エースコンバットシリーズの登場機体 単語

エースコンバットシリーズノトウジョウキタイ

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エースコンバットシリーズに登場する機体について、主に性能や、各作品またはシリーズ全体での扱われ方をこの記事で紹介する。
初代や2などで型が明記されていなかった機体は、その機体シリーズで一般的と思われるもの(例えば、F-4ならF-4E、F-14ならF-14A)として扱う。<>内は3で架空機として登場した時の名称を表す。

※以下、一部ネタバレが含まれているので未プレイ者は閲覧注意。

プレイヤーが使用できる機体

これまでにプレイヤー機として登場してきた機体は全部で90機。ただし、3のサントラ特典でのみ使用できるX-49は除く。

登場機体表

  • ◎:主役機
  • ○:使用可能
  • △:敵としてのみ登場
機体名 初代 2 3 04 5 ZERO X 6 X2
A-4
A-6E
EA-6B
A-10A
YA-10B
EF-2000
F-1
F-4E
F-4G
F-4X
F-5E
F-20A
X-29A
YF-12A
F-14A
F-14B
F-14D
F-15C
F-15E
F-15S/MTD
F-15ACTIVE
F-16C
F-16C ブロック60
F-16XL
AFTI/F-16 CCV
F-2A
F/A-18C
F/A-18E
F/A-18F
EA-18G
F-22
FB-22
YF-23A
F-35C
F-117A
J-35J
JA-37
JAS-39C
MiG-21bis
MiG-21-93
MiG-29
MiG-31
MiG-31M
MiG-1.44
Su-25
Su-27
Su-32
Su-33
Su-35
Su-37
Su-47
S-32
X-32
クフィルC7
トーネードGR.1
トーネードGR.4
トーネードF2
トーネードF3
トーネードECR
ミラージュ2000C
ミラージュ2000D
ミラージュ2000-5
ラファールB
ラファールC
ラファールM
ホーク
A6M5
F6F-5
ボーイング747-200B
ADF-01
ADFX-01
XFA-24A
XFA-27
XFA-36A
CFA-44
GAF-1
XR-45
YR-99
R-101
R-102
R-103
R-201
R-211
YR-302
R-311
XR-900
UI-4054
X-02
フェンリア
R-352

実在機

ジェット戦闘機・攻撃機・多目的戦闘機

  • A-4 スカイホーク
    2で最初から使用できる小型攻撃機。低性能だが安定性だけが妙に高い。
  • A-6系
    • A-6E イントルーダー
      序盤の純粋な攻撃機として登場する。A-10を一回り抑えたような性能をしている。
    • EA-6B プラウラー
      A-6の電子戦機型。ECMPを装備する。性能のバランスは取れているが、特殊兵装の搭載量が少なく、戦闘機としても攻撃機としても中途半端。
      • 主な搭乗者
        • シュネー隊
  • A-10系
    • A-10A サンダーボルトII
      3を除く全ての作品に登場する。攻撃機の中でも最も対地攻撃に特化した性能を持つ機体。
      被弾を前提にした頑丈なボディ、低速での優れた旋回性能、兵器搭載量の高さ、30mm機関砲アヴェンジャーなどの実際の特徴はゲームにも反映されている。安定性と耐久力がとても高く、特に耐久力に関しては全機体中最高。安定性の高さ故ヨーは利きやすく、100mile未満の超低速飛行が可能。特殊兵装の搭載量にも優れており、XAGMやFAEBによる圧倒的な火力で地上部隊を短時間で撃滅できる。作品によっては機銃の威力と連射性能が他の機体より強化されていることも。比較的早めに使用できる機体であるにも拘わらず、総合的な対地攻撃力は最高であることが多い。
      その一方で欠点も多い機体であり、速度はシリーズを通して最も遅い。そのため迅速な行動と対空戦闘が苦手であり、せっかくの対地攻撃力が活かせないこともある。また、難易度ACEではミサイル1発で撃墜されるほどプレイヤー機の耐久力が激減してしまうので、A-10の利点が潰されてしまっている。
      X2でエース機として出現する時は、機体性能を無視した高いスピードを発揮する。
      基本カラーは灰色か、サメのノーズアートを施した緑の迷彩色のどちらかである。
      • 主な搭乗者
        • ダニエル・オルマ
    • YA-10B
      5にのみ登場。速度の遅さは相変わらずだが、機動性がかなり強化されている。5で唯一FAEBを装備している。
  • EF-2000 タイフーン <EF-2000E タイフーンII>
    シリーズでも数少ない皆勤機体の1つ。後半に登場するデルタ翼戦闘機。
    04まではEF-2000と表記されていたが、5以降はTyphoonとなっている。
    基本的に高性能機体であり、対空攻撃力はF-15などを上回る。特殊兵装はXLAAが主力。初代と2では「耐久力が低い」という特徴があった。3では一番最初に使用できる機体であるが、それだけに性能は低い。
    基本カラーは白。ロト隊カラーは人気が高い。XとX2では初代のスカーフェイスカラーが使用できる。
    • 主な搭乗者
      • SARF
        • エーリッヒ・イェーガー/エリック
        • フィオナ・クリス・フィッツジェラルド/フィー
      • メビウス中隊
      • ロト隊
        • デトレフ・フレイジャー/ストルツ/ロト1
  • F-1
    序盤に登場する攻撃機。アフターバーナーが使えるので、ある程度は素早い行動ができる。
  • F-4系
    • F-4E ファントムII
      最も多くの作品で初期機体として登場している。シリーズを通してプレイしている人には何かとお世話になる機体。特に初期機体であることが強調されているのは04で、「張り子の基地」でこの機体を使うとメビウス1の発艦ムービーを見ることができる。またXの序盤ではグリフィス隊の全てのパイロットがこの機体を使用している。
      大型機のため機動性が低く、ドッグファイトではやや苦戦することがある。その代わり速度と耐久力がやや高め。ベトナム戦争でナパーム爆弾を使用したのが有名で、NPBが主力武器である。
      旧式機体なので3で登場するには無理があったが、6ではなぜか敵専用機にされ、プレイヤー機としては使用できなくなった。
      ちなみに、実際はF-4Eは空軍仕様の戦闘機なので艦載機ではない。
      • 主な搭乗者
        • メビウス1
        • ディトリッヒ・ケラーマン/ラントヴィルト/ズィルバー1
        • グリフィス隊
          • グリフィス1
    • F-4G ファントムIIワイルド・ウィーゼル
      5にのみ登場する、F-4のSEAD(敵防空網制圧)機。5では唯一LAGMを装備する。本来機銃は取り外されている機体だが、ゲーム中ではハードポイントに機銃を外付けしている。
      OPムービーと最初の2ミッションでバートレットがこの機体を使用する。「開戦」のミッション終了後には、敵艦船から発射されたミサイルからナガセ機を庇って撃墜されるが、バートレットは脱出。
      • 主な搭乗者
        • ジャック・バートレット/ハートブレイク・ワン
    • F-4X
      F-4G同じく5にのみ登場する。F-4の偵察機型で、速度に優れており、対空攻撃力は中盤の戦闘機に匹敵する。
  • F-5系
    • F-5E タイガーII
      序盤の戦闘機であり、5とZEROでは初期機体として登場する。
      当然ながら性能は低いがバランスはよく、安定性が高いため扱いやすい。
      5では最初の4ミッションでブレイズ達がこの機体を使用することになる。
      • 主な搭乗者
        • ウォードッグ隊
          • ブレイズ
          • ケイ・ナガセ/エッジ
          • アルヴィン・H・ダヴェンポート/チョッパー
          • ハンス・グリム/アーチャー
    • F-20A タイガーシャーク
      日本では「エリア88」で知名度が高い機体。5からようやく使用できるようになった。
      F-5Eから一回り性能が向上しており、総合的にはF-16Cと同等。
    • X-29A
      前進翼が最大の特徴の機体。厳密にはF-5の派生機ではないが、F-5の前半部分を流用しており、5ではF-5系統の機体として扱われている。
      見た目の通り機動性が高く、安定性は低い。QAAMが主力武器。
      基本カラーは2を除いて灰色で、スペシャルカラーは実際の実験機と同じ塗装の白基調のトリコロールカラーである。
  • YF-12A <RF-12A2 ブラックバード>
    3の「Stratosphere」で、R-531迎撃任務のためにプレイヤーがこの機体を使用する。
    高高度制空用の迎撃機なので、速度は他の機体を凌駕する。その代わり機動性は低く、高高度での運用も相俟って扱いが難しい。
    • 主な搭乗者
      • GRDF
        • NEMO
  • F-14系
    ご存知の通り、「トップガン」や「アフターバーナー」などで既に高い人気と知名度を確立している可変翼戦闘機。
    3機の派生機が登場しているが、性能や扱われ方は大体同じ。中盤に使用可能になり、対空攻撃力が高い。実際に、特徴的な長距離対空ミサイルAIM-54を装備するのでXLAAが主力武器である。速度は後半の機体にも引けを取らないほど高く、XLAAの他にSAAMも使用できるので長距離攻撃が得意。反面、本来はドッグファイトを主目的とする機体ではないので、機動性はあまり高くない。シリーズでは対地攻撃が苦手であるのも特徴になっている。6ではとにかく特殊兵装に恵まれておらず、XLAAは誘導性能の低下で存在価値が薄れ、SAAMは誘導範囲が狭まり、GPBは敵の数が多い6では有効な武器ではないため、使い勝手の悪い機体になっている。
    人気機体故にシリーズには欠かせない存在でメジャーな機体であるが、旧式戦闘機のためか3では登場できなかった。
    基本カラーは灰色で、敵機カラーはアグレッサー模様が多い。桜吹雪カラーは5で初めて登場し、Xから恒例になった。
    • F-14A トムキャット
      5では主役機である。ウォードッグ(ラーズグリーズ)隊以外にも、後に僚機となるスノーや「ACES」でブレイズ達とは別行動を取るバートレットもこの機体を愛用している。
      ラーズグリーズカラーは機体全体を黒に塗装したもので、F-14A以外にも全ての機体がこのカラーリングを使用でき、6のDLCでも可能。
      • 主な搭乗者
        • Z.O.E.
        • ウォードッグ(ラーズグリーズ)隊
          • ブレイズ
          • ケイ・ナガセ/エッジ
          • アルヴィン・H・ダヴェンポート/チョッパー
          • ハンス・グリム/アーチャー
          • マーカス・スノー/ソーズマン
        • ジャック・バートレット/ハートブレイク・ワン
    • F-14B ボムキャット
      5にのみ登場。特殊兵装はGPBで攻撃機としての性格が強められているが、対空戦闘もこなせる。
    • F-14D スーパートムキャット
      ZERO以降の作品ではA型からこの機体へ置き換わっている。基本カラーが灰色ではなくアグレッサー塗装であることもしばしば。ZEROではこの機体のみラーズグリーズカラーが使用できる。
      • 主な搭乗者
        • シュネー隊
          • エリッヒ・ヒレンベランド/フェニックス/シュネー1
        • ジャック・バートレット/ハートブレイク・ワン
  • F-15系
    フライトシューティングゲームでの登場頻度が高い機体群であるだけに、シリーズの全ての作品でいずれかの機体が使用できる。
    F-15系統の機体は大きく分けて、通常の量産型のものとカナード翼付きの実験機型のものが存在する。2と3では普通のF-15がプレイヤー機として使えず、これはフライトシューティングゲームとしては珍しい。カナード翼付きのF-15は6を除く2以降の作品で登場しており、シリーズでは当たり前となっている。
    • F-15C イーグル
      一般的な知名度が最も高い部類に入る、戦闘機の代名詞とも言える機体。
      中盤の高い対空攻撃力を持つ機体として扱われている。速度に優れていて、その他の性能もバランスが取れている。対地攻撃力は高くないが、UGBを装備すればそれほど問題にはならない。
      ZEROで主役機の座を獲得し、サイファーとピクシーの愛機として活躍する。ゲーム中ではムービー中にサイファーが乗るF-15Cの写真が写っていたり、ピクシー機はF-15Cから変更不可能であるなど、主役機として強調されている。サイファー機は主翼と水平尾翼の先を青色で塗装したカラーリングで、ピクシー機は右側の主翼を赤色で塗装している。ピクシー機のカラーリングは、(ファンにはもはや説明不要だが)片方の主翼を失いつつも任務を成功させ、無事に基地へ帰還したという話が由来である。ちなみに、04での基本カラーはサイファーカラーのような塗装をしている。
      X以降の作品ではE型に置き換わってしまったようで、ZEROを最後にC型は登場していない。
      • 主な搭乗者
        • ガルム隊
          • サイファー/ガルム1
          • ラリー・フォルク/ピクシー/ガルム2
    • F-15E ストライクイーグル
      戦闘爆撃機型のF-15。04以降全ての作品に登場する。
      後半に使用できるようになる機体で、全体的に性能はC型より上。対地攻撃力と搭載量に優れており、大規模ミッションに十分対応できる。対空特殊兵装を装備すれば戦闘機としても強力な機体になる。強いて欠点を挙げれば、同時期に購入できる機体と比べると機動性は高くないことぐらい。
      6では主役機に抜擢された。大規模ミッションの多い6でこの機体はかなり優秀な機体であると言える。
      • 主な搭乗者
        • ガルーダ隊
          • タリズマン/ガルーダ1
          • マーカス・ランパート/シャムロック/ガルーダ2
    • F-15S/MTD <F-15S/MT イーグルプラス>
      推力偏向ノズルとカナード翼を持つ実験機のF-15。マニアックな機体のはずだが、シリーズでは人気機体であり、登場回数が多い。
      追加された機構はそれぞれ機動性、安定性に関わっているようで、この2つの性能のどちらも高くて扱いやすい機体である。終盤に登場するだけにF-22に次ぐ対空攻撃力を持つが、前述の性能がF-22のものを上回ることもあり、作品によっては体感的にF-22より強かったりもする。
      敵のエース部隊がこの機体を使用することが多い。3ではゼネラルリソースの機体として登場しているが、推力偏向ノズルはない。
      基本カラーは藍色か白のどちらか。スペシャルカラーで実在するNASAの実験機カラーが使用できる。
      • 主な搭乗者
        • Z.O.E.
        • アビサル・ディジョン/アビス
        • グラーバク隊(8492飛行隊)
          • アシュレイ・ベルニッツ/グラーバク1
        • ソーサラー隊
          • アンソニー・パーマー/ベディビア/ソーサラー1
        • ミヒャエル・ハイメロート/オヴニル1
    • F-15ACTIVE
      04にのみ登場。F-15S/MTDの2次元推力偏向ノズルを3次元にしたもの。それ以外はほとんど同じ。
  • F-16系
    全ての作品に必ず登場している。
    • F-16C ファイティングファルコン
      実際にベストセラー戦闘機であるだけに、シリーズにも欠かせない機体の1つ。3以外の全ての作品に登場し、比較的序盤に使用できる。6では初期機体を務める。
      性能バランスがよく、対地攻撃も得意でありこれといった欠点はない。限りなく多目的戦闘機に近い戦闘機である。
      シリーズを通して僚機ではない味方機がこの機体を使用することが多い。PJの愛機として有名であり、劇中では最後までこの機体を使い続けた。PJ機の胴体部分をよく見ると白のハートマークが描かれている。
      • 主な搭乗者
        • クロウ隊
          • パトリック・ジェームズ・ベケット/PJ/クロウ3→ガルム2
        • ズィルバー隊
    • F-16C ブロック60
      5にのみ登場。コンフォーマルタンクが追加されている。F-16Cよりも対空攻撃力が向上。
    • F-16XL <F-16XA セイカーファルコン>
      ダブルデルタ翼のF-16で戦闘爆撃機。3ではゼネラルリソースの機体。
      対地攻撃力に優れており、特殊兵装はXAGMが主力。他にはBDSPやSAAMを装備する。
      • 主な搭乗者
        • キース・ブライアン/マッドキャップ
        • ウィザード隊
    • AFTI/F-16 CCV <F-16XF、F-16XFU>
      3にのみ架空機として登場。カナード翼を持つ。ゼネラルリソースの機体であり、プレイヤーはUPEOに支給されたものを使用する。
    • F-2A バイパーゼロ
      04以降の作品では必ず登場する。F-16を基にした機体なので、5ではF-16系統の機体として扱われている。
      全体的に高性能であり、対空ミッションでも対地ミッションでも活躍できる。LASMが主力武器であり、実際に対艦攻撃が得意であることを再現している。
  • F/A-18系
    全ての作品に必ず登場している、多目的戦闘機の代表格。各作品ごとの機体の登場タイミングはまちまちで、大抵は序盤か中盤だが、終盤に登場することもある。
    性能バランスはよく、かつ平均的。LASMを装備することが多い。EA-18Gが登場しない場合はその作品に登場している機体がECMPを装備する。
    F-16Cと同様、味方機の使用頻度が高い。プレイヤー機ではC型かE型が主に登場する。D型は2で敵機としてのみ登場。
    • F/A-18C ホーネット
      C型は序盤に登場することが多い。性能はあまり高くはない。
      • 主な搭乗者
        • グリューン隊
          • ベルンハルト・シュミッド/ラオディー/グリューン1
        • ジョシュア・ブリストー/ルーカン/ウィザード1
    • F/A-18E スーパーホーネット <F/A-18I、F/A-18U ホーネットADV>
      E型は中盤か終盤に登場する。3ではゼネラルリソースの機体であり、F-16XFUと同様にプレイヤーはUPEO機のものを使用する。
      • 主な搭乗者
        • Z.O.E.
        • SARF
          • エーリッヒ・イェーガー/エリック
          • フィオナ・クリス・フィッツジェラルド/フィー
        • ミロシュ・スレイマニ
    • F/A-18F スーパーホーネット
      6にのみ登場。E型の複座型。
    • EA-18G グラウラー
      F/A-18の電子戦機型。終盤に登場する機体であり基本性能は高いが、特殊兵装の搭載量が少ないのが大きな欠点。
  • F-22系
    • F-22 ラプター <F-22C ラプターII>
      エースコンバットシリーズを象徴する機体と言っても過言ではない、最新鋭最強のステルス戦闘機。
      全ての作品に登場するのは当たり前で、これまでに複数回主役機にされてきた。中でも04のメビウス1が最も有名であり、ファンの間ではF-22と言えばメビウス1というイメージが付くほど。他にもスカーフェイス1(初代)やグリフィス1の愛機にされており、OPムービーなどでそれが強調されている。実際に最強の戦闘機として有名であり、シリーズでの扱われ方も相俟って、ファンの間では絶大な人気を誇る。
      基本的に実在機最強機体であり、全ての性能が高い。同等の性能を持つSu-37やSu-47と比べると機動性は若干引けを取るが、安定性は最高クラスなので操作性はかなりよい。主力となる特殊兵装はXMAAであり、その搭載量は実在機中では最も多い。対エース戦よりも複数の敵機を相手にするミッションを得意としている。特に6では出現する敵の数が多く、XMAAが大幅に強化されているため、その強さを実感しやすい。対地用にはGPBかSODを装備する。
      基本カラーは実際のものと同じ。作品によってはYF-22のものも使用できる。04では通常よりも水色が濃いメビウスカラーが基本になっており、5以降ではスペシャルカラーとして必ず登場する。また、6のDLCでは速度、機動性、対空攻撃力を極限まで高めた凶悪な性能となる。その代わり耐久力は最低レベルであるので、上級者向けのカラーリングである。
      ちなみに、初代と2のものはエアブレーキが付いているので、正確にはYF-22がモデルである。また、5とZEROでは実際にそうなったように名称がF/A-22Aに一時的に変更された。F-22Aと表記されることが多いが、現在ではAを省略するのが正しい。
      • 主な搭乗者
        • スカーフェイス1(初代)
        • Z.O.E.
        • アビサル・ディジョン/アビス
        • メビウス中隊
          • メビウス1
        • グリフィス1
        • アンタレス
    • FB-22 CONCEPT
      F-22の攻撃機型。実在の攻撃機の中では最高の対地攻撃力を持つ。特殊兵装は全て対地用だが、基本性能が高いので並みの戦闘機より対空戦闘は強い。SODが主力武器。癖の強いものが多い攻撃機の中では珍しく弱点が全くない機体である。
  • YF-23A ブラックウィドウ
    F-22クラスの機体に次ぐ対空攻撃力を持つステルス戦闘機。初代と2では速度に優れる機体として描かれている。
    2では、派手で特徴的なカラーリングを持つ4機のコマンド機Fox Force Fourとしても登場している。
    • 主な搭乗者
      • ウィザード隊
        • ジョシュア・ブリストー/ルーカン/ウィザード1
  • F-35C ライトニングII
    後半に登場する多目的戦闘機。LASM、SODを装備するので、対艦攻撃ミッションで特に有効な機体。
    実際はC型には機銃は搭載されていない。
  • F-117A ナイトホーク <A/F-117X NAVホーク>
    ステルス機として有名な機体。目立って取り上げられる場面は多くないが、全ての作品に登場する皆勤機体でもある。
    性能はA-10とほとんど同じで、対地攻撃に特化している。実際には精密誘導爆弾による精密爆撃を数多く行った機体であり、そのため主力となる特殊兵装はGPBである。作品によってはQAAMを装備することも。
    この機体に限ったことではないがシリーズではステルス性の恩恵を感じにくく、あまりステルス機としての活躍は見込めない。さらに、搭載量の低い機体であることを再現しているのか、通常ミサイルの数はかなり少なく、大規模ミッションでは弾切れを起こしやすい。また、A-10と同じく速度が遅い、難易度ACEでは耐久力の高さが無意味になるという欠点もある。最も扱いがひどいのは初代で、ほぼ全ての性能が最低という超低性能機体にされている。使い勝手が悪く、シリーズを通して上級者向けである。
    3ではゼネラルルートの「Target Acquisition」で、この機体を使って偵察を行う。また、UPEOルートの「Ghosts Of The Past」ではこの機体を追跡して敵基地を捜索する。
    基本カラーは黒。他には俗にデイホークと呼ばれる昼間専用の灰色塗装、灰・茶・緑の迷彩色、牛柄があり、これらはよく登場する。
    ちなみに、実際は機銃を装備していない。また、ゲーム中に機体下部を見ると、ウェポンベイが増えている。
    • 主な搭乗者
      • GRDF
        • NEMO
  • J-35J ドラケン
    F-4Eぐらいの性能を持つダブルデルタ翼機。
    ZEROのエスパーダ機として出現する時は、序盤の機体とは思えない機動性を発揮する。
    • 主な搭乗者
      • アルベルト・ロペズ/トレーロ/エスパーダ1
  • JA-37 ビゲン
    XとX2で登場。小型機なので速度と機動性に優れる。
  • JAS-39C グリペン
    高機動な小型の多目的戦闘機。シリーズに登場する機体の中では最小クラス。初代と2では特に機動性の高さが強調されている。
    J-35JとJA-37もだが、初代と2では「SF-○○」と表記されている。
    整備されていない道路にも着陸できるSTOL機であり、ゲーム中では小さな滑走路から出現することが多い。2の「敵制圧都市攻撃」では高速道路から出撃する本機を見ることができる。
    • 主な搭乗者
      • インディゴ隊
        • デミトリ・ハインリッヒ/バローン/インディゴ1
  • MiG-21系
    • MiG-21bis フィッシュベット
      序盤の戦闘機。若干高めの速度を持つが、総合的にはF-5Eぐらいの性能である。ZEROでは頻繁に敵機として登場する。
      ZEROの「B7R制空戦」のマーセナリー時では、おやじさんがこの機体でベルカから逃亡を計り、B7Rに逃げ込む。撃墜する、もしくは難易度ACE時にグラーバク1に撃墜されるとピクシーから専用の台詞が入る。
      • 主な搭乗者
        • ウォルフガング・ブフナー/フッケバイン
    • MiG-21-93 フィッシュベット
      MiG-21の近代改修型。5ではMiG-21とは思えないほど高性能。
      5のスペシャルカラーは、ZEROではおやじさんが乗る機体のカラーとなった。
  • MiG-29 ファルクラム <MiG-33 ファルクラムSS>
    F-16Cのライバル機とも言える、中型の局地戦闘機。F-16Cとほぼ同時に登場し、性能もほとんど同じ。こちらの方が少しだけ機動性が高く、安定性が低い。
    シリーズを通して敵機として登場することが多い。3ではUPEOのオリジナルの戦闘機である。型が明記される時はA型となっている。
    3にも登場しているので、本来なら数少ない皆勤機体のままであるはずだった。しかし、6の登場機体の大量リストラに巻き込まれ、残念ながら皆勤ではなくなってしまった。
    • 主な搭乗者
      • ファリド・ガビリア
  • MiG-31系
    • MiG-31 フォックスハウンド
      実用的な戦闘機の中では最高の速度を持つ大型迎撃戦闘機。中盤に登場する機体で、F-14やF-15などと同時に使用できるようになる。
      隠し機体を含む全機体中ぶっちぎりで高い速度を誇る。最高速と加速性能の高さは特別であり、他の機体では出せないような速度を出すことが可能。さらにはミサイルよりも速いこともある。耐久力も戦闘機の中ではトップクラス。反面機動性は性能よりも低く、ドッグファイトは苦手。また速度の高さが災いして減速しづらく、地上攻撃も苦手である。使いこなすにはある程度の慣れが必要。特殊兵装はSAAMかXLAAなので、高い速度と合わせた遠距離攻撃や一撃離脱戦法に向いている。
      • 主な搭乗者
        • シュヴァルツェ隊
          • ドミニク・ズボフ/トート/シュヴァルツェリーダー
        • ファリド・ガビリア
    • MiG-31M フォックスハウンドB
      5にのみ登場する改良型のMiG-31。速度は変わらないが、機動性が向上している。
  • MiG-1.44 フラットパック
    実在機の中では最強の多目的戦闘機。対空ミッションでも対地ミッションでも大きな戦果を上げることができる。
    特筆すべきは機動性の高さで、5やXでもSu-37やSu-47をも上回っている。また、これらの機体にも全く引けを取らない対空攻撃力を持つ。安定性がやや低いのが唯一の欠点。
    5でハミルトン機やネームド機として登場した時は、ヘッドオン時でなければ撃墜がとても困難なほど凄まじい機動性を見せつける。
    • 主な搭乗者
      • アレン・C・ハミルトン
      • ミロシュ・スレイマニ
  • Su-25 フロッグフット
    2にのみ登場。実際にA-10を意識して開発された機体なので、性能はA-10とほぼ同じ。
  • Su-27系
    所謂フランカーシリーズ。これまでに複数の派生機が登場しており、特にカナード翼付きのフランカーはシリーズには欠かせない機体であり、どの作品でも必ず使用できる。
    ルーキーからエースまで、敵側のパイロットが使用することがとても多い。
    • Su-27 フランカー
      実はこの機体が初めて使用できた作品は5と意外に遅い。初代でも名前は挙がっているが、カナード翼が付いているので本当はSu-27ではない。恐らくSu-27KやSu-27M(つまりSu-33やSu-35)などのつもりだったと思われる。また、シリーズとは関係ないが同様の現象はサイドワインダーFにも起こっている。
      性能は使い勝手も含めてF-15Cとほとんど同じ。機動性の高さはまだこの機体では感じにくい。初代では唯一全ての性能が普通以上の機体。
      • 主な搭乗者
        • トーリャ・キリアコフ
    • Su-32 ストライクフランカー
      戦闘爆撃機型のフランカー。この機体の登場作品は少ない。搭載量が高く、対地攻撃力に優れる。
    • Su-33 シーフランカー
      6にのみ登場する艦上戦闘機型のフランカー。中盤の機体であり、性能はSu-27ぐらいのレベル。
      全編通してシュトリゴン隊がこの機体を扱う。
      • 主な搭乗者
        • シュトリゴン隊
          • ヴィクトル・ヴォイチェク/シュトリゴンリーダー
          • イリヤ・パステルナーク/シュトリゴン2
          • トーシャ・ミジャシク/シュトリゴン12
    • Su-35 スーパーフランカー
      パッケージやOP・EDムービーから分かる通り、2の主役として目立っていた機体。
      2では全機体中トップクラスの性能を持つ。04や5でもSu-37ほどではないが、かなりの高性能。
      見た目も性能もほとんど同じなので、ZEROからはSu-37に置き換わり、それ以降は登場していない。
      • 主な搭乗者
        • スカーフェイス1(2)
        • オヴニル隊
          • ミヒャエル・ハイメロート/オヴニル1
    • Su-37 ターミネーター <Su-37 スーパーフランカー>
      最強のフランカーであり、エースコンバットシリーズで非常に高い人気と知名度を確立した機体。
      2では敵機のみの登場という地味なものだったが、3では一気に主役機となった。そして、04ではメビウス1のライバル黄色の13の機体として有名になり、本来の主役機であるF-22とほとんど同じように優遇された。その後の作品にも登場するが、6ではなぜかハブられてしまった。これに怒りを覚えたファンは少なくはない。
      3を除き全ての登場作品で、実在機ではF-22と並ぶ最強スペックを持つ。特に速度と機動性はトップクラスであり、全機体中でも迅速かつ機敏な動きが得意である。安定性も高く、MiG-1.44やS-32と違って癖のない旋回ができるので、総合的な旋回性能は実在機中ナンバーワンと言ってもいい。特殊兵装にも恵まれており、04では反則的な性能を持つQAAMが使用可能で、ZERO以降の作品ではXLAAによる遠距離からの複数同時攻撃もこなす。さらに、対地用にはFAEBを装備するので性能以上の対地攻撃力を引き出すことも可能。
      シリーズではこれまでに黄色中隊以外にも様々なキャラクターがこの機体を使用しており、人気機体であることの証明になっている。専用機である水色のSu-37を扱うレナ、レナを羨ましがり(《レナはフランカーに乗れていいよな。》)、乗れるようになってからは最後まで使い続けるエリック、ネタ(《ああ!ジャン・ルイがやられた!》)で有名なジャン・ルイが印象深い。ゲルプ1はベルカのパイロットの中で、この機体の空戦術の研究に人一倍熱心だったという。
      基本カラーは、実在したものと同じ黄色と茶色の迷彩色か、白・茶・緑の迷彩色のどちらか。F-22のメビウスカラーと同様に、04以降で黄色中隊カラーが使用できるのはシリーズの恒例。
      • 主な搭乗者
        • SARF
          • NEMO
          • 紘瀬玲名/レナ
          • エーリッヒ・イェーガー/エリック
        • 黄色中隊
          • 黄色の13
          • 黄色の4
        • エルジア軍残存部隊
          • ジャン・ルイ・フローベル
        • ゲルプ隊
          • オルベルト・イェーガー/ゲルプ1
          • ライナー・アルトマン/シュライベン/ゲルプ2
        • トーリャ・キリアコフ
  • Su-47系
    • Su-47 ベルクート <Su-43 ベルクート>
      三面翼と前進翼が特徴の大型戦闘機。3から使用可能になった。04での名称はS-37A。
      実在機最強戦闘機の内の1つで、対空攻撃力はF-22やSu-37と同じ。3と04ではこの2機よりも高性能である。ただし、他の2機とは違ってXMAAまたはXLAAを装備できないので、大量の敵機を素早く撃墜する能力では劣っている。また、速度、機動性、安定性がSu-37に引けを取ることもあるので、全体的にSu-37よりも(わずかではあるが)下になっている作品もある。6ではSu-37がいないのでこの機体が東側最強機である。
      シリーズでは若干のステルス性を持つ機体とされているが、前進翼とカナード翼のため、実際はステルス性を持つどころか損なうような形状である。またゲーム中に機体下部を確認するとウェポンベイを持っているのが分かる。ちなみに、シリーズに登場する機体の中では最大クラスのサイズである。
      3ではUPEOルートでプレイヤーが最後に乗り込む機体。3勢力中唯一の実在機である。シリーズを通して味方機として登場することは滅多になく、敵側が使用することが多い。
      基本カラーは5以外では黒。S-32が登場しない作品では、5のベルカ機カラーがスペシャルカラーとなっている。
      ちなみに、愛称の表記は他にも「ベールクト」「ビェールクト」「ベルクト」などがある。正しくは「ビェールクト」だが、日本では「ベルクート」と呼ばれることが多い。
      • 主な搭乗者
        • SARF
          • NEMO
        • ゴルト隊
          • アントン・カプチェンコ/シャドウ/ゴルト1
        • アシュレイ・ベルニッツ/グラーバク1
    • S-32
      Su-47のプロトタイプに当たる機体。外見上のSu-47との大きな違いは、内側寄りになっている垂直尾翼と2発のエンジンを覆う大きな四角の排気口であり、この排気口は推力偏向装置となっている。
      実在機中最高の機動性を持つが、それはコーナー速度を維持して発揮できるものであり、そうでなければSu-37やSu-47の方が優れている。また、旋回時に独特の慣性が働いて姿勢制御が難しいので、初心者がすぐに使いこなせるような機体ではない。5では失速すると2の失速時並みの速さで下降してしまう。
      5とXでは敵エースが終盤に使用する。5のベルカ機カラーは後の作品でも登場している。
      • 主な搭乗者
        • グラーバク隊
          • アシュレイ・ベルニッツ/グラーバク1
        • オヴニル隊
          • ミヒャエル・ハイメロート/オヴニル1
        • アレクト隊
  • X-32 <F/A-32C アーン>
    ゼネラルルートの中盤で使用できるようになる多目的戦闘機。
    • 主な搭乗者
      • キース・ブライアン/マッドキャップ
  • クフィルC7
    2の序盤の機体。性能はF-4Eとほぼ同じ。
  • トーネード系
    F-14のような可変翼が特徴の機体群。3以外の作品で、いずれかの機体が登場している。04まではTornadoがTNDに略されている。
    全てのトーネード機は、A-10ほどではないが安定性と耐久力に優れている。
    攻撃機型の機体は、主力となる特殊兵装にBDSPを装備しており、トーネードを象徴する兵器となっている。また、戦闘機には及ばないものの、ある程度の速度と機動性は持っているので対空戦闘は苦手ではない。
    5でトーネードECRが登場してからは、他の機体も必ずECMPを装備できるようになった。
    • トーネードGR.1
      トーネードIDSと呼ばれる攻撃機。機銃を2門搭載している。
      • 主な搭乗者
        • ダニエル・オルマ
    • トーネードGR.4
      GR.1の強化型。6の実在機では唯一アイマスカラーが登場しなかった。
    • トーネードF2
      初代にのみ登場。戦闘機だが速度と機動性が低めなので、攻撃機のような性能をしている。
    • トーネードF3
      2、5、Xに登場。戦闘機型でも安定性と耐久力の高さは変わらない。
    • トーネードECR
      5にのみ登場する電子戦機型。性能のバランスは取れている。
  • ミラージュ2000系
    ミラージュ2000シリーズの機体は04から使用できるようになった。
    性能はF-16Cと似ており、対空ミッションも対地ミッションもこなせる。速度は高めだが、安定性を欠く傾向にある。
    • ミラージュ2000C
      ミラージュ2000の量産型。
    • ミラージュ2000D
      ミラージュ2000の戦闘爆撃機型。
      5では「代償の街」で、混合神経ガスの中和弾NTRLを搭載した機体として使用する。NTRLでヘリの撃墜を行うことも可能。
      • 主な搭乗者
        • ウォードッグ隊
          • ブレイズ
          • ケイ・ナガセ/エッジ
          • アルヴィン・H・ダヴェンポート/チョッパー
          • ハンス・グリム/アーチャー
    • ミラージュ2000-5
      6にのみ登場。ミラージュ2000の次世代型。
  • ラファール系
    3以外の全ての作品で使用可能。EF-2000とほぼ同時に使用することができるデルタ翼戦闘機。04まではR-C01、R-M01と略されていた。
    EF-2000ほど対空攻撃力は高くないが、多目的戦闘機なのでどんなミッションにも対応できる。LASM、SODが主力武器なので、F-35Cと同様に対艦攻撃が得意。
    基本カラーは黒であることが多い。
    初代の僚機、ZEROのエスパーダ2、6のネームド機など、女性パイロットが乗ることが多い。
    • ラファールB
      5にのみ登場。M型より性能は若干上だが、空軍仕様なので発着艦はできない。
    • ラファールC
      初代にのみ登場。空軍型。
    • ラファールM
      海軍型のラファール。この機体がメインで登場する。
      自国製の戦闘機であることを意識しているのか、フランス版エースコンバットシリーズではこの機体が優遇されており、5以降の作品では主役機が無理矢理この機体に差し替えられている。
      • 主な搭乗者
        • マルセラ・バスケス/マカレナ/エスパーダ2

練習機

  • ホーク
    5にのみ登場する練習機。ゲーム上は戦闘機に分類されている。
    「決路」でブレイズ達がサンド島から逃亡する時にこの機体に乗り込む。最終的にはオーシア国防海軍第3艦隊に助けられ、スノーによって機体は撃墜され、行方を暗ますことに成功する。
    練習機なので性能は低い。しかし、アフターバーナーが使えない機体であるにも拘わらず、速度は高い。
    おやじさんの機体にはジュネットの他に、チョッパーの愛犬カークも乗っていた。
    • 主な搭乗者
      • ウォードッグ隊
        • ブレイズ
        • ケイ・ナガセ/エッジ
        • ハンス・グリム/アーチャー
      • ピーター・N・ビーグル(ウォルフガング・ブフナー、おやじさん)
      • アルベール・ジュネット
      • カーク

レシプロ機

X2で初めて使用可能になった。時代的に考えてネタの意味合いが強い。
全体的にジェット機より性能は下で、特に速度と耐久力は極めて低く、ミサイルの搭載は不可能。その代わり機動性が非常に高く小回りが利くので、対エース戦ではジェット機より強いことも。対戦でレシプロ機限定にすると、ジェット機とはまた違った楽しみを味わえる。

  • A6M5 零式艦上戦闘機五二型
    「ゼロ戦」の略称で呼ばれる、日本人なら誰もが知る太平洋戦争時の名機。
    基本カラーは一般的な認知度が高い海軍の緑色の塗装。それ以外のカラーのほとんども、実際に使用されたものと同じである(ただし、ゼロ戦の型は異なる)。老朽化してボロボロになったのをリアルに再現したカラーも存在する。
    機銃での攻撃時は、主翼の20mm機関砲2門と機首の7.7mm機関砲2門の計4門から弾丸が発射される。
  • F6F-5 ヘルキャット
    大戦中盤以降に、アメリカ海軍の主力として活躍した艦上戦闘機。
    ゼロ戦と比べて機動性は劣っているが、速度はこちらの方が上。特殊兵装にFAEBを装備できるのが強みで、対地攻撃力を大きく向上させることができる。
    機銃での攻撃時は、主翼に搭載された6連装の12.7mm機関銃からそれぞれ弾丸が発射される。

旅客機

  • ボーイング747-200B ジャンボジェット
    海外旅行を一般的なものにしたロングセラーの大型旅客機。
    X2の「Grand Flight」でオリビエリから直々に指名され、プレイヤーがこの機体を操縦することになる(マルチプレイ時は、ホスト以外のプレイヤーは護衛を行う)。旅客機を護衛するミッションはこれまでの作品にもあったが、旅客機そのものを操縦するのはシリーズ初。
    旅客機なので当然ながら戦闘能力は皆無。鈍重で操作に大きな癖があり、機体を傾けると重さでそのまま旋回していく。エースコンバットなのでその気になればループやバレルロール、背面飛行をすることもできる。ただし、さすがに急旋回して真後ろや真正面からのミサイルを回避するのはほぼ不可能なので、撃たれない飛行位置を考える必要がある。
    ちなみに、オリビエリはこの機体を個人で所有しているらしい。ミッション中はオリビエリから文句を言われながら任務を遂行することになる。
    • 主な登場者
      • OLI1(アンタレス)
      • アンドレ・オリビエリ

架空機

戦闘機・攻撃機・多目的戦闘機

  • ADF-01系
    • ADF-01 FALKEN
      2の「司令要塞攻撃」で敵機として初めて登場し、5でプレイヤー機として復活した架空機。X-02と共にシリーズ恒例の隠し機体となっている。
      メガワット級の化学レーザー砲TLSと、3の戦闘機に採用されるコフィンシステムを搭載しているのが大きな特徴(2ではTLSは未装備。また、操縦システムも異なる)。武装をTLSに切り替えると機体が変形したり、コクピット視点では全周囲カメラからの映像が見れ、TLS切り替え時にコクピットが変形したりと、細かい演出がある。
      最大の武器であるTLSは、視界に入った敵まで射程距離があり(設定上は数百km)、瞬時に敵を撃破可能なレーザーを十数秒間照射するという強力無比なもの。手動で命中させる必要があるのが難点だが、レーザーなので命中までのタイムラグはない。プレイヤーの技量次第では一度に大量の敵を短時間で撃破でき、対空対地問わず絶大な効果を発揮する。
      ちなみにTLS以外では、XLAAやFAEBを装備する。また、5ではレーザーは赤色だが、それ以外の作品では青色。
      • 主な搭乗者
        • Z.O.E.
    • ADFX-01 モルガン
      ZEROの隠し機体。ADF-01をベースに、Su-27、F/A-18、ラファールなどの機体のデザインを取り入れた、実際にありそうな戦闘機のような外見をしている。設定上はADF-01の原型機である。
      敵として登場するADFX-02のプレイヤー仕様機のようなものであり、特殊兵装はTLS、MPBM、ECMPの3種類だが同時装備はできない。また、TLSにはADF-01のものと比べて制約があり、照射時間も照射回数も少ない。
      その一方でMPBMは非常に強力であり、リロード時間が長いという欠点はあるものの、目標がまとまっている編隊、基地、地上部隊を一瞬で全滅させてしまえるほど攻撃範囲が広い。この武器はチートに利用されやすく、連射性能を上げて使用されているのを撮影した動画もしばしば見られる。
  • XFA-24A アパリス
    Xに登場する架空機の1つ。性能よりも汎用性、信頼性、整備性、低コストを追求して開発された多目的戦闘機。
    序盤に登場する機体なので、元々の性能は低い。専用パーツ「アースシェイカー」を装備させると対地攻撃力が大幅に向上する。iPhone/iPodTouch用の「エースコンバットXi スカイズ・オブ・インカージョン」のオープニングムービーのF-22Aはこの機体に差し替えられている。
  • XFA-27
    シリーズ初の隠し機体として2に登場した、初の架空機。スカーフェイスの切り札として開発されたステルス艦上戦闘機である。それ以外の設定は他の隠し機体と比べて少ない。
    全体的にステルス機とは思えないシャープなデザインであり、丸みを帯びた部分は少ない。カナード翼、可変式主翼、4枚の斜め尾翼を持つ。
    2では安定性以外の全ての性能が最高という反則的な性能を持つ。それだけではなく、ミサイルを4連射まで可能であり、隙をほとんど作らずに攻撃できる。
    Xでも再登場するが、こちらは隠し機体ではなく、元々の性能は2と比べて弱体化しており、専用パーツを装備しないとミサイル4連射はできない。特殊兵装はQAAM、SOD、ECMP。
  • XFA-36A ゲイム
    ウロボロス含むゼネラルルートで、プレイヤーとキースが最後に乗り込む機体。ゼネラルリソースがニューコムの新型機に対抗するために開発した。
    無尾翼、推力偏向ノズル、速度に応じて折り畳まれる主翼など、X-02と似ている部分が多い。モデルにした機体は無尾翼戦闘機機動研究機X-36であり、ゲーム中では見た目や機構に若干の変更が加えられている。
    • 主な搭乗者
      • GRDF
        • NEMO
        • キース・ブライアン/マッドキャップ
  • CFA-44 ノスフェラト
    6の隠し機体。「グレースメリア解放戦」の最後で、パステルナークがこの機体でプレイヤーに戦いを挑んでくる。
    カナード翼付きのデルタ翼機で、垂直尾翼は2枚。XFA-27ほどではないが、デザインはシャープ。
    特殊兵装はADMM、EML、ECMPで、これらは機体上部のウェポンベイに搭載される。ADMMは全方位多目的ミサイルシステムで、最大12の目標を攻撃できる。ゲームバランスを破壊するため、これはオンラインでは使用不可能。EMLはレールガンで、無誘導だが速度が非常に速く、ドッグファイトに有効な武器。ただ、使い方がほぼ同じであるTLSと比べると万能ではなく、大量の敵への攻撃には向かない。
    パステルナーク機はADMMを装備する他に、大量の無人戦闘機マーレボルジェを引き連れて戦う。機動性が非常に高い上に出現する数が半端ではなく、常に攻撃にさらされるので、無人機の撃墜はかなり難しい。
    • 主な搭乗者
      • イリヤ・パステルナーク/シュトリゴンリーダー
  • GAF-1 ヴィルコラク
    X2の隠し機体。ゴールデンアクス計画により極秘に開発された。
    通称「イカ」。名前の由来は上から見た時の外見がイカっぽく見えるから。コクピットと機体後部を繋ぐ胴体が細長いのが特徴。
    最終ミッションでヴィルコラク遊撃隊が使用する。他の機体は至って普通(設定上はそれぞれ独自のチューンをしている)だが、スレイマニ専用機は特別に高性能。機銃によるアクティブ防護システムが搭載されており、ミサイルでの攻撃を無効化する。戦闘が進むとシステムは機能しなくなるがここからが本番。ミサイルを撃ち込むと誘導をやめさせる謎の変態機動をしたり、至近距離でいきなりターンしてヘッドオンでミサイル攻撃を行ってくる。ミサイルによる攻撃はほとんど効かない上に油断しているとこちらがダメージを受けるので、歴代対エース戦でも最も不安定な戦いを強いられる。外見やパターン以外に戦闘時のスレイマニの言動(《その金こそが、金こそが俺を……!》《売った親を……、売られた俺を……!》《その金で俺は、俺を……!》など→オレオ 《お前の菓子を俺が喰ってやる……!》《お前の価値を俺が喰ってやる……!》《お前のケツを俺が掘ってやる……!》)も相俟って、ネタにされやすい。
    プレイヤー機はチューニング次第で全機体中最高の機動性を得ることが可能。フェンリアのLSWMを装備できるが大幅に弱体化しているので、武装面では隠し機体にしてはあまり目立っていない。
    • 主な搭乗者
      • ヴィルコラク遊撃隊
        • ミロシュ・スレイマニ
        • ダニエル・オルマ
        • ファリド・ガビリア
        • トーリャ・キリアコフ
  • XR-45 カリバーン
    Xに登場する架空機の1つ。次世代戦闘機構想の実験機として開発された。
    前進翼から分かる通り、機動性に特化し、安定性を欠いた機体。専用パーツ「シルフウィング」でさらに機動性を向上させることが可能。
  • YR-99 フォルネウス
    Xに登場する架空機の1つ。隠し機体ではない架空機の中では最後に登場する。様々な新技術が投入された、次世代戦闘機のプロトタイプ。外見がどことなくR-101に似ている。
    全体的に高性能で、これと言った欠点はない。専用パーツ「新世代レーダー拡散コート」で、ステルス性を向上させることが可能。
  • R-101系
    デルフィナスシリーズと呼ばれる、ニューコムの主力戦闘機群。
    • R-101 デルフィナス#1
      序盤のミッションで頻繁に敵機として出現する。UPEOにも支給されていて、プレイヤーはUPEOの機体を使うことになる。
      序盤の機体なので性能はそれほど高くはなく、機動性が少し優れている程度。
      • 主な搭乗者
        • SARF
          • エーリッヒ・イェーガー/エリック
          • フィオナ・クリス・フィッツジェラルド/フィー
    • R-102 デルフィナス#2
      中盤のニューコムの主力機となっている。敵機としてはよく見かけるが、プレイヤーが使うには一定条件を満たさないと通れないルートを通る必要があり、さらに合計で2回しか使えない。
      • 主な搭乗者
        • NEU
          • シンシア・ブリジット・フィッツジェラルド/プリースト
          • フィオナ・クリス・フィッツジェラルド/フィー
    • R-103 デルフィナス#3
      ウロボロス含むニューコムルートで、プレイヤーとシンシア、またはフィーが最後に乗り込む機体。デルフィナスの最新型。
      速度は通常の戦闘機の中では最も高い。
      • 主な搭乗者
        • NEU
          • NEMO
          • シンシア・ブリジット・フィッツジェラルド/プリースト
          • フィオナ・クリス・フィッツジェラルド/フィー
  • R-201 アステロゾア
    双胴式の機体構造を持つニューコムの攻撃機。R-101と同じく、UPEOの機体として使用される。
    対地攻撃に特化しており、安定性と耐久力は高いが、速度と機動性は低い。機銃は大口径のキャノン砲を装備する。3のA-10とも言える機体。
  • R-211 オルシナス
    R-201の後継機。機動性以外の性能は高いので、対空戦闘もある程度はこなせる。
    UPEOルートではこの機体を使ったミッションが存在する。
    • 主な搭乗者
      • SARF
        • NEMO
        • 紘瀬玲名/レナ
        • エーリッヒ・イェーガー/エリック
  • YR-302 フレガータ
    Xに登場する架空機の1つ。4発のエンジンを搭載した大型攻撃機。開発時は宇宙用の機体とまで噂されていたという設定。
    攻撃機にしては性能のバランスは取れている。専用パーツ「ハイドラエンジン」で、大幅に速度を向上させることが可能。
  • R-311 レモラ
    R-531に搭載され、高高度から攻撃目標に奇襲を行う小型攻撃機(このような機体はパラサイト・ファイターと呼ばれる)。
    極めて高い速度を持つが、操作性は非常に悪い。
    • 主な搭乗者
      • NEU
        • NEMO
        • シンシア・ブリジット・フィッツジェラルド/プリースト
        • フィオナ・クリス・フィッツジェラルド/フィー
  • XR-900 ジオペリア
    X-49を元にニューコムで開発された機体。外見は、X-49はブーメラン型だかこちらは三日月型。ゼネラルルート最終ミッションの「Geoperia」で多数出現する。プレイヤーは最初に攻撃した1機にハッキングを行い、それを操縦することになる。また、特定条件を満たすことで、ミッションシミュレーターで使用できるようになる。
    X-49の派生機なだけあって、速度と機動性は全機体中トップクラス。機銃として高出力レーザーを装備する。機銃としては強力だが、さすがにTLSほど高性能ではない。
    • 主な搭乗者
      • GRDF
        • NEMO
  • UI-4054 オーロラ
    ディジョン専用機として、終盤で戦うことになる機体。特定条件を満たすことで、プレイヤーもミッションシミュレーターで使用できるようになる。
    X-49に匹敵する速度と機動性を持っており、様々なルートでプレイヤーを苦しめてくる。
    • 主な搭乗者
      • アビサル・ディジョン/アビス
  • X-02 ワイバーン
    04の隠し機体として登場した後、シリーズ恒例の隠し機体となった架空機。
    デザインはSu-37やYF-23Aのものを取り入れている。低速時は前進翼形態となり、高速時は主翼を折り畳む。これにより高い機動性とステルス性を合わせ持つ。武装面ではダークファイアと呼ばれる長距離対空ミサイルを装備している。艦載機。
    04では戦争中にエルジアによって開発が進められていたが、結局戦争終結前にロールアウトすることはなかった。他の作品でもこの機体がストーリーに関わっており、5のアーケードモードでは自由エルジアがこの機体を接収し、無人戦闘機としてメビウス1の迎撃に向かわせている。また、5のキャンペーンモードではエルジアからユークトバニアとノースオーシア・グランダーI.G社に図面や機材が渡っている。
    基本性能は高いのだが、専用の特殊兵装は装備しておらず、XFA-27のような特殊能力もないので、隠し機体にしては地味。
  • フェンリア
    Xの隠し機体。レサスがグレイプニルのデータを元に開発した新型攻撃機。
    グレイプニルよりも高性能な光学迷彩の他、VTOL機構やマイクロ波兵器HPMを持つ。HPMはマイクロ波により、敵機の機内燃料を加熱させ爆発させる兵器で、回避するには高速飛行しなければならない。また、敵は使用しないが衝撃波弾道ミサイルLSWMも装備できる。
    オーレリアが戦後に回収した機体、つまりプレイヤー仕様のフェンリアは、推力偏向ノズルとLSWM以外のほとんどの特殊能力をオミットされているが、その代わり軽量化され機動性は向上している。
    チューニングはできないが全ての性能が非常に高く、特に速度は最高になっている。LSWMは攻撃範囲が非常に広い強力な武器で、1発で敵を一網打尽にすることが可能。通常ミサイルの搭載量が少ないのと、LSWMはたった2発しか装備できないのが欠点。MPBMと同様、チートに利用されやすい。
    • 主な搭乗者
      • アレクト隊

宇宙機

  • R-352 セピア
    ニューコムの衛星攻撃兵器。中性粒子ビーム砲と陽電子ビーム砲を装備する。
    エースコンバットシリーズで唯一の宇宙ステージである「Zero Gravity」で使用されるのがこの機体。ミッションシミュレーターでもこのミッション以外では使用できない。
    • 主な搭乗者
      • NEU
        • NEMO

プレイヤーが使用できない機体

実在機

戦闘機・攻撃機・多目的戦闘機

  • A-7 コルセア
    2の「海峡突破作戦護衛」などに登場。
  • AV-8B ハリアーII
    3以外の全ての作品に登場しているVTOL機。小規模の基地などを防衛する迎撃機として出現することが多い。接近すると垂直離陸する。初代からいるにも拘わらず、未だにプレイヤー機になったことがない。
  • F/A-18D ホーネット
    2の「爆撃作戦護衛」などに登場。
  • Yak-141 フリースタイル
    2の「ミサイルサイロ基地破壊」などに登場。VTOL機。
  • バッカニア S.2B
    2の「資源採掘場攻撃」などに登場。

偵察機

登場回数が少なく、ターゲットになることも稀。

  • U-2 ドラゴンレディ
    04の「偵察機の帰還」での護衛対象。エンジンを損傷して幽谷を低空飛行しなければならなくなった上、ノイズジャマーで追撃ちをかけられる。Xではパーツ所持ユニットとして登場。
  • SR-71 ブラックバード
    高高度を飛行する高得点機としてたまに登場。04の「ソラノカケラ」では上空を物凄い速さで飛行する。5では「極西の飛行隊」で領空侵犯機として出現。SAMの攻撃を受けながらも飛行を続け、その後墜落。

爆撃機

シリーズを通してミッションターゲットになりやすい傾向にある。一部の機体は接近すると機銃で反撃してくる。

  • B-1B ランサー <B-1C ランサー>
    3までは毎回登場していたが、5の「初陣」以降は登場せず。
  • B-2A スピリット
    ほとんどの作品に登場。04の「ソラノカケラ」でのミッション更新後のターゲットとして、編隊を組んで出現するのが印象的。現実ではとても高価で21機しか製造されていない機体だが、エースコンバットシリーズでは何かとよく目にしやすい。
  • B-52H ストラトフォートレス
    ほとんどの作品に登場。爆撃機の代表格。最初のミッションのターゲットになりやすく、登場機数・ミッション数も多い。5のキャンペーンモードでは大型機の中でもトップクラスの耐久力の高さを持つ。
  • XB-70 ヴァルキリー
    2、04、ZERO、6に登場。いずれも登場機数は少なく見る機会も少ないので、かなりレアな機体。大抵は高高度を飛行している。
  • Tu-95 ベア
    04にのみ登場。役割的には04のB-52Hと言ったところ。
  • Tu-160 ブラックジャック
    04の「解放」でのミッション更新後のターゲットとして出現。高速飛行しているので、フルスロットルにしないと追い付けない。
  • バルカン
    5の「砂漠の矢」のみに登場。B-52Hと共に飛行している。耐久力はかなり高い。

輸送機

  • C-1 トレーダー
    5の「ハートブレイク・ワン」での護衛対象で、バートレット達が脱出する時に使った機体。
    • 主な搭乗者 
      • ジャック・バートレット/ハートブレイク・ワン
      • ナスターシャ・ヴァシーリエヴナ・オベルタス(「少佐」、謎の女1号)
      • セリョージャ・ヴィクトロヴィッチ・ニカノール
  • C-5 ギャラクシー
    ほとんどの作品に登場。輸送機の代表格。5の「希望という名の積荷」での護衛対象でもある。キャンペーンモードでは至って普通だが、5のアーケードモードでは通常ミサイルを10発以上当てても撃墜できないほどの驚異的な耐久力の高さを誇る。
    • 主な搭乗者
      • ビンセント・ハーリング(「積荷」)
  • C-17 グローブマスターIII <C-17B、EK-17U グローブマスターIV>
    ほとんどの作品に登場。登場回数はC-5と並んで多い。実在の輸送機の中では唯一3で登場している。
  • C-130H ハーキュリーズ
    04、5、ZEROなどに登場。5ではこの機体が空挺戦車を投下するミッションが2つ存在する。

ガンシップ

低速で旋回しながら、地上物や艦船に対して機銃で攻撃を行う。

  • AC-130 スペクター
    5、6に登場。

哨戒機

  • ニムロッド
    5、6に登場。

給油機

ミッションによってはプレイヤーがこれらの機体から空中給油を行う。

  • KC-10 エクステンダー
    04、5、ZERO、6などに登場。
  • ボーイング777 <KC-777>
    3における架空の給油機として登場。

AWACS・電子戦機

  • E-767
    3以外の全ての作品に登場。現実では4機しか存在せず、さらに日本しか保有していないが、シリーズにおいては唯一のAWACSとなっている。04以降の作品でプレイヤーを支援するAWACSは全てこの機体。本来なら安全な空域にいるはずだが、ミッションによっては危険な戦闘空域内で電子戦機としてECMを行うこともある。現実ではこのような運用はされず、そもそもECMポットを装備することはできない。
    • 主な搭乗者
      • スカイアイ
      • サンダーヘッド
      • オーカ・ニエーバ
      • イーグルアイ
      • ゴーストアイ
      • カノープス
        • フレドリック・バーフォード
        • マイケル・アリーナ
        • グレアム・ハートリー
        • サラ・アンデション
        • 羽沢京香
  • EA-200 ニムロッドAEW.3
    6にのみ登場。ECMを行う。

ヘリコプター

  • AH-64 アパッチ
    ほぼ全ての作品に登場。AV-8Bなどと同じく、地上物の攻撃よりも局地を防衛するユニットとして登場することが多い。
  • RAH-66 コマンチ <AH-66B コマンチII>
    1、2、3に登場。それ以降は登場せず。
  • CH-47 チヌーク
    04、5、ZERO、Xに登場。5とXでは、救出部隊や制圧部隊が乗り込んでいて、ミッション上重要な護衛対象にもなっている。
  • Ka-25 ホーモン
    04にのみ登場。ヘリにしては高得点。
  • Ka-50 ホーカム
    04にのみ登場。ヘリにしては高得点。
  • Mi-24 ハインド
    2、3などに登場。
  • V-22 オスプレイ <V-22B オスプレイII>
    3、04に登場。いずれも幹部用ヘリとして、3ではパークが、04ではエルジア将校が脱出を行う時にこの機体に乗り込んでいる。
    • 主な搭乗者
      • ギルバート・パーク

無人航空機

  • X-45
    5とX2に登場。
  • RQ-5
    5の「開戦」にのみ登場。

架空機

戦闘機・攻撃機・多目的戦闘機

  • ADFX-02 モルガン
    ZEROの最終ミッション「ZERO」のターゲット及びラスボスとして、サイファーと一騎打ちを行うことになる機体。プレイヤー機であるADFX-01の改良型で、TLS、MPBM、ECMPを全て装備できる上に性能も向上している。特にECMPは、作動させると前方以外からの攻撃を機銃どころかTLSすら跳ね返してしまうほど高性能。
    • 主な搭乗者
      • ラリー・フォルク/ピクシー
  • X-49 ナイトレーベン
    3でのレナ専用機として有名な機体。イーオン粒子(空気清浄作用を持つ粒子)を利用した推進システムによる超高機動性を持ち、メガフロートを一撃で沈められる高出力レーザーを搭載した超高性能機体。その一方で、イーオン粒子が大気中に一定濃度以上ないと機動性が失われる(サイモン曰く「羽を毟られたカラス」)、ハッキングされるとパイロットに深刻な悪影響(記憶障害や精神崩壊)を及ぼすなどの大きな欠点がある。いずれもそれらの欠点を利用され、撃墜されている。
    UPEOルート以外では終盤に戦うことになる。元々強敵である上に、ニューコムルート、ニューコムからのウロボロスルートではプレイヤーにとって不利な状態(高度が制限されるジオフロント、追撃されながらのイーオンジェネレーターの破壊など)になるのでかなり厄介な相手。
    ブーメランのような翼を2毎重ねて中心で結合させた、極めて斬新な外見をしている。さらには、翼と翼の間には空洞があるのも大きな特徴。それ故にゼネラルからのウロボロスルートでは、ある悲劇が起こることに…。 →挟まっちまった
    • 主な搭乗者
      • 紘瀬玲名/レナ

爆撃機

  • XB-10 BIG BADMAM
    2に登場する大型爆撃機。「試作爆撃機破壊」、「最終防衛ライン突破」に出現。高い耐久力と他の爆撃機を圧倒する巨体を持つ。しかし、それ以外はゲーム中では他の爆撃機と大差なく、後述の超兵器と言えるほどの脅威はない。
  • BM-335
    ZEROにのみ登場。B-52Hのような外見をしている。
  • R-531 モビュラ
    R-311を搭載する高高度攻撃機(ゲーム中はそのように呼ばれている)。攻撃対象に接近しR-311を発進させる。通常の戦闘機では飛行できないほどの高い場所にいるので、迎撃は困難。

輸送機

  • R-501 ライコドン
    ニューコムが運用する大型輸送機。滑らかな曲線を描いた近未来的な形状をしている。
  • XC-01
    Xにのみ登場するC-1の架空機。メソン・カノンに用いられるMBSR(中間子ビーム安定化調整器)の輸送に用いられる。MBSRを稼働させて、開いたハッチからビームを照射することが可能。真後ろにいるとビームを食らう。

ヘリコプター

  • HH-9B
    5の「零下の檻」で、CH-47を援護するガンシップとして登場。しかし、ミッション終了後に暴風雪で墜落。乗組員はその後ナガセに保護される。
  • UH-9
    6にのみ登場。
  • R-701 トライキス
    ニューコムの攻撃ヘリ。

その他の機体

  • R-505U
    UPEOが運用するニューコム製の要人専用機。UPEOルートでは「Seylla and Charybdis」で護衛対象、ゼネラルルートでは「Tainted Peace」でターゲットとして登場する。さらに、UPEOルートではミッション後にこの機体を撃墜するかしないかで、今後の運命が変わる大きな分岐点となっている。
    • 主な搭乗者
      • フィオナ・クリス・フィッツジェラルド/フィー
      • ガブリエル・W・クラークソン
  • R-808 フォーカ
    ゼネラルルートでは「Welcoming Committee」でターゲット、ニューコムルートでは「Guardian Angel」で護衛対象として登場する、R-352の改造母機。
  • UI-4052 クラリアス
    「Fragile Cargo」で登場する、テロリストによって細菌兵器を満載された飛行船。撃墜したり、ビルの破壊に間に合わず激突させてしまうとミッション失敗になる。

超兵器

エースコンバットシリーズでは恒例となっている超大型航空機。ボス級の敵として登場する。

  • 空中要塞
    初代の「衝撃の空中要塞」に出現するラスボス。正式名称は不明。空中空母として機能していて、護衛の戦闘機を発進させる。4発の大きなエンジンが特徴。
  • UI-4053 スフィルナ
    3の全てのルートで戦うことになる、ウロボロスの空中空母。元々はUPEOのものだった。飛行船のような形状をしていて、機体下部に発着艦機構がある。
    機銃で弾幕を張って防御しながら、接近したプレイヤーにミサイルで攻撃する。多数の護衛機を引き連れていることが多い。
  • アークバード
    5に登場する大気機動宇宙機。レーザーによる弾道ミサイルの迎撃に用いられるオーシアの兵器だったが、スパイによる破壊工作の後ベルカの手に渡り、無人機射出装置と戦術核を搭載される。
    エンジンが3度に分かれて出現するので長期戦になるのが特徴。武装は機体下部と上部のそれぞれ違うレーザー砲と無人機射出装置。レーザーは一定間隔で発射される。無人機は機動性が高い。また、射出装置を破壊しないと次々出現する。
  • XB-0 フレスベルク
    ZEROでベルカが開発中だった重巡航管制機。ゲーム終盤で、ベルカ残党の「国境無き世界」によって接収、運用される。完成すれば長距離侵攻用空中空母となるはずだったが、ゲーム中では空母としては機能していない。
    多数の対空兵装と6発のエンジンを持つ。実はこれらはFAEBを機体上部に投下すればまとめて全て破壊できてしまう。それよりも護衛のエスパーダ隊の方が強敵。
  • グレイプニル
    Xにおけるレサスの技術の結晶ともいえる空中要塞。ステルス性が極めて高いのが最大の特徴で、レーダーはもとより、光学迷彩により視認も難しい。弾道ミサイルSWBMやショックカノンといった強力な兵器も搭載している。
    シリーズの超兵器の中でも色々ととんでもない要素を持っており、乗組員が1000人以上という設定だったり、ミッションによっては背面飛行(《な、なんだ…。ウ…ウワーッ!》)やコブラをしたりする。
  • P-1112 アイガイオン
    6で、エストバキアがベルカの技術を応用して造り上げた空中空母。空中艦隊思想に基づいて設計された。SWBMのような弾道ミサイルのニンバスによる長距離攻撃を得意とし、攻撃時は誘導用の無人機を使う。6機の給油機による給油時に、前方のレーダーが無効になるのが弱点。
    ゲーム中ではRCLやFAEBが有効で、一度に複数の対空兵器とエンジンを瞬時に破壊できる。
    • P-1113 コットス
      空中艦隊の電子支援を行う大型機。非武装。
    • P-1114 ギュゲス
      アイガイオンの防衛を行う大型機。大型機にしては機動性が高い。
  • スピリダス
    X2でヴァラヒアによって造り上げられた空中要塞。X-49をそのまま巨大化したような外見が特徴。やろうと思えば「挟まる」ことなく中をくぐり抜けられる。劇中では強化型含め2機登場し、計3回戦うことになる。
    レールガンのバラウール、誘雷兵器などの武装を持っており、両者共地上物にとって大きな脅威となる。後者は戦闘機に対しても強力。ミッションルートによっては赤外線欺瞞弾IRCMも搭載する。これが発射されている間はミサイルが一切使い物にならない。
    • スピリダスII
      スピリダスの強化型。誘雷兵器とIRCMに加え、新兵器の気化弾頭ミサイルHi-TASMと電磁バリアREADSを搭載する。超兵器でもここまで数多くの特殊な武装を搭載したものは珍しい。
  • オルゴイ
    X2に登場するもう1つの空中要塞。計4機が製造され、その全てと戦う。
    武装はSAMと対空砲のみだが、歴代超兵器の中でも屈指の運動性能を有しており、その高さは戦闘機並み。急上昇、急降下、バレルロール、真横移動などを難なくこなす。終盤では2機による連携飛行も行うのでかなりの強敵。迂闊に近づくと体当たりをもらうので注意。

関連項目

  • エースコンバット
  • エースコンバットの一覧
  • 軍用機の一覧
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