ゲート・ガーディアンとは、遊戯王に登場するモンスターカードであり、遊戯王OCGに登場するカテゴリである。
原作の遊戯王において、「決闘者の王国」編で地下にいたプレイヤーキラー、迷宮兄弟の切り札とも言えるモンスターカード、ペガサスが彼らのために作成したとされている。遊戯と城之内のタッグの前に倒される。
遊戯王GXにおいてもデュエルアカデミアに迷宮兄弟が招致され、十代&翔のタッグとデュエルして召喚、さらにゲート・ガーディアンが墓地にいる際に特殊召喚できる「闇の守護神-ダーク・ガーディアン」も使用した。
十代VSユベル戦においてもその姿が確認できる。
遊戯王OCGのカテゴリ「ゲート・ガーディアン」はTCGの「Maze of Memories」で登場し、OCGでは「WORLD PREMIERE PACK 2023」で登場。また、関連カテゴリとして「ラビリンス・ウォール」も同時に登場し、それら含めて【ゲート・ガーディアン】となる。よって本記事では両方取り扱う。
以下、遊戯王カードWikiからの引用含。
ゲート・ガーディアン/Gate Guardian
効果モンスター
星11/闇属性/戦士族/攻3750/守3400
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」をそれぞれ1体ずつリリースした場合に特殊召喚する事ができる。
1999年8月26日に開催された、GBCソフト「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」の全国大会入場者特典として配布されたのが初出。
その後、2000年8月10日発売のPREMIUM PACK 3に収録されて広く出回り、その後も何度か収録されているが、初出の大会特典以外は全てレプリカとなっている。
魔神達がそれぞれ最上級モンスターであり場に出すのも難しく、さらにそれが三体も必要であるためにこれを召喚するだけでもかなりの難易度を誇り、出せたとしても特に効果のないモンスターでしかない。
ただ、当時の星11はもっとも高い星であり、神のカードですら星10である事を考えるとそのレベルはどれだけ高かったかわかる。現在は星11以上が何枚か存在する。
また、手札に持てる中で最も攻撃力の高い戦士族モンスターである。そのため、ユーフォロイド・ファイターの融合素材に使用すれば高い攻撃力を得る事が可能。そのほか、ズババジェネラルの装備効果による底上げやペンデュラムによる魔神召喚など、使い道や召喚手段が少しずつ増えてきている。
神縛りの塚を用いることで場もちをよくすることも一応可能となった。
「合体魔神-ゲート・ガーディアン」の効果で特殊召喚出来るモンスターの候補の中では最大攻撃力。
雷魔神-サンガ/Sanga of the Thunder
効果モンスター
星7/光属性/雷族/攻2600/守2200
このカードが相手のターンで攻撃された場合、
そのダメージ計算時に発動する事ができる。
その攻撃モンスター1体の攻撃力を0にする。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
風魔神-ヒューガ/Kazejin
効果モンスター
星7/風属性/魔法使い族/攻2400/守2200
このカードが相手のターンで攻撃された場合、
そのダメージ計算時に発動する事ができる。
その攻撃モンスター1体の攻撃力を0にする。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
水魔神-スーガ/Suijin
効果モンスター
星7/水属性/水族/攻2500/守2400
このカードが相手のターンで攻撃された場合、
そのダメージ計算時に発動する事ができる。
その攻撃モンスター1体の攻撃力を0にする。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
3体共通して、相手から攻撃された場合に、その攻撃力を0にする効果を持つ。
基本的には融合モンスターの素材として使用され、融合先の条件設定により、魔法罠ゾーンに置いてある状態でも素材に出来る。
融合先の性能を加味すると、先攻で動く場合は「風魔神-ヒューガ」を最優先に加えておきたいか。
上記の三魔神の組み合わせで、三体合体も二体合体も用意されており、特殊召喚の出来る融合モンスターの候補が変わる。
「ゲート・ガーディアン」と異なり、素材指定に加えて「上記カード」と記されているため、永続魔法や装備魔法として使われている場合でも素材に出来る。
基本的には相手によってフィールドが離れた時の効果で1体ずつ分解されていく作りになっている。ただし、単体では自分で任意に分解することが出来ない。
合体魔神-ゲート・ガーディアン/Gate Guardians Combined
融合・効果モンスター
星12/闇属性/戦士族/攻3750/守3400
「雷魔神-サンガ」+「風魔神-ヒューガ」+「水魔神-スーガ」
自分の手札・フィールド・墓地の上記のカードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに3度まで使用できる。
(1):自分フィールドのカードを対象とする効果を相手が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし破壊する。
(2):特殊召喚した表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキ・EXデッキからレベル11以下の「ゲート・ガーディアン」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
3体融合の「ゲート・ガーディアン」のリメイクカード。
融合モンスターと比べると、3体素材が必要な代わりに、手札や墓地からの除外でも素材に使用できる。
対象効果を防げることそのものは大きく、対象取らずに除去を行う場合でも、(2)効果が発動して、他の「ゲート・ガーディアン」に変換できる。
この両方の効果のトリガーにならない除去手段はかなり限定されているため、戦線の維持そのものはしやすいかもしれない。
雷風魔神-ゲート・ガーディアン/Gate Guardian of Thunder and Wind
融合・効果モンスター
星9/光属性/雷族/攻2500/守2200
「雷魔神-サンガ」+「風魔神-ヒューガ」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」のカード名が全て記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):特殊召喚した表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
自分の除外状態の、「雷魔神-サンガ」か「風魔神-ヒューガ」1体を特殊召喚する。
サポートカードのサーチを行える。ただし、特殊召喚時ではなく自分メインフェイズで任意で起動する効果で、それ以外の効果がないため、妨害効果を持つカードが望ましく、サーチ先にはフリチェ除去を持つカードがあるので、それを狙いたいか。
風水魔神-ゲート・ガーディアン/Gate Guardian of Wind and Water
融合・効果モンスター
星9/風属性/魔法使い族/攻2450/守2300
「風魔神-ヒューガ」+「水魔神-スーガ」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):相手がフィールドの魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
その効果を無効にする。
(2):特殊召喚した表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
自分の除外状態の、「風魔神-ヒューガ」か「水魔神-スーガ」1体を特殊召喚する。
「2回」使用可能な、相手の魔法罠無効に出来る効果を持つ。
合体魔神の効果で特殊召喚する先としても非常に優秀で、戦線の維持に役立てることが出来るか。
水雷魔神-ゲート・ガーディアン/Gate Guardian of Water and Thunder
融合・効果モンスター
星9/水属性/水族/攻2550/守2300
「水魔神-スーガ」+「雷魔神-サンガ」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):自分・相手ターンに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる
(同一チェーン上では1度まで)。
そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にする。
(2):特殊召喚した表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
自分の除外状態の、「水魔神-スーガ」か「雷魔神-サンガ」1体を特殊召喚する。
「2回」使用可能な、相手の攻撃力ダウン効果を持ち、ダウン後は0になる。
フリーチェーンでの攻撃力変動になっており、自分から攻撃するときにも扱えるため、「フォース・オブ・ガーディアン」との相性が良く、組み合わせることで高いダメージを期待できる。
現在、登場しているカードは全て墓地効果で三魔神をサーチや除外からのサルベージが行える効果を持つ。そのため、「おろかな副葬」等で墓地に落とすのも有効。
フォース・オブ・ガーディアン/Riryoku Guardian
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のLPが相手より低い場合、
元々のカード名に「ゲート・ガーディアン」を含む自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
相手のLPを半分にする。
その後、相手のLPの数値分だけ対象のモンスターの攻撃力をアップする。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・除外状態の「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」のいずれか1体を手札に加える。
「ゲート・ガーディアン」専用になった「フォース」のリメイクカード。
ライフ吸収して攻撃力に加算するため、キル要因として運用可能。
魔風衝撃波/Double Attack! Wind and Thunder!!
速攻魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ゲート・ガーディアン」モンスターが存在する場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・除外状態の「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」のいずれか1体を手札に加える。
フリーチェーンでの除去効果を持つ。
雷風魔神でサーチ出来るとスムーズ。
地雷蜘蛛の餌食/Prey of the Jirai Gumo
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは発動後、通常モンスター(昆虫族・地・星5・攻2100/守100)となり、
正面の自分のメインモンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしても扱う)。
その後、このカードと同じ縦列の相手モンスター1体を破壊できる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・除外状態の「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」のいずれか1体を手札に加える。
「地雷蜘蛛」のリメイクカード。
罠モンスターの中で最も攻撃力が高く、相手のモンスターの破壊手段になるカード。
ただし、サーチしてから伏せても「見えている地雷」と化してしまうため、工夫が必要になるところ。
迷宮壁-ラビリンス・ウォール/Labyrinth Wall
通常モンスター
星5/地属性/岩石族/攻 0/守3000
フィールドに壁を出現させ、出口のない迷宮をつくる。
このカテゴリの元になった星5のバニラモンスター。
ラビリンス・ウォール・シャドウ/Labyrinth Wall Shadow
フィールド魔法
(1):元々のレベルが5以上のモンスターを除く、
召喚・反転召喚・特殊召喚されたモンスターは、そのターンには攻撃できない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札・デッキ・除外状態の「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」のいずれか1体を選び、永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(3):相手バトルフェイズ開始時、相手フィールドの攻撃力1600未満のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
「迷宮壁-ラビリンス・ウォール」と「ウォール・シャドウ」を掛け合わせてリメイクしたカード。
攻撃出来ないようにする制限の範囲は非常に広く、レベル4以下以外にレベルを持たないエクシーズモンスターやリンクモンスターも該当する。
三魔神を魔法罠に引っ張ることで、手早く融合モンスターの召喚条件を整える手助けになるだろう。
バトルフェイズ時の破壊効果は範囲がかなり限定的だが、あって損はない効果。
迷宮に潜むシャドウ・グール/Shadow Ghoul of the Labyrinth
効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻1600/守1300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「ラビリンス・ウォール」カード1枚を手札に加える。
(2):相手モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時、
自分フィールドに「ラビリンス・ウォール」カードが存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
「シャドウ・グール」のリメイクカード。
手札から切ってサーチ効果が発動するため、このカードから召喚権を使わずに三魔神を1体確保出来る。
また、墓地効果で戦闘補助が出来るため、両方とも腐りにくい効果となっている。
迷宮の重魔戦車/Labyrinth Heavy Tank
効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2400/守2400
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードは召喚したターンには攻撃できない。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・デッキ・除外状態の「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」のいずれか1体を選び、
永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
自分フィールドに「ラビリンス・ウォール」カードが存在する場合、
さらに相手フィールドのモンスター1体を破壊できる。
「迷宮の魔戦車」のリメイクカード。
王国編のようにリリースなしでの召喚に対応し、三魔神を1体フィールドに確保できる。
また、「ラビリンス・ウォール・シャドウ」をフィールドに貼っているときに、除去を行える。
ゲート・ガーディアン
【黒魔族】「迷」と「宮」の門を守りし合体守護魔神
~特別ルール・防御反射(リフレクション)~
三枚の魔神カードといっしょに出すと、全てのモンスターの攻撃力を3ターンの間、0にできる。
OCGの前身であるバンダイ版では、週刊少年ジャンプの抽選プレゼントとして7000枚が限定配布された。
同じく抽選プレゼントであった、聖なるバリア ~ミラーフォース~(1000枚)や光の護封剣(500枚)と比べると数は多いものの、とても希少なカードであることは間違いない。今もこのカードを所持している人は大切に扱おう。
ちなみに攻撃力・守備力は記載されていないが、元となる三魔神のテキストには『三大魔神を揃えて出すと、「魔神ゲート・ガーディアン(攻撃力2800、守備力2800)」となり、3ターン続けて戦闘できる。』という記載がある。
ゲートガーディアン
融合モンスター?
迷宮兄弟が原作で使用した、説明がかなり難しいモンスター。
まず初めに「雷魔神-サンガ」「風魔神-ヒューガ」「水魔神-スーガ」をフィールド上に出さなければならない点はOCGと同じだが、それぞれは星6の上級モンスターであり、さらに棺のような形で単体としては身動きが取れない様に見える。
その姿と能力は単体モンスター三体が積み上がったような物であり、三種類の魔神の能力を各々使用する。
それぞれの魔神についての説明。
雷魔神-サンガ
効果モンスター
星6/?属性/?族/攻2600/守2200
攻撃名「雷衝弾」
ゲートガーディアンの頭と腕部分を担当。炎の剣士に攻撃するも、聖なるバリア-ミラーフォース-で反射される。
合体時の攻撃力は3250。
水魔神-スーガ
効果モンスター
星6/?属性/?族/攻2500/守2400
防御反射(リフレクション)「水魔昇壁」、防御反射(リフレクション)「流昇の水壁」、攻撃名「流水波」
ゲートガーディアンの足を担当。炎の剣士の攻撃を防ぎ、そのあとに倒す。その時に迷宮内が水浸しになり、「デーモンの召喚」の迷宮外からの雷撃で感電して倒される。さらにそのあとに遊戯に死者蘇生で復活させられ、ブラックマジシャンをサンガの攻撃から守る。次のターン、風魔神によって破壊された。
風魔神-ヒューガ
効果モンスター
星6/?属性/?族/攻2400/守2200
防御反射(リフレクション)「ストーム・バリケード」
ゲートガーディアンの胴体部分担当。聖なるバリア-ミラーフォース-を防ぐ。遊戯に使用された水魔神を破壊。
合体時の攻撃力は3000、雷魔神との合体攻撃「魔神衝撃波」の時は相手のライフを半減化して、さらに減らした分だけ攻撃力を強化する超チート魔法カード「フォース」により3500となる。
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最終更新:2025/12/10(水) 23:00
最終更新:2025/12/10(水) 22:00
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