エリスは冥王星以遠の軌道を巡っている太陽系の天体のひとつ。準惑星の分類に入れられ、大きさは冥王星よりも大きい。
発見されたのは2005年のことだが、発見のきっかけとなった画像は2003年に撮影されたもの。そのため発見当時は2003UB313の仮符号で呼ばれた。冥王星よりも大きな天体であると予想された事から当時は「すわ太陽系第10番惑星発見か?!」と大きな話題となった。
翌2006年8月、国際天文学連合の総会の決議により、冥王星、ケレスと共に、新たに定義された「準惑星」のカテゴリに入れられ、翌9月、正式に「エリス」と命名される。
名前の由来はギリシア神話の不和と争いの女神エリスからで、これはこの天体が発見された事で天文学者の間で巻き起こった惑星の定義を巡る論争を暗喩している。この論争が最終的に新カテゴリである準惑星の制定とこれに伴う冥王星の惑星からの除外のきっかけとなったのである。
エリスの直径は約2500kmで冥王星よりやや大きいとされる。表面はメタンの氷で覆われていると考えられていてその点は冥王星に似ている。
衛星が一つ存在しており、名前はディスノミア。由来は女神エリスの娘からで、意味するところは「無法状態」
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最終更新:2024/04/28(日) 22:00
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