『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』とは、サンライズ制作のテレビアニメである。2014年10月より放送。全25話予定。サンライズ×キングレコード(スターチャイルドレコード×第三クリエイティブ本部)によるオリジナルロボットアニメ。
主人公含め、戦闘要員(メカニック・司令塔含み)が全員女性というロボットアニメとしては異色の作品であり、主要人物も9割が女性を占めている。
クリエイティブプロデューサーに「機動戦士ガンダムSEED・機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で悪名高い知られる福田己津央を起用。事実上の現場復帰作となる。作品にはOP/EDの監修や一部絵コンテに携わっており、所々にガンダムSEEDシリーズを彷彿とさせるセルフオマージュが散りばめられている。OPとEDはオマージュ通り越してただの種であるとか言ってはいけない。
「マナ」と呼ばれる画期的な情報技術の発展により、戦争や環境などの諸問題がなくなり、世界に安寧の日々が訪れた。
しかし、それはマナの恩恵を得られる人間のみにとって都合の良い偽りの平穏であり、マナをあつかえない者たちは「ノーマ」という蔑称で反社会的人物として虐げられ、「ノーマ管理法」と呼ばれる法律に基づき、社会から隔離されるという非人道的なあつかいを受けていた。それは生まれたばかりの赤子ですらも例外として認められず、マナをあつかえる者たちはそのことに何の疑問も抱かず、むしろ当然のように考えていた。
大国「ミスルギ皇国」の第一皇女で、民衆から絶大な支持を受け何不自由の無い人生を約束されていたアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギもまた、ノーマ根絶を理想とする歪んだ思想に染まっていた人間の1人であったが、16歳を迎えて洗礼の儀が執り行われた際、兄・ジュリオによって自身がそれまで人間と認めようとしなかったノーマである事実を暴露される。まったく知らなかった事実を受け入れられず、困惑するアンジュリーゼに対し、皇国の人々はあっけなく掌を返す形で彼女を憎むべき敵としてあつかい、その混乱の最中でアンジュリーゼを兵士の銃弾から庇った母・ソフィアは命を落とし、父・ジュライは皇帝の座を簒奪される。
(wikipediaより転載)
アンジュ/アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ - CV:水樹奈々
本作の主人公。元ミスルギ皇国第一皇女。
両親の寵愛や筆頭侍女モモカのサポートを受けマナとして育ってきたが16歳の誕生日に実はノーマである事が兄によって暴露されてしまう。
その日の内にアルゼナルへ収監され司令官ジルに身体検査として二つの穴をほじくられるなどの辱めを受ける。
当初はノーマである自分を受け入れられす周りと衝突し環境に抗っていたが、ドラゴンとの戦闘を通じて次第にノーマとしての自分を受け入れるようになる。
生まれつきの身体能力は高く初めての訓練から平均以上の結果を叩き出し、またパラメイルに操縦感覚の近い運動競技用メカ・エアリアの操作経験のおかげで中隊の中でもトップクラスの技術を持つ。
時折ノーマとしての闘争本能に冒され我を忘れてしまう事がありドラゴンをオーバーキルする事も。
操縦機体はフリーダムガンダム旧式の欠陥パラメイル「ヴィルキス」。
サリア - CV:喜多村英梨
第一中隊の副隊長。ゾーラの死後隊長に昇格する。貧乳。
冷静沈着な性格だが不慮の事態に遭遇するとパニックに陥る一面も。
男女の恋愛に興味と憧れを抱いており、そういった類の書物を秘蔵している。
またAカップ故か豊満なバストを持つエルシャに対し「4次元バストが」と言い放つなど胸の大きさを気にしている節もある。
操作機体は長距離狙撃用に調整されたアーキバス。
ヴィヴィアン - CV:桑島法子
第一中隊のロリ担当。平時は常にスティックキャンディを舐めている。
性格は傍若無人。ルームメイトのサリアの机を漁ったり、空気を読まない発言をしたりと容姿そのままの行動・言動をとる。
個人的にアンジュを気に入っており、孤立しているアンジュにアプローチをかけるが悉く突っぱねられていたが、漂流から生還後は名前で呼ばれたりお揃いのキーホルダーをパラメイルにぶら下げたりと親しい仲になる。
操縦機体は軽量高機動型の試作機レイザー。
数々の死亡フラグを有しており視聴者はいつ死ぬのかとハラハラしている。
エルシャ - CV:小清水亜美
第一中隊のお姉さん担当。ヴィヴィアンと同じくアンジュ派のひとり。
雰囲気の通りのおっとりとした性格だが、時折ぶっそうな発言をしたりプロレス技をかけたりする怒らせるとヤバい人でもある。観察力が高く、ヴィルキスが原因不明の墜落を起こした原因も即座にヒルダのせいだと見抜いている。
大胆な下着を着用している。ブス雌豚の色ボケビッチ。
操縦機体は長距離ライフルを装備した重装砲撃機ハウザー。
ヒルダ - CV:田村ゆかり
ゾーラの死後、第一中隊の副隊長を務める。メイルライダーとしての実力は中隊内でも1,2位を争うほどのもの。
ゾーラの寵愛を主に受けていた事もあり、彼女の死の直接的原因となったアンジュを「痛姫様」と呼んで軽蔑している。
形見の義眼を大事に持っていたが、彼女の遺産を全て買い取った後に海に投げ捨てた。
操作機体は高機動型にカスタムされたグレイブ。
ロザリー - CV:石原夏織
ヒルダ派のひとり。
ヒルダと同様、ゾーラに囲われていた少女であり、彼女の死後はヒルダに買われる。
アンジュを憎んでおり、様々なイタズラをしかけるが半分くらいの確率でしっぺ返しを食らっている。
操縦機体は中距離支援型のグレイブ。
クリス - CV:小倉唯
ヒルダ派のひとり。鬼太郎。
常にロザリーと行動を共にしており、たまに彼女のしっぺ返しの巻き添えを食らう事も。
操縦機体はエルシャ同様ハウザーだがカスタムは殆どされていない。
ゾーラ/ゾーラ・アクスバリ - CV:根谷美智子
第一中隊隊長。
レズビアンで気に入った少女にすぐに手を出していたが、一方で部下の面倒見もいい人望に溢れる人物でもあった。
アンジュの初出撃の際、パニックを起こした彼女に敵前で抱きつかれた事でドラゴンの攻撃をまともに受けてしまい墜落先の孤島で戦死する。アンジュが生還できたのはひとえに彼女の(機体の)おかげでもある。
アンジュが自らがノーマだと自覚するきっかけを作った一人。
操縦機体は通信、索敵、出力が強化された高機動型の指揮官機アーキバス。
ココ/ココ・リーヴ - CV:辻あゆみ
アンジュと同期の新兵で享年12歳。絵本とプリンが大好きでありその幼さゆえに夢見がちな少女である。
マナの世界を魔法の国と呼び、その世界の元皇女であり高い身体能力と美貌を兼ね備えるアンジュに強い憧れを抱く。
ヒルダにプリンをパクられたアンジュに自分の大好きなプリンをプレゼントするが自室で捨てられてしまう。(なお後日アンジュはマズさから涙を流しながらきちんと完食。)
初陣で敵前逃亡してミスルギ皇国に帰ろうとするアンジュに付いていこうとするが、アンジュに気を取られすぎて上空から出現したドラゴンに気が付かず攻撃を受け死亡してしまう。
ミランダ/ミランダ・キャンベル - CV:茅原実里
ココの友人でアンジュの同期の一人。面倒見がよくアンジュにレターセットとペンの買い方を教える。
ココ 死亡後なおも逃亡しようとするアンジュを静止しようとしてココの死に涙を流しながら付いて行くがその途中でドラゴンに足蹴にされ空中に放り出された所を三体のドラゴンに捕食されてしまいミ/ラン/ダになる死亡する。
この件は視聴者に以前から指摘されていたパラメイルの安全性の問題について「やっぱりな」と思わせる結果となった。
ジル - CV:本田貴子
アルゼナムの司令官。元ヴィルキスのメイルライダーでありその時に右腕を失い義手になった。
ブロンソン監察官の目を掻い潜ってリベルタスと呼ばれる叛乱を企てている。
エマ・ブロンソン - CV:ゆかな
アルゼナムの監察官。モモカが来るまでは施設内では唯一の人間マナだった。
モモカ・荻野目 - CV:上坂すみれ
皇女アンジュリーゼの専属メイド。ミスルギ皇国崩壊後、決死の思いでアルゼナムへと侵入する。
幼いころにアンジュに手当してもらった傷を大切に消さずに残している、大浴場で「私の全てはアンジュリーゼ様で出来ています」と言いながらアンジュの背中を撫でながら頬を寄せるなど若干ヤンデレの気がある。
軍律で密葬される寸前のところで、アンジュに買われ再び彼女の侍女となる。因みに四コマでの値段は100円。
メイ - CV:渕上舞
パラメイル整備班長。
ヴィルキスと深い関わりのある一族の人間。
マギー - CV:豊口めぐみ
アルゼナムの軍医。
血を見ると昂る危ない人。
ジャスミン - CV:玉川砂記子
アルゼナムの商いを治める老婆。技工士としての一面もあり、戦死したノーマの墓石やジルの義手を作ったりもしている。
別名マッコイ婆さん。
バルカン - CV:???
ジャスミンモールのマスコットで、用心棒も兼ねる大型犬。万引きは絶対に見逃さない。アンジュを威嚇するなどヒルダ一派同様嫌っている模様。
パメラ - CV:初谷順子
オペレーター。茶髪ロング。
ヒカル - CV:森なな子
オペレーター。赤髪ベリーショート。
オリビエ - CV:東山奈央
オペレーター。緑髪ショート。
ジュリオ・飛鳥・ミスルギ - CV:鳥海浩輔
ミスルギ皇国の皇太子でアンジュの兄。ノーマを毛嫌いしておりアンジュを陥れる。
次女シルヴィアに邪な感情を抱いている節があるシスコン。
シルヴィア・斑鳩・ミスルギ - CV:東山奈央
ミスルギ皇国第二皇女でアンジュの妹。12歳。車椅子に乗っている。
洗礼の儀でアンジュがノーマだと発覚した際ショックのあまりに涙を流して気絶してしまう。
この時コミカライズ版では絶叫しており彼女もジュリオやかつてのアンジュリーゼ同様ノーマに対し強い差別意識や嫌悪感を持っていると思われる。
ジュライ・飛鳥・ミスルギ - CV:山寺宏一
ミスルギ皇国皇帝でアンジュの父。洗礼の儀の際ジュリオに不正を暴かれ失脚、拘束されてしまう。
ソフィア・斑鳩・ミスルギ - CV:林原めぐみ
ミスルギ皇国皇后でアンジュの母。洗礼の儀の際アンジュを庇い銃弾で撃たれ死亡する。
生前アンジュに皇家の守り歌「永久語り」と皇家に伝わる「指輪」という二つのキーアイテムを託していた。
リィザ・ランドッグ - CV:ゆかな
ミスルギ皇国の近衛長官でジュリオの腹心。しかしどう見てもジュリオを利用して何か企んでいる。
ミスティ・ローゼンブルム - CV:伊瀬茉莉也
ローゼンブルム王国の王女。アンジュの旧友でありエアリア部の対戦相手。
洗礼の儀の際はノーマである事が発覚したアンジュを軽蔑するよりも驚きと心配の表情をしていた。
アルゼナルは彼女の国ローゼンブルムの管轄である。
タスク - CV:宮野真守
アンジュが漂流した孤島で出会った青年。本名は多田野タスク。
アンジュの命の恩人なのだが介抱と用心の為ベッドに全裸で縛っていたり、ラッキースケベで四度ほど彼女の陰部に顔を埋めるなどしたせいで彼女から蹴り飛ばされたり発砲されたり噛み付かれたりと散々な目にあっている。
彼の母親は元メイルライダーと思われまた父親も何らかの組織の兵士であると推測される。幼少期に両親の亡骸の前でジル及びヴィルキスに遭遇しておりアンジュの指輪とヴィルキスの関係についても知っているふしがある。
更に男なのにマナを使えない(もしくは敢えて使わない)、ドラゴンについて深く知っている素振りを見せる、アンジュと別れた後に搭乗していた機体が頭部と手足の無いパラメイルのような姿をしているなど謎の多い人物である。
本編登場前の彼はその容姿や声からキラだの刹那だの言われていたが、実際の彼の(少なくとも表向きの)キャラクターは結城リトであった。
サラ - CV:堀江由衣
| 放送局 | 放送開始日 | 放送時間 |
|---|---|---|
| TOKYO MX | 2014年10月4日 | 土曜 25:30~26:00 |
| MBS | 2014年10月7日 | 火曜 26:30~27:00 |
| テレビ愛知 | 2014年10月8日 | 水曜 26:05~26:35 |
| BS11 | 2014年10月10日 | 金曜 23:30~24:00 |
バンダイチャンネル、dアニメストアにて配信中
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最終更新:2025/12/06(土) 16:00
最終更新:2025/12/06(土) 15:00
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