ガンダムヴァーチェとは、アニメ『機動戦士ガンダム00』及びその関連作品に登場するモビルスーツ(MS)である。
| GUNDAM VIRTUE ガンダムヴァーチェ |
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| 型番 | GN-005 |
| 全高 | 18.4m |
| 重量 | 66.7t |
| 搭乗者 | ティエリア・アーデ |
| 動力 | GNドライヴ |
| 特殊 | GNフィールド |
| 武装 |
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ソレスタルビーイングが所有する第3世代ガンダムで対要塞攻略・艦隊戦を意識した機体。重装甲・重砲撃戦特化型で他のガンダムと比較するとかなりデブ重MSに寄っている。
マイスターはイノベイドのティエリア・アーデ。
印象としては、とにかく大きくて太くて高火力。色は黒と白を基調としており印象からわかる通り、分厚い装甲、巨大なビーム砲を持っている。作中の第一話から登場し、敵モビルスーツを一掃したりするなど、量で攻めてくる敵に対して大きな役割を持っていた。
特に第2世代機「ガンダムプルトーネ」でテストされた特殊な防御壁「GNフィールド」を完成させているという点は戦略的にも非常に幅を持つ物となり、発動時はほぼダメージを受けつけない堅牢な装甲に攻撃が届くことすらない。
活躍としては、パイロットが若干浮いていたためソロ行動が多かった。しかしトリニティが出てきたところからろくに会話もしたことのない刹那と共闘する(3つほどフォーメーションを使った。それまで使ってなかったらしい)。その辺からマイスターと機体が他のガンダム達と連携を取るようになった。
型式番号はエクシアのGN-001、デュナメスのGN-002、キュリオスのGN-003から一つ飛ぶ形になっているが、これは欠番というわけではない。そもそもヴァーチェとは、コアMSの「GN-004 ナドレ」を秘匿するために外装パーツを装備させたいわば「フルアーマー形態」であり、アーマーをパージした機体が真の姿なのである。
| GUNDAM NADLEEH ガンダムナドレ |
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| 型番 | GN-004 |
| 全高 | 18.1m |
| 重量 | 54.0t |
| 搭乗者 | ティエリア・アーデ |
| 動力 | GNドライヴ |
| 特殊 | トライアルシステム |
| 武装 |
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ヴァーチェは外装アーマーを取り付けて性能の強化を図ると同時に、ある特殊機の存在を隠匿するための物であった。
その機体こそが、ガンダムナドレというヴァーチェの外装をパージした本来の姿である。
各装甲へのGN粒子運搬用ケーブルが必要なくなるため、頭部あたりから赤いケーブルが延びた状態になる。そのフォルムと髪の毛に似たGN粒子供給コードは、機体の印象を女性に彷彿させる。
マイスターのティエリア・アーデは見目麗しい中性のイノベイドだが、ぶっちゃけ本編で男装・女装したとか関係なくティエリアが女っぽく見られる雰囲気を創っているように思う。(ガンダムアルテミー、ノーベルガンダムもまた然り)
武装はヴァーチェから直接パージした際に肩についているGNキャノンとGNサーベル。最終決戦時にトレミーから直接出撃した際は、ガンダムプルトーネの装備から発展させたGNビームライフルとGNシールドを装備している。
一番の特徴はプルトーネやアルテミーに積まれるはずだった「トライアルシステム」。このシステムは第2世代機「ガンダムプルトーネ」がテストするはずだったが、紆余曲折を経てナドレで初めてテスト採用した経緯を持つ。
使用することでヴェーダ内のデータを自分の配下に置くことができるため、ヴェーダとリンクしている機体に対して無敵に近い状態にある。
余談だが、ガンダムVS.ガンダムNEXTでは、ピザは脱ぐと強いということを証明した(コスト3000並に強い)。
「機動戦士ガンダム00P」に登場する第二世代ガンダムでヴァーチェ及びナドレのテストベッド機。
そしてプルトーネの惨劇を招いた機体でもある。マイスターはシャル・アクスティカ。
→詳細は「ガンダムプルトーネ」を参照。
「機動戦士ガンダム00P」に登場する第三世代ガンダム。
上記のプルトーネにはトライアルシステムを搭載する予定だったがシャルには適性が無いため、システム搭載はガンダムアルテミーで行う予定に変更。しかし、本機のパイロットとなるハナヨ(マイスター874)がイノベイドとして肉体を持つことを拒否したため、搭載の計画はナドレに移行した。GN粒子供給コードなどナドレとは似通っている。
→詳細は「ガンダムアルテミー」を参照。
ガンダムヴァーチェフィジカル(GN-005/PH Gundam Virtue Physical)は、公式外伝『機動戦士ガンダム00P』に登場するガンダムヴァーチェのもう一つの姿。
ヴェーチェの外装には2つのプランが存在し、アニメ本編に登場したものが外装プラン・パーティクルタイプを施したガンダムヴァーチェパーティクル。一方、『00P』に登場するフィジカルタイプを施したものがヴァーチェフィジカルである。
フィジカルもパーティクルと同じく、後方支援や砲撃戦が基本コンセプトである。相違点は、ビーム兵器ではなく実弾兵器が主武装であること。装甲強度は同じだが、ビーム砲にGN粒子を使用することがないため、その分のエネルギーをGNフィールドに使用してパーティクル以上の防御力を得ている。
余談だが、通常のヴァーチェが「GNバズーカ」と粒子砲なのにバズーカと名前を付けているのは、ヴァーチェフィジカルで使われる武装がバズーカだからである。
トライアルシステム発動時の効果範囲を伸ばすために開発された特殊装備。型番:GN-004/te-A02
型番のteは「trial enchanting(審判拡張)」、A02はアクウオスの2号機であることを指しているが、1号機は試作段階で開発中止となったらしい。
腕部と脚部にトライアルブレードアンテナというトライアルシステム用の拡張アンテナを装着。基部の可動を利用して効果範囲を広げたい方向に展開させることが出来る。これは、ガンダムアルテミーのGNスプレーガンを展開させる事で効果範囲の拡張が可能な同名の変形機構を基にしたものと思われる。
ナドレの赤い髪にも似たGN粒子供給コードはGN粒子発振アンテナに変更。ヴァーチェほど分厚くはないが、各部に装甲と推力の強化を目的とした新規パーツを装着しているため、単体でも充分戦える。ヴェーダ掌握以降はシステムを切り離した事で使用できなくなったため、アクウオスが使われる事はなかった。
その後、ラグランジュ1で放棄されていたパーツを当時フェレシュテに所属していた“ある男”が回収したらしい。
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最終更新:2025/12/12(金) 02:00
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