ギアクロニクルとは、TCG「カードファイト!! ヴァンガード」の組織(クラン)である。
時間と空間を超え旅を続けている集団。
惑星クレイのダークゾーンに存在する古代遺跡にて初めて現れ、その遺跡を拠点に惑星クレイの調査を開始した。
その名の通り歯車や時間をモチーフにしたユニットが非常に多く、種族も「ギア○○」で統一されている。
「時間を操る」をテーマとした様々な効果が盛り込まれているのがこのクランの特徴。
「時間を戻す」ことで相手のリアガードをデッキに戻し、「時間を止める」ことで相手のガードを妨害し、「時間を進める」ことで自分のターンをもう一度行使する。
これでもかというくらいに強い効果が盛り込まれているメインクランの鑑。
このクランの除去手段であるデッキバウンスだが、ドロップゾーンを肥やすことがない反面、デッキに戻すことでサーチ・スペリオルコールによる再利用の機会を与えてしまうことになりうるため普通の除去とは一長一短である。
なお、「ソウル」に関連するクランの多い国家であるダークゾーンにありながら、ソウルにそこまで効果が関係しない。
アニメにおいては「ヴァンガードG」主人公・新導クロノが使用するクラン。
彼の父・新導ライブと、現ヴァンガード普及協会名誉会長・明神リューズの手により出現したカード群であり、そのためか公式試合でも普通に使用できる。
「ヴァンガードG」開始時はクロノと、クロノにカードを贈っていた伊吹コウジ以外、ほとんどの人間はその存在を知らなかった。海外のトップファイターであるハイメ・アルカラスや櫂トシキすらその存在を知らない。
だが、同作の2期「ギアースクライシス編」1話では既に一般流通が始まっているような描写があり、伊吹とカムイの会話で一般流通が確定した。そして、後に現れた明神リューズもこのクランを使用している。
初登場。トライアルデッキ「覚醒の時空竜」より登場。
ヴァンガードG主人公・新導クロノの使うクランなだけあってか、あるいは新しく登場するクランであるためか、レギュラーパック4種のうち3種に収録と優遇されている。
未だ発展途上であったが、この時点で《クロノドラゴン・ネクステージ》という強力なカードが登場している。
トライアルデッキ2種目とレギュラーパック「月煌竜牙」に収録。
新能力「タイムリープ(時翔)」が登場し、デッキとバインドゾーンを介したリアガードの入れ替えが手軽にできるようになる。
先述の《クロノドラゴン・ネクステージ》に加えこの強化が決定打となり、遂に公式大会に優勝し、環境に殴り込みをかけた。低レアリティながら強力な効果を持つ《烈火進撃の時空巨神》の存在も非常にありがたく、札束で殴るかのような「ネクステージ」に拘らなければ比較的低価格でデッキを組みやすい。
双闘は2種存在するが、単体でデッキの軸になりうる程の派手な性能を持ったものはなく、リミットブレイクや連携ライドに至っては存在すらしていない。
また、単体で切り札になりうるグレード3も少ないため、基本的には下記の要素を取り入れることになる。
全体の弱点として「超越」するにしろ双闘するにしろ相手のグレードが3以上でないと本格的に動けない為、グレード2でライドを止められてしまうと大した動きができないのが弱点である。
6期からは、新たに登場した効果「タイムリープ」を中心に据えることができるようになっている。
タイムリープは、指定ユニットを1ターンの間バインドし、そのバインドしたユニットのグレード+1のユニットをエンドフェイズまで呼び出し、エンドフェイズにユニットが残っているなら呼び出したユニットを山札に戻し、バインドしたユニットをスペリオルコールし直す効果。《時空竜 フェイトライダー・ドラゴン》の効果と似通ったものであるが、エンド時に元のユニットに戻るのは良くも悪くも特徴的。呼び出したユニットが存在しない場合、バインドされたユニットは戻らない為要注意である。
この「タイムリープ」の一部は、後述の名称にも組みこまれているため、軸というよりギミックである。
5期の間は「クロノジェット」以外に軸となりうるカードが少なく、デッキを組む場合は必然的に《クロノジェット・ドラゴン》を中心としたデッキになっていた。
「クロノジェット」は5期以降のアニメ新シリーズ「カードファイト!! ヴァンガードG」で主人公・新導クロノが使用するカード群。Gユニットを呼び出す「超越(ストライド)」を基軸として組まれたデッキである。
相手のリアガードを山札に戻すことで除去することを主体としたデッキである。
中心軸であるグレード3《クロノジェット・ドラゴン》は、単体でもジェネレーションブレイクでガード制限をかけつつ打点を高めてアタックできるフィニッシャーとしても活躍できる優秀なカードである。
特に強力なサポートは、タイムリープをカウンターブラストなしで行える《時空獣 メタリカ・フェニックス》と、トリプルドライブチェックを失わないまま疑似的なVスタンドを行う《クロノドラゴン・ネクステージ》。後者は環境を狙うなら必須であるにも関わらず、特殊レアリティ「ジェネレーションレア」でしか収録されておらず、非常に暴騰している。
ファイターズコレクション2015winterで新たに名称化するデッキ。ヴァンガードでもリアガードでも効果を持つグレード3《変革を呼ぶギアイーグル》の効果でのみ名称を参照される。
「クロノスコマンド」はGユニットにしか存在しないため、超越したターンしか名称が有効化しないという弱点がある。
現在クロノスコマンドに属するユニットは2種存在し、両者ともにリアガードを山札の下に戻す全体除去効果を備える。
《時空竜 クロノスコマンド・ドラゴン》はアタックのヒット時の効果でありコストもそれなりに重いためやや使いづらいが、初回から効果を狙っていける。
《時空竜 クロノスコマンド・レヴォリューション》は超越時の効果であり、初回超越に使えない上にGペルソナブラストだが、全体除去を確定で使えるのが非常に強力。味方も巻き込んでしまうが、「クロノスコマンド」名称専用超越ボーナスを持つ《変革を呼ぶギアイーグル》により最大1:2交換の山札からの不確定サーチが行えるため、損失を補いやすい。
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最終更新:2025/12/16(火) 06:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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