グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜とは株式会社アプリポットが運営するスマートフォン向けソーシャルゲームである。
2014年8月14日にiOS版、翌日にandroid版がリリースされた。
キャラクターデザインは『この中に1人、妹がいる!』『彼女がフラグをおられたら』の原作ライトノベルのイラストを担当していたCUTEGが担当。
ナビゲーターである兎ノ助の声は杉田智和が担当しており、他にも多数の豪華声優が登場しているのがウリ。リアルタイム連動システムや、お気に入りのキャラクターと擬似的に交流ができるシステムなどカード収集型のソーシャルゲームとしては秀逸な要素を数多く備えており、界隈でもその点を評価する声は多い。
反面、課金体制については現在主流の「SRは出やすくSSR(最上位レア)は出にくく」という多数の微課金と少数の廃課金を募る二重政策ではなく、業界黎明期のような大量の課金を募る一本体制であるため無課金・微課金程度ではカード資産が増えずまるで話にならないのが難点。
また、CUTEG氏渾身のキャラデザや美麗なイラストも本作の大きなアドバンテージであったが、2015年3月5日に発生した通称「流しっこガチャ騒動」によってApple社より膨大な数のイラストの修正指示が入り、一部のキャラクターはフェチポイントなどが軒並み検閲され没個性化してしまったという問題もある。詳しくは後述。
2015年7月24日に100万DLを達成した。
霧の魔物という脅威が現れてから300年。
人間を滅ぼさんとする魔物と人間の戦いは現在も続いています。
ある日、一人の少年が魔法使いに覚醒しました。
彼は他の人とは違い、魔法がほとんど使えません。
ですが彼は他の人とは違い、特別な力が二つありました。
一つは無尽蔵の魔力。一つはそれを他人に分け与えることができる力。
グリモワール学園の女の子たちと、絆を深め、協力してください。
そうすれば少年は、魔物との戦いを生き延びることができるかもしれません。
そう…魔法使いに覚醒した少年とは、あなたのことなのです。
「霧」という人間を滅ぼそうとする魔物と人間との戦争が勃発して300年経過したという世界。
主人公はとある魔法に目覚めたため、魔法使いを育てる学校である「私立グリモワール魔法学園」に転校してきたという設定。
主人公の魔法は魔力が無制限に生成し、その魔力を他の人に分ける能力であり、主人公が周囲の少女たちと絆を深め、協力しながら霧の魔物たちを倒していく。
主要となるゲームシステムについて説明する。
朝・昼・夜の三つの時間帯があり、学園の各所に居る生徒との会話を楽しむことが出来る。会話内容は開催されているイベントに関連する物から、キャラの個性を掘り下げる物まで様々。
生徒との待ち合わせシステムもあり、アイコンの表示されている生徒と会話することで待ち合わせをすることが出来る。待ち合わせと言っても一般的な待ち合わせではなく、指定した時間以降現在の時間帯以内であれば問題なく待ち合わせ報酬が貰える。このシステムのおかげで多くの転校生がメインヒロインの生物兵器の餌食になったとか
時間帯はそれぞれ、朝が4:00~10:59、昼が11:00~19:59、夜が20:00~3:59となっている。
チップを消費するミニゲームが出来る。現時点ではポーカーのみ遊ぶことが出来る。
対戦相手となるディーラーは2人いて、赤いお姉さんが「虎子」、青いお姉さんが「杏樹」である。ちなみに魔法使いではなく一般人。
ポーカーと言っても、一人プレイが前程のため本来のポーカーとはチップの扱いが異なっている。このポーカーでは役毎に倍率が設定されており、ベット数に役の倍率をかけた物が手取りとなる。この時、役がツーペア以上の場合はダブルアップ(所謂ハイ&ロー)に挑戦し、さらに掛け金を増やすことが出来る。
余談だが、プレジャータウンで用いられているトランプのJ,Q,Kの絵札は生徒会メンバーの絵があてられており、Jが結城聖奈、Qが水瀬薫子、Kが武田虎千代、となっている。
メインストーリーの進行に不可欠な要素。経験値を消費して進行度を満たしていく、という一般的なシステムである。メインミッションは全て、各話の最初のミッションが対応クエストに向かうこと、最後のミッションが対応クエストを1回クリアすること、となっている。共通して9つのエリアがあり、初プレイ時には3エリア達成毎にキャラクターとの会話、及びボス戦が発生する。
クエスト中は一定確率でマジカルチャンス・スーパーマジカルチャンスが発生し、この状態では進行度が増加しない代わりに通常よりも多くの経験値が入手できる。(流石にバグだとは思われるが、現在メインヒロインのみマジカルチャンス中にSDアイコンが消えている)
同ランクからランダムに選出されたプレイヤーから相手を選び、対戦を行うことが出来る。勝利数によりランクが上がる一方で、他プレイヤーに選ばれて負けた回数が一定数を超えるとランクが下がる。この仕様上、強さに不相応なランクまで上がって勝利することが出来ない、という事態が発生することを防いでいる。
本作品の特徴の一つ。親愛度を上げた生徒とMore@(と言う名のLINE)で生徒との交流を楽しむことができる。
内容としては、「トーク」「電話」の二つが存在している。
トークでは、生徒からのチャットに対して3つの選択肢から返事を返す形式となっている。複数の生徒の親愛度を上げることで解放されるグループトークもあり、現時点では以下のグループトークが存在している。
「電話」では、文字通り生徒からの電話がかかってくる。(つまるところ、電話風の短編ボイスCDのようなもの)
こちらについては、生徒だけではなくコラボキャラクターからの電話も存在している。
電話がかかってくる前後には、前置きや電話の内容についてなど、トークと同様のチャットがある。(なお、かかってきた電話を拒否してもチャット内容は応答したものと変わらない。)
太字は最初に選択できるキャラクターを指す。
※名前のみ登場のキャラクターも複数いるが、立ち絵が存在するキャラクターについてのみ記載。
※上記のうち「うの」と「ブル谷イル子」についてはプレイアブル化がなされている(ただしCVは無し)。
2015/2/28より実装された「流しっこガチャ」で登場した新カードについて、以下のような共通した要素があったため、2015/03/05にApple側から運営側への不当表現の要請、Apple storeからのリジェクトという国内のソーシャルゲームでも非常に重い措置が適用された。イラストについてはwikiに修正前イラストが公開されている。
上記のカードに加え、Apple社は過去全てのイラストを検閲。同社が定める不当表現に当たる要素が含まれているカード全ての修正を追加で要請した。今件についての事実上の追加制裁である。主な具体的な措置としては、
といったかなり厳しいものであり、急遽修正されたイラストの多くでデザインやバランスの崩壊、シチュエーションやコンセプトの破綻が見られるという惨状である。当然、これらについてはプレイヤーから批判の声が上がっているが、そもそも運営側が今回の目玉カードのイラストについては危ない橋を渡っているのをわかった上で実装に踏み切っているため、その辺りへの制裁も加わっているのではないかと見られている。また、確信的な模倣犯や更なるチキンレーサーが出現しないための見せしめとしても十分な効果を示したといえよう。
まだ作られていないようです。
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最終更新:2025/12/09(火) 03:00
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