エヴァンゲリオンレーシングとは (エヴェンゲリオンレーシングとは) [単語記事]

エヴァンゲリオンRT初号機 apr カローラとは、自動車レース・SUPER GT・300クラスに参戦しているであるレースカーである。
英字表記は「EVANGELION RT TEST TYPE-01 apr COROLLA」。
ドライバーは嵯峨宏紀、松浦孝亮。

ベース車両はカローラ・アクシオであるが、エンジンや車両の基本的な部分は2008年まで走行させていたMR-Sと同じである。

概要

aprでは、かねてよりキャラクターグッズ作成などを行う株式会社RUN'Aと提携し、出場させている２台の内１台をディズニーアニメの「トイ・ストーリー」や、「カーズ」などをモチーフにした車両で走らせていた。

2010年は開幕当初、31号車はPanasonicのスポンサーで至って普通のデザインで出場していたが、第３戦より、突如「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションを発表。31号車は車両名を「エヴァンゲリオンRT初号機 apr カローラ」とし、エントラント名も「エヴァンゲリオンレーシング with Tame RUN'A」と改め、チームHPを開設してエヴァンゲリオンカラーのマシンで出場する事を表明した。

マシンのカラーリングは初号機をモチーフにしており、ヘッドライトは目の形状に合わせたマスキングが施されている。
紫色のマシンはサーキットでも異彩を放ち、目立つ存在である。
スカパー！の中継などでも、ピットインの場面で実況の下田氏に度々「エントリープラグ」「リフトオフ」などと、作中の言葉を引用されて紹介されている。

ドライビングスーツはシンジのプラグスーツをモデルにしており、ユニフォームはオペレーションスタッフの制服、レースクイーン３名はそれぞれ綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレー、真希波・マリ・イラストリアスの役をやっている。

2010年シーズンは第５戦、スポーツランドSUGOで予選１回目位を２位で通過し、スーパーラップでも２位を獲得。
決勝では惜しくも一つ順位を落とし、３位となったが、初の表彰台を獲得した。

第７戦の富士スピードウェイ戦では、サーキットのビジョンに予選日の夜は「新劇場版・序」を、決勝日の夜に「破」を上映する予定である。

「エヴァンゲリオンレーシング」としては、ロードレース（バイク）でも８耐に参戦している。