クレイグ・ブラゼルとは、アメリカ合衆国出身のプロ野球選手である。
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僅かではあるがメジャーリーグ出場経験のあるアメリカ人。
2008年埼玉西武ライオンズに入団。同じくこの年に入団した新外国人選手ヒラム・ボカチカとマシュー・キニー、この3名に球団社長から「ボカチカにぼかすか打ってもらって、チャンスは(クレイグ・)ブラゼルに. がんばってクレイグとお願いする。 最後は白星をおおキニーでいきましょうか」というダジャレまで飛び出した。西武在籍時の背番号は42。シーズン中は自宅から西武ドームまで電車通勤だった。
西武では4番打者として活躍。結果的にはいわゆる『隔月選手』で活躍したりしなかったり続く中、2008年6月に月間MVPを獲得した。しかし、他球団に対策されてからは大きく失速。シーズン最終戦の頭部死球が影響し、退団した。一部では野球に対する意欲が無くなったのではと危惧された。
「ダメンチ」「フライ職人」と揶揄されたケビン・メンチの代わりとして2009年5月に阪神タイガースがブラゼルを獲得。背番号は67。復帰第1戦でオリックスの金子千尋から2ランホームランを放つ。2010年はセ・リーグ2位の47本塁打を放った。
2011年は統一球の影響でホームランが16本に落ち込む。
2012年は捕手の城島健司がケガの影響で一塁手に転向したなどもあり外野手にも挑戦した。さらに交流戦あたりから新井良太の台頭が目立つようになり、新井貴浩が一塁手で出るようになったため、出場機会が激減。オフに自由契約となった。
前かがみから、体のしなりを生かしたアッパースイングで豪快なアーチを放つ長距離砲。そのスイングのため、アウトローには強いが、高めには弱く、直球に差し込まれる場面も目立つ。三振は多いものの、西武解雇後にプレーした母国の独立リーグのコーチや阪神に移籍後の和田一軍打撃コーチの指導もあってか、広角に打つ意識、ツーストライクに追い込まれてから、バットの握りを余して軽打を狙う柔軟性を獲得し、引っ張り中心であった打球傾向が若干変化した。逆境には比較的強く、アッと言わされる一撃が多いが、表面上の成績が大きく改善した2010年度は、焦りと軽打を意識しすぎるあまりか、得点圏のチャンスに弱くなった。
守備では、その巨軀と膝の不安から急速な動きをすることが少なく、守備範囲は狭くなっているが、体の動く範囲でのスローイングやキャッチングは比較的安定しており、新井さんに代表される味方内野手陣から放たれる、イレギュラーバウンドした難しい送球を、すくいあげてキャッチする好プレーを見せている。(格別に上手いというわけではないかもしれないが、筆者はブラゼルのキャッチングで拾った試合を2、3記憶している)
前述の通りその巨軀と膝から若干ケガの不安があり、シーズン中には右膝の肉離れや自打球による唇の裂傷を起こしたりと、巨体に似合わず繊細だが、本人はそんなことはお構いなしに、ファールゾーンの観客席へ飛び込んで打球をキャッチしたり、股間付近への3連続自打球の後にHRを打って見せたりなどと、ハッスルプレーを時折見せ、球場とテレビの前の阪神ファンを湧かせると同時にヒヤヒヤさせる。(膝を屈伸させるスライディング時が一番怖い)
吉野家の牛丼が大好物でシーズン中週に4回は食べるらしい。試合後でも構わず食べに行くそうな。
また、マット・マートンを吉野家中毒にさせた張本人である。
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最終更新:2025/12/16(火) 07:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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