オヤブン(ポケモン)とは、Pokémon LEGENDS アルセウスに登場する特殊なポケモンの総称である。Pokémon LEGENDS Z-Aにも登場する。
登場するポケモンの中でも強力な個体。通常の個体と比べてサイズが大きく、強力。野生の個体の場合、目が赤く光っており、プレイヤーに対して好戦的な態度を取ってくる。そのためマップを攻略する際にはなるべく遭遇したくない強敵であり捕獲も難しいが、捕獲さえできれば強力な味方として活躍するというメリットがある。収集要素の一つでもあり、手持ちをオヤブンで揃えたり、色違いオヤブンを厳選するという遊び方もポピュラーである。村人にポケモンを譲渡するクエストでは、あえてオヤブンを選択して民家にオヤブを居座らせるという遊びもある(オヤブンパラセクトが有名)。
Pokémon LEGENDS アルセウスプレイヤーの間では「”黒曜の原野”にいるギャロップに殺されかけた」というのがあるあるネタの一つとして有名である。
通常の個体と比べると、以下のような特徴が挙げられる。
Pokémon LEGENDS アルセウスでは「同じポケモンでも個体ごとに大きさが異なる」という要素が実装されているが、オヤブンは通常の個体と比べると段違いに大きい。タマザラシやミミロップなどはゲーセンの景品のデカいぬいぐるみみたいでかわいいが、ゲンガーなどは「あ、これあっさり丸のみされるな」と恐怖を抱いてしまうほど大きい。ポケモナー、特に巨女性癖といったサイズフェチを兼ねたプレイヤーからは人気が高い。ファンアートでは盛るペコされたりする。
サイズが大きいだけであり、キョダイマックスのようにデザインが変わっているわけではない。
なお、スカーレット・バイオレット(SV)でもサイズの違いが実装されているが、オヤブンのようなサイズは実装されておらず、最大サイズ(3XL, XXXL)でもオヤブンよりずっと小さい。そのためオヤブンをSVに連れて行った場合はオヤブンサイズではなく3XLサイズとなり、小さくなったように見えてしまう(ポケモンによっては3XLより小さい場合もある)。サイズこそ再現されていないもののオヤブン個体という内部パラメータ自体は適用されており、「オヤブンのあかし」をもらうことができる。
逆にSVからPokémon LEGENDS アルセウスにオヤブン個体を連れ帰るとオヤブンサイズに戻るが、ただの3XLサイズポケモンを連れて行ってもオヤブンサイズにはならない。
野生個体のみ、眼に真っ赤な炎のようなエフェクトが付与されている。ピカチュウのような眼が二つあるポケモンなら二つ、サマヨールのような一つ眼ポケモンなら一つ、眼が確認できないズバットにはそれらしき箇所に二つ、この発光エフェクトがついている。
フィールドに霧がかかっていたり、夜であってもこのエフェクトは遠くからでも視認できるため、探索中にはオヤブンの回避に役立つ一方で緊迫感を与える一因でもある。
捕獲した個体からはこのエフェクトが消える。
野生個体のみ、鳴き声にエコーがかかっている。これも遠くからでも聞こえてくるため「ゲ、近くにオヤブンいるのかよ...」という緊迫感を演出している。
Pokémon LEGENDS アルセウスに登場する野生ポケモンの行動は大まかに
の3パターンに分類できるが、オヤブンはどのポケモンでも好戦的である。
プレイヤーに気が付いた際には咆哮を発し、プレイヤーを吹き飛ばしてダイレクトにダメージを与えてくる。吹き飛ばされたはずみで崖から落っこちる、ヒスイウォーグルから手を放して落下するなど、間接的にピンチに陥ることもある。
各ステータス(いわゆる個体値)が高めであり、複数が最大値である。
さらに野生個体の場合、周囲の野生ポケモンより数段レベルが高い。例えば最初に行ける範囲(”黒曜の原野”の蹄鉄ヶ腹)にいるオヤブンギャロップはレベル40である。
上述のギャロップのようにマップの特定の場所に固定シンボルとして徘徊しているだけではなく、一般ポケモンに混ざってランダムで出現することもある。大発生でも登場する。そのため場合によっては固定シンボルオヤブンの横にたまたま一般オヤブンがいたり、一般オヤブンが複数体登場したりすることもある。また、揺れる木や岩から突然飛び出してくることもある。
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最終更新:2025/12/12(金) 11:00
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