることになる。
《エクソシスター・イレーヌ/Exosister Irene》
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 400/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から「エクソシスター」カード1枚をデッキの一番下に戻して発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
自分フィールドに「エクソシスター・ソフィア」が存在する場合、さらに自分は800LP回復する。
(2):自分・相手の墓地のカードが相手によって墓地から離れた場合に発動できる。
「エクソシスター」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
汎用カードを引きたい時に(1)の効果を使うと良いだろう。
《エクソシスター・ソフィア/Exosister Sophia》
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 100/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに他の「エクソシスター」モンスターが存在する場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
自分フィールドに「エクソシスター・イレーヌ」が存在する場合、さらに自分は800LP回復する。
(2):自分・相手の墓地のカードが相手によって墓地から離れた場合に発動できる。
「エクソシスター」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
ドロー効果こそあるが、他のモンスターが存在することが条件なので補助的な役割となる。
《エクソシスター・マルファ/Exosister Martha》
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが、存在しない場合またはXモンスターのみの場合に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚し、デッキから「エクソシスター・エリス」1体を特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「エクソシスター」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分・相手のカードが墓地から離れた場合に発動できる。
「エクソシスター」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
「POWER OF THE ELEMENTS」にて登場。
手札から自身を特殊召喚しつつ、デッキからエリスを特殊召喚する効果を持つ。
また、(2)の効果についても、自分で墓地のカードを除外するなどして単体で特殊召喚が可能。
まさに自作自演。
《エクソシスター・ミカエリス/Exosister Mikailis》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守1800
レベル4モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「エクソシスター」モンスターを素材としてこのカードのX召喚に成功した自分・相手ターンに、
相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
(2):このカードは墓地から特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
(3):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「エクソシスター」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
「ミカエル」+「エリス」
(1)の効果は相手フィールド・墓地の除外。
(3)の効果はデッキから「エクソシスター」魔法・罠カードのサーチ
《エクソシスター・カスピテル/Exosister Kaspitell》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2300/守 800
レベル4モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「エクソシスター」モンスターを素材としてX召喚に成功した場合に発動できる。
このターン、お互いに墓地からモンスターを特殊召喚できない。
(2):このカードは墓地から特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
(3):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「エクソシスター」モンスター1体を手札に加える。
「カプジエル」+「ステラ」
(1)の効果は墓地のモンスターの特殊召喚封じ。
(3)の効果はデッキから「エクソシスター」モンスターのサーチ。
《エクソシスター・ジブリーヌ/Exosister Gibrine》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻1400/守2800
レベル4モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「エクソシスター」モンスターを素材としてこのカードのX召喚に成功した自分・相手ターンに、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):このカードは墓地から特殊召喚されたモンスターが発動した効果では破壊されない。
(3):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン中は自分フィールドのXモンスターの攻撃力が800アップする。
「ジブリール」+「イレーヌ」
(1)の効果は相手フィールドの効果モンスターの効果をターン終了時まで無効化。
(3)の効果は自分フィールドのXモンスターの攻撃力上昇。
《エクソシスター・アソフィール/Exosister Asophiel》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2100/守1800
レベル4モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「エクソシスター」モンスターを素材としてX召喚に成功した場合に発動できる。
このターン、お互いに墓地のカードの効果を発動できない。
(2):このカードは墓地から特殊召喚されたモンスターが発動した効果では破壊されない。
(3):このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
「アナエル」+「ソフィア」
(1)の効果はお互いに墓地におけるカード効果の発動封じ。
(3)の効果は相手フィールドのモンスターを手札にバウンス。
《エクソシスターズ・マニフィカ/Exosisters Magnifica》
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/戦士族/攻2800/守2800
ランク4「エクソシスター」Xモンスター×2
このカードは上記のカードをX素材にしたX召喚でのみ特殊召喚できる。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):お互いのターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。
(3):相手が効果を発動した時に発動できる。
このカードがX素材としている自分のXモンスター1体をEXデッキに戻す。
その後、そのモンスターを自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚できる。
X召喚に必要な素材が『2体の「エクソシスター」Xモンスター』というこれまでにない召喚方法である。
(1)の効果は1度のバトルフェイズ中に2回攻撃。
(2)の効果は相手フィールドのカード1枚を選んで除外。
(3)の効果はチェーンを組む効果で、X素材のモンスターをEXデッキに戻し、このモンスターの上に重ねてX召喚する効果。
ちなみに(3)の効果はエクソシスター以外のXモンスターでもX素材にしていればX召喚が可能。
《ゼアル・フィールド》があれば、EXデッキのモンスターをX素材にすることが可能。
《DDD双暁王カリ・ユガ》の場合、X召喚した「瞬間」にターン終了まで(自身を除く)フィールドのカードの無効化・発動不可という強力な制圧効果を発揮することが可能。
エクソシスターに関するニコニコ動画の動画を紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/08(月) 19:00
最終更新:2025/12/08(月) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。