ゲームセンターCX(ゲーム) 単語


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ゲームセンターcx(ゲーム)とは、同名のゲームバラエティ番組を原作とし、株式会社バンダイナムコゲームス(現: 株式会社バンダイナムコエンターテインメント)が発売しているゲームシリーズである。ジャンルはゲームinゲームを名乗り、その名の通りバラエティに富んだレトロ風ゲームが登場する。

シリーズ作品

ゲームセンターCX 有野の挑戦状

開発元はインディーズゼロ。ゲームセンターCXのメインコーナー、有野の挑戦に失敗した時の有野の無念の思いがニンテンドーDSに宿り、ゲーム魔王アリーノーが実体化。彼によってプレイヤーはゲーム歴1980年代に送り込まれ、知り合ったありの少年と共にゲームコンピューター、略称ゲーコンのゲームソフトをプレイしアリーノーの挑戦状に挑んでいく。クリア後に雑談出来ないのが問題点。

ゲームセンターCX 有野の挑戦状2

開発元は前作に引き続きインディーズゼロ。前作で消え去った筈のアリーノー。だが有野の挑戦に失敗するうちに無念の思いが募り再び蘇った。プレイヤーはまたゲーム歴1980年代に送り込まれ、ありの少年と共に再び挑戦状に挑む。
前作と異なりゲーコン以外のゲームも登場し、これに伴い時代に伴う家具の移り変わりやゲーム機の切り替えが画面に反映されるようになった。また、新たにゲームショップに行く事が出来る様になり、ここでしか遊べないゲームも登場した。但し説明書は読めない。更には初の通信や対戦機能を持つゲームが登場したのだが、実際にはありの少年とプレイ出来るだけであり、残念ながら本当に通信出来る訳では無い。

登場ゲーム機

有野の挑戦状シリーズ

GAME COMPUTER

ゲームコンピューター、略称ゲーコン。1983年7月15日発売。8bit機。15800円。見た目も色合いもファミリーコンピュータそっくりだが右側が横に伸びた左右非対称のデザインとなっており、またCOMPUTERの最後を「ー」で表すと言う違いが有る。シリーズを通してメインゲーム機として登場する。

GAME COMPUTER FLOPPY DRIVE SYSTEM

ゲームコンピューターフロッピードライブシステム、略称ゲーコンFDS、F.D.S.、FDS。1986年2~3月発売。ゲームコンピューターの周辺機器。ファミコンで言う所のディスクシステムに該当し使い方も同じだが、ディスクシステムとは違い武骨な黒い筐体に黄色いラインの外観をしている。大容量且つセーブが出来る事で好評を博したが、ガンデュエルで大容量カセットが実用化され、更にカセットでもセーブが出来る様になり廃れてしまった。

GAME COMPUTER mini

ゲームコンピューターmini、略称ゲーコンミニ、ゲーコンmini、mini。1989年5月27日発売。白黒四階調ながらゲーコン並みの性能を持つと称しており、CMでは「ゲーコンを持ち歩こう!」と言うメッセージを発した模様。見た目はゲームボーイに似ているが、画面が仰け反っているのが最大の特徴で、スピーカーと思われる部分を本体下部左右に有しており、スタートボタンとセレクトボタンと思われるものは、中央部に上下二段の配置となっている。また、画面左上に黒い突起が存在する。本体の色は白色だが、画面周辺と十字ボタンに相当する部分の色は黒に近いグレーとなっており、ボタンの色はオレンジで同じ色の装飾が前述したスピーカーらしき部分に見受けられる。通信機能を有しており、ゲームファンマガジン曰くこの機能がゲームをやった事が無い層に受け、発売以来爆発的に売れ続けているらしい。

SUPER GAME COMPUTER

スーパーゲームコンピューター。略称スーパーゲーコン、もしくはSGC。ゲーコンの後継機となる16bit機で、ゲーコンの倍のパワーを持つと言われる。回転・拡縮機能を持つ。1989年秋発売予定だったが延期し、1990年10月21日に発売された。十字ボタンに加え6つのボタンを持つとされるが、多分スタートとセレクトボタンはカウント外なのだろう。本体は左右のコントローラーの差込口が突き出ており、その上と中央の凹部上面に濃いグレーのスイッチが有り、それ以外は薄い灰色が配色されている。その形状と色はプレイステーションのコントローラーを連想させるが、一方でコントローラはスーパーファミコンの物を上下反転させた様な形状をしている。しかし色は左右対称となっており本体が濃いグレー、十字ボタンと四つのボタン周辺が薄いグレーとなっている。カセットの外観が豪華。

GAME COMPUTER mini COLOR

ゲームコンピューターminiCOLOR。略称ゲーコンminiCOLOR、miniCOLOR。1991年発売。ゲーコンミニのカラー版で、見た目は画面周辺以外miniと変わらないが色が緑色に変更されており、ボタンの色もグレーへと変更されスピーカー周りの装飾も廃止された。電源スイッチは左上に有る様だがminiの頃から同じ位置かは不明で、カラーバリエーションが有るのかも不明である。後方互換性を持ち、mini用ソフトも遊べる。

MASA-X

マサックス。ゲーコンに比べグラフィック性能に劣るゲーム機。但しサウンド面での評価は高い。他のハードとは違い、本日の挑戦でしかその外観を見る事は出来ない。

ENTER-M2000

ゲーコンのライバル機と目される機種。四角くシンプルな形状が特徴で、カセットはゲーコンより大きく性能も高い。欧米のPC用ゲーム、無敵拳カンフーを完全移植した事で一時期ゲーコンを超える売れ行きを見せるが、デーモンリターンズの発売により首位を奪還されてしまった。

ENTER-M3500

名前からしてENTER-M2000の後継機。2でともだちに電話を掛ける際に話題として登場する。ありの少年のともだち曰く性能はスーパーゲーコンを上回るらしいが、ありの少年曰くゲームが少ないらしい。

登場ゲーム

有野の挑戦状シリーズ

TOMATO

毎年各地のゲームショップでゲーム大会を開催している企業で、シューティングゲームを得意としている。社名に因んでか1UPトマトをゲームに仕込む事が多い。アベ名人が在籍している。

ウィズマン

WIZ-MAN。2に登場するドットイートゲーム。アーケードゲームとして開発され、そのファンタジーな世界観と2色のクリスタルを集めるゲーム性が海外でも大ヒットした作品。主人公ウィズンを操り、赤のロッドと青のロッドを使って敵を倒しながらそれぞれの色のクリスタルを集め塔の頂上を目指す。

作中でプレイ出来るゲームコンピューター版は1984年10月5日に発売された。定価は4800円で、ゲームセンターの人気ゲームが家庭で遊べると言う事で話題となった。カセットの色は黒で、容量は64kbit、型番もしくは品番はCXS-GEC。ゲーム内容もデモ画面も完全再現されている上、4面毎にコミカルなコーヒーブレイクタイムが追加された。

コズミックゲート

COSMIC GATE。初代に登場する固定画面シューティングゲーム。アーケードゲームとして開発された。1984年12月号のゲームファンマガジンで、全国のゲームセンターで人気沸騰中と説明される事からウィズマンよりは新しいと思われる。銀河宇宙歴2550年を舞台に、M32星雲から地球へと急行する銀河連邦軍の新型戦闘機、インフィニティーを操り立ち塞がるマス・インセクターを倒していくと言う内容。

初代でプレイ出来るゲームコンピューター版は1984年11月8日に発売された。カセットの色は黒で、型番もしくは品番はCXT-GEC。ゲームファンマガジン曰くアーケード版を忠実に再現している言う。タイトル画面で放置するとストーリーを読む事が出来るがアーケード版に元々有った機能かは不明で、アルファベットで記載されているが英語では無く日本語をローマ字で表現している。説明書では主人公機インフィニティーの詳細なデータを見る事が出来、またストーリーを読む事も出来るが、スペースの都合からか微妙に文章がおかしい。スタープリンスが発表された際、その影響でゲームランキングに返り咲く快挙を達成した。このゲームには最終面へとワープ出来る裏技が有るのだが、ゲームファンマガジンは1989年の12月号までこれに気付かなかった。

スタープリンス

STER PRINCE。略称スタプリ。初代に登場する家庭用シューティングゲーム。1986年6月3日発売。カセットの色は赤で、型番もしくは品番はCXT-STG。スペースオペラを謳っており、銀河系より永劫の彼方にあるセシリス星雲を舞台に展開する2ページにも渡る壮大なストーリーを持つ。主人公機はバルバードで、様々なアーマーでパワーアップする。またプロモーション面ではアベ名人が誕生し、このゲームの普及に努めた。このゲーム用に連射コントローラーが開発された。

スタープリンス専用連射コントローラー

ゲームコンピューターの周辺機器。3800円。スタープリンス専用として開発販売された。初代では途中から使用可能で、2でもわくわくボーイに備えられている事が言及されており使用可能。

HARAKIRI

海外の企業。国籍は明かされていないが、制作者の国籍がアメリカである事からアメリカの会社である可能性が高い。

無敵拳カンフー

初代と2に登場する格闘アクションゲーム。PC用ゲームとして開発、発売され全世界で200万本を超えるセールスを記録したが、後述の通り移植版が複数存在し単独プラットフォームによる記録なのかは不明。道場破りに敗れた師匠の仇を討つ為、主人公アイチケンゴーが単身敵に挑むと言う内容。製作者のニコル・アローンは日本の「侘びと寂び」に関心が有るが、その知識は正確とは言い難く日本とアジア文化を混同した内容となっており、ありの少年に「カンフーって……ちゅうごくやんなぁ」と突っ込まれている。

作中に登場する中で、最初に移植されたのはゲームコンピューターである。開発元は不明で、日本で発売されたのかも不明。ありの少年曰くかなり人気で相当売れた様だが、ハードウェアの性能故かニコル・アローンは「日本の侘びと寂び」を表現しきれなかったとゲームファンマガジンにて発言している。しかしゲームコンピューターで続編が展開している事から商業的には成功した模様。

2でプレイする移植版はENTER-M2000版であり、HARAKIRI自ら開発を行っている。アメリカの製作者曰くこちらが本当の移植版とされており、ゲームファンマガジンでも完全移植と見做されている。

GEISYA GAMES

ENTER-M2000版無敵拳カンフーの日本における販売ライセンスを獲得した企業。獲得の決め手となったのは社名との噂が有る。

無敵拳カンフー

上述したENTER-M2000版無敵拳カンフーの日本語版であり、2でプレイヤーが手に出来るソフト。1985年6月21日発売。定価4800円で、カセットの色は白、容量は128kbit、型番もしくは品番はEMG-1109である。ローカライズに当たりどの程度改変されているのかは不明。日本でのENTER-M2000のキラーソフトと化し、一時期ゲームコンピューターを凌ぐ売り上げを達成させ、更にゲームファンマガジンのゲームランキングにおいて、ENTER-M2000のゲームソフト首位記録を塗り替えた。

ギアーズ

自社製品に名前を記載する際は必ずGEARSと表記する。商品開発部と言う部署が存在する。在籍者は社長、広報のキベ、サカイ名人。

からくり忍者ハグルマン

初代に登場するアクションゲーム。1985年9月13日発売。カセットの色は青で、型番もしくは品番はCXG-003。江戸時代をモチーフとしたコミカルな世界観を舞台にしており、ストーリーも悪の科学者珍幻斎に浚われたほおずき姫を主人公、からくり忍者ハグルマンが助け出すと言うシンプルな構図となっている。横方向の無限スクロールステージを舞台に上下左右に移動し、敵を踏みつける、扉に挟む等して倒していく。ゲームライターのまちゃむがその道を進むきっかけとなったゲームであり、1986年9~10月には累計販売数400万本を突破して新記録を打ち立てた。

からくり忍者ハグルマン2

初代に登場するアクションゲーム。1986年12月10日発売。カセットの色は黄色で、型番もしくは品番はCXG-009。からくり忍者ハグルマンの続編。前作に比べ上下方向にステージが広がり敵も複数種類が現れる様になった。ストーリーも前作のその後だが構図は全く変わっていない。発売前には各地のゲームショップに予約が殺到し、万全を期して大量に出荷してもなお売り切れが続出した。

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