エコノミー症候群 単語


ニコニコ動画でエコノミー症候群の動画を見に行く

エコノミーショウコウグン

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エコノミー症候群とは、

  1. 静脈血栓塞栓症のこと。飛行機のエコノミークラスの座席などで、長時間同じ姿勢を取り続けていると発症することからこう呼ばれている。「エコノミークラス症候群」と呼ばれることが多い。
  2. ニコニコ動画内の動画を、低画質モード(エコノミーモード)で見たとき、通常の再生では見ることができない異常現象が発生する動画や、その現象に対する呼び名。呼び名の由来は1.より。本記事にて記述する。

概要

低画質モード(エコノミーモード)が作動すると、低画質でエンコードされたサーバーに負担の少ない動画が一般会員(無料会員)に対し配信される。このとき、通常は低画質・低音質な動画として再生されるが、ときおり、エンコードが上手くいかずに単なる低画質・低音質ではない別の異常現象が発生してしまうことがある。このような現象は、ニコニコ動画内において「エコノミー症候群」と呼ばれている。どのような異常現象が発生するかに関しては「関連動画」の項目で言及する。

大抵は上記のような意味で使われる言葉であるが、低画質・低音質が激しすぎるだけの動画も、「エコノミー症候群」と呼ばれることがある。

異常現象にはいくつかの種類があるが、組み合わせによっては、エコノミー症候群が発生した動画が、本編とは別な意味で面白くなってしまう場合もある。

プレミアム会員が、低画質モードの状態で動画を見たいときには、動画のURLの一番最後に「?eco=1」を挿入することにより、強制的に低画質モードの状態で再生をすることができる。一般会員が低画質モード時間帯以外のときに低画質モードの状態で動画を見たい時も、同様の方法で可能となる。

 

関連動画(症状別動画紹介)

以下、エコノミー症候群の症状別に動画を紹介する。なお、ここにあげる動画はほんの一例であり、そのほかにもエコノミー症候群の動画は多く存在する。 

症状一覧(目次)


 

速度に関する症状

高速化(映像のみ)

低画質モード再生時、音声は普通に再生されるが、映像が通常再生時よりも高速再生される症状である。 

下の動画は、高速化(映像のみ)の特殊例。動画の一部分の映像のみが高速化される。この例では通常再生時でいうところの1:06~2:20までが高速化される。 

7分10秒からの超高速化

7分9秒までは普通に再生できるが、7分10秒になった瞬間、急に映像が超高速再生され、最後まで超高速再生されると、そのあとは静止画のままとなる。音声だけは通常再生のままとなる。現在、最も流行している症状であるが、なぜ「7分10秒」であるかなど、症状について詳しいことはまだ明らかになっていない。エンコードツールにニコエンコを使用すると、この症状が多く発症するとの証言が、本記事の掲示板で何件か挙がっている。

14分20秒からの超高速化

上記「7分10秒からの超高速化」の特殊例。現象自体は上記の例と変わらないが、超高速化が始まるタイミングが「7分10秒」ではなく「14分20秒」からとなっている。「14分20秒」は「7分10秒」のジャスト2倍の時間であり、「7分10秒」周期で何かがあることを想像させる現象である。

高速化(音声のみ)

上記「高速化(映像のみ)」とは逆に、音声のみが高速再生される症状である。「高速化(映像のみ)」の動画は比較的多く存在するが、この「高速化(音声のみ)」の動画は非常に少ない。

低速化(音声のみ)

低画質モードで再生すると、音声のみがスロー再生となる。映像の方は、普通に再生される。

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映像に関する症状

静止画化

映像が動かなくなり、静止画表示になってしまう症状である。静止画化は、動画の途中で発生することが多いが、特に「7分10秒からの超高速化」の項目と似たような、「7分10秒からの静止画化」という現象も存在するので、原因もそれと似たようなものであるかもしれない。

  • 7分10秒から静止画

  • 7分10秒以外の時間から静止画

上下反転

低画質モードのとき、映像の上下が反転されて表示される症状である。この症状は2007年7月に流行し、2007年7月に投稿された動画以外でこの症状がみられる動画は確認されていない。 

スライドショー化

コマ落ちが激しすぎて、スライドショーのようになる。 

映像が異なるシーンがある

低画質モード再生時と、通常再生時で映像が異なるシーンがある。

左:1:16~1:18の映像 / 右:0:00~0:10の映像

映像がずれる

最初は通常に再生されるが、少し経つと映像だけ冒頭の箇所に戻り、その後も映像だけずれたまま再生される。

アスペクト比が異なる

低画質モード再生時と、通常再生時でアスペクト比が異なる。

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画質悪化に関する症状

ピンク画像化

動画画面がピンク色になる症状である。サムネイルの選び方によっては、サムネイルもピンク色になる。2007年11月あたりから大流行しはじめ、現在ではすこし落ち着いたものの、ときどきこの症状になる動画が見られる。この症状が発生する人気がある動画には、わざわざ低画質モードでないときもピンク画像化になるような動画がアップロードされる場合もある。

変な縞模様

動画に、気持ち悪い変な模様が浮かび上がる症状である。慣れていない人が見ると抵抗があるかも。閲覧注意!

その他の特殊な画質悪化

左:縞模様のノイズ(0:29以降) / 右:歪みある画質になる

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音声に関する症状

音声が「ザー」というノイズのみになる

音声が、テレビのスノーノイズ(通称「砂嵐」)のときに出るような雑音に変わってしまう症状である。

左右の音声出力が逆になる

低画質モードの時と、そうでないときで、左右の音声出力が逆転する現象である。下の動画は、通常は左から松岡修造、右からバトルドームの音声が聞こえるが、低画質モードで視聴した時は、左からバトルドーム、右から松岡修造の音声が聞こえる。

逆エコノミー症候群

低画質モードで再生したときだけ「音声あり」となり、通常再生時は「無音」となる。低画質モードの方が逆に正常に再生できてしまうという、「逆エコノミー症候群」とでも呼べるような症状である。

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再生時間に関する症状

再生時間短縮

高速化などの現象がないにもかかわらず、再生時間だけが短くなり、中途半端なところで動画が突如終わってしまう症状である。流行時期などはなく、コンスタントに発生している。 

再生時間が1秒になってしまう

再生時間短縮の特殊例。低画質モード再生時は、映像は真っ暗、音声は無音、再生時間は1秒になる。

再生時間倍増(音ありの後に音なしが続く)

一度、音声ありで通常再生された後、今度は音声なしで同じ動画が再生される。そのため、再生時間は二倍になる。

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その他の症状

自動ループしない

通常再生だと自動ループするようになっている動画であるが、低画質モードの場合、自動ループが小刻みに何度も発生してしまう。

シークバーを操作すると最初まで巻き戻される

通常再生時は普通にシークバーを操作可能であるが、低画質モードの場合、シークバーを操作すると動画の一番最初に強制的に戻されてしまう。

動画終了後その動画の音声が再度流れる不思議現象が発動しない

通常再生時は、動画を一度最後まで見終わった後に、その動画の音声だけがもう一度冒頭から流れ始めるという不思議現象が発動する。しかし、低画質モードの場合、その不思議現象が発動せず普通に動画が終了する。

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関連項目

  • 低画質モード
  • エコノミー回避
  • エコノミーの本気
  • ニコニコ七不思議
  • ?eco=1

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