キングプロテアとは、「Fate/EXTRA CCC」に登場するはずだったキャラクターである。所以、没キャラ。
人間でもサーヴァントでもない、ハイ・サーヴァントと呼ばれる女神の情報とBBの一部から作られた「アルターエゴ」。
パッションリップやメルトリリス同様、BBにより生み出された眷属たるアルターエゴ。故に、その容姿は彼女ら同様、間桐桜と同じ容姿の持ち主。
その外見は、全身のほとんどを包帯で覆われ、皮膚の所々に苔が生えている、という痛々しい外見。ただし、身に纏っているものが包帯以外にないので、全体的に痴女い。そして、最大の特徴といえば、とにかくデカい。というか、巨人そのもの。端的に言えばG桜、といったところ。琥珀さん「とうとうネタ枠でも抜かされてしまいましたねーT□T」
その威容と相まって、後述するように、創造主であるBBすら持て余すほどの危険性の持ち主。その上、どこか動物的に愛を求めているため、余計始末に負えない。
このため、BBにより虚数空間の果てにて封印されることに。よって、長時間アリーナに留まり続けた場合、封印から解き放たれた彼女によって追われる憂き目に遭うことだろう。
ちなみに、どこか厳めしい印象を受けてしまう上に、日本人にとっては馴染みがないためでもあるが、彼女の名前も他のアルターエゴたちと同様に、植物の名前が由来となっている。これは、南アフリカにて国花とされている花である。
| 筋力:EX | 耐久:EX | 敏捷:A | 魔力:D | 幸運:B | 宝具:- |
| スキル | 効果 |
| ヒュージスケール:EX | id_es(イデス)と呼ばれる、アルターエゴたちが生まれながらに持つ特殊能力。スキル「自己改造」が暴走したスキルで、レベルが上限に達すると自身の規格を巨大化させることで、更なるレベル上限を設定。これを無限に繰り返すことで、無限増殖が可能となるが、通常の知性体ではその不可に耐え切れず自滅してしまう。だが、プロテア自身には自己を複雑化させる気はないらしい。 |
| グロウアップグロウ:EX | キングプロテアが持つもう一つのid_es(イデス)。スキル「経験値ボーナス」が暴走したもので、戦闘によって得られる経験値がランクによって追加ボーナスを得る能力が、「常時経験値を得る」能力に変化してしまったもの。上記の能力と合わさって、プロテアの危険性を高めている。ちなみに、彼女を倒して得られる経験値は「1」とのこと。 |
| 自己暗示:EX | 自身にかける暗示。精神攻撃への耐性をあげるスキルだが、このランクだと心象世界では何が起こっているのか理解の外だという。 |
以下は初期設定。
| 幼化現象 | BBがキングプロテアにかけた拘束スキル。年齢が20歳にまで達すると若返ることで成長がリセットされる。その効果は8歳まで退行することで切れるが、再び成長という無限ループ。 |
前述のように、BBですら持て余してしまうほどの規格外の能力の持ち主。それも、作中トップクラスの攻撃力の持ち主であるパッションリップすら上回るほどに。
それどころか、彼女の持つ無限かつ無制限に成長・強化を図れる彼女の能力は、他者の能力を吸収することで己を強化できるメルトリリスにとっては厄介極まりない相手と言える。
それもそのはず。その巨体に見合うだけの攻撃力を秘めているばかりか、スピードも高水準のもの。
そもそもが、キングプロテア自体が宝具そのもの。それ故に、彼女は宝具を所持していない。なお、ヒュージスケールが宝具に相当するらしい。
また、幼化現象も呪いとして飛ばすことで攻撃に転用できる器用さも併せ持っている。
このように、ほぼ無限に巨大化しくばかりか、絶大な力を振り撒く・・・・
故に、彼女は時として災厄と称される存在である・・・・
余談だが、彼女もまた女神を素材として生み出されたアルターエゴだが“大地母神のエッセンスを取り込んでいる”こと以外、具体的にどのような女神で構成されているのか不明のまま。なお、ファンの間では“FGO”にて大勢のプレイヤーにトラウマを植えつけたティアマトではないか、と見られている。
なお、実際のゲームでは、どれだけダンジョンに長居したとしても、彼女が出現することはまずない。というか、ゲームに出てくるアルターエゴ自体が、リップとリリスの二人だけ。
それもそのはず。何故なら彼女は没キャラなのだから。
没キャラなのだから。
大事なことなので二回言いました。ちなみに、彼女の他にも、大人びた雰囲気のヴァイオレットに和装の幼い少女カズラドロップという名のアルターエゴも登場する予定だった模様。余談だが、この三人に加えて、既にお馴染みのリップ&リリスによる五人のアルターエゴ“サクラファイブ”として登場するはずだった。
ともかく、彼女の存在は“Extra MATERIAL”にて確認できるが、それだけである。
このまま、彼女が表舞台に立つことなく、虚数の海を永遠に漂い続けることに変わりはないのだから・・・・
そのはずだった。
だがしかし・・・・
はくのせんぱい
みぃ
つ
け
た
何と、現在『月刊コンプエース』にて連載中のマンガ“Fate/EXTRA CCC FoxTail”(作:たけのこ星人)にて衝撃の登場を果たす。つまりは、当初“Fate/EXTRA みこーん!キャス狐さん!?”という題にて連載が開始(それも本誌表紙でもこの題という徹底ぶり)された本作だが、主人公であるザビ岸波白野の見る平和な学園生活を送っている夢の世界にヴァイオレットと共に襲撃をする、というもの。
より具体的に言うならば、その巨体で校舎から覗き込む、というもの。それも、ページ見開きかつド迫力パワー全開な絵面で、なおかつトラウマを植え付けんばかりに。
ともかく、予備知識の有る無しに関わらず、前述の描写と相まって、彼女らの登場に度肝を抜かされた読者も多いことだったろう。
結果的に、キャス狐によってほぼ物理的に助かったわけだが、程なくしてサクラ迷宮探索中に再登場。
それも、BBの手によって虚数空間から解き放たれる、という形で・・・・この時、流石にページ全体とまではいかずとも、やはりド迫力パワー満点の描写で。どっちにしても、夢に出てきそうな絵面である。
能力初期化を免れたキャス狐すらも、その絶大な力を肌で感じ取り、勝ち目はないと判断。逃げの一手に徹する二人を追跡。そんなキングプロテアの姿はやはりド迫力パワーを撒き散らしている構図である。
キングプロテアの一撃によるチェックポイントの粉砕やBBの妨害により、そのまま迷宮内を突き進む以外に逃れるしかなくなってしまった二人。執拗に追ってくるキングプロテアだが、持ち前のしぶとさで辛くも回避し続ける白野に対して、まるで癇癪を起こす子供のように喚き散らしたり、その一方で、エネミーを踏み潰してしまうことに罪悪感を覚え、そうならないよう気を付けたりできるだけの理性、あるいは純粋無垢さを持っていたり、と様々な表情を見せる。え?JKセイバー?うん。“FGO”参戦おめでとう!次は“EXTELLA”続編だ!
しかし、とうとうキングプロテアに捕まってしまい、そのまま彼女に捕食されてしまう。
彼女の中は虚数空間となっており、未来永劫その中を彷徨い続けるのだった・・・・
ところが、BBの意に反して、白野たちを虚数空間ではなく、自身の心の内へと招き入れた。
というのも、当初はBBから「白野を殺せば愛が手に入る」と言われて騙されていた彼女だったが、呑み込む直前にその白野が放った「そんなことじゃ愛は手に入らない」という言葉を受けたため。
そうして、心の奥底で白野たちを待ち受けていたキングプロテアの姿は、全身包帯まみれの白いワンピースを着た幼い少女のものだった=まさかの幼女枠であることが発覚。カズラドロップ「」
その後、白野と和解した彼女は、BBにより虫空間へと幽閉された彼を救出。事実上、BB陣営から離脱することとなった模様。
今現在において、彼女が今どこにいるのか、そしてその行き先はどこへ至るのか、知る者は多くない・・・・
↑マンガ読んでいるときの脳内再生にどうぞ。 ↑今後のためのイメトレにどうぞ
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最終更新:2025/12/23(火) 17:00
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