サイキックフォースとは、タイトーがリリースした3D格闘ゲームである。
『西暦2010年。世界は安定の時代に入ったかに見えた。』
しかし、平穏に見える世界の裏で、奇怪な事件が勃発した。
ロシア北部で起きた地方都市消滅事件、国連軍機甲師団の謎の壊滅、そしてヨーロッパでは魔女狩りの復活、
その他数多くの事件は一般には決して真相が知らされることはなかった。
こうした事件に関わる不可解な事実は全て闇に葬られていった。
なぜならその事件の影には国家レベルで隠蔽された異能力者、サイキッカーの存在があったからである。
サイキッカーとは、かつて人類が持ち得なかった未なるパワーを操る超能力者のことである。
念力・透視・テレパシーなどの、まるで夢のような能力。
だが、それは必ずしも使う者に幸福をもたらすものではなかった・・・・・・・・・
第二次世界大戦より、研究され続けてきたサイキックは21世紀初頭のこの時代、より大規模に研究がなされていた。
その大部分は軍事目的によるものであった。
無論、その事実は最重要機密であり、研究サンプルとしてサイキッカーと思われる人物が秘密裏に、数多く拘束されていた。
研究サンプルとして拘束されたサイキッカー達にとって、研究所の毎日は過酷なものであった。
人権を無視した人体実験を休みなく繰り返され、ある者は過酷な実験に命を落とし、
またある者は精神に異常をきたして自ら命を絶っていった。
そして実験後も、決して生きて帰れることはなく、まさにそこはサイキッカーにとっての、生き地獄だった。
サイキッカーたちにとって、永遠に続くかと思われた冬の時代。
一人のサイキッカーの出現によって、彼らを取り巻く歴史は大きく変わろうとしていた。
そのサイキッカーの名はキース。
彼もまたある機関によって捕らえられ、実験体として過酷な日々を送っていた。
多くの仲間が次々と倒れていく中、キースは遂に仲間達と共に暴動を引き起こし、
多くの犠牲者を出しながらたった一人脱出に成功する。
その後、キースはテレパシーを使って世界中から強力なサイキッカーを呼び集め、サイキッカー集団「ノア」を結成した。
キースは仲間達と共にサイキッカーの理想郷を創り出そうとする。
キースの目的は、サイキッカーによる世界征服だった・・・
タイトー初の3Dポリゴンを使った格闘ゲーム。
通常の格闘ゲームとは違い、「360度オールレンジバトル(上下左右だけでなく全方向から攻撃可能)」という特異なシステムを採用している。
これにより、「どの方向から攻撃をすれば攻撃が成立するか」という戦略の読み合いが戦いの肝となる。
(同一のシステムを起用した作品としてCLAMPの「X」キャラを使用した「X-運命の選択-」がある)
また「男女共に楽しめる格闘ゲーム」として、コマンドを簡略化したり、
キャラクターデザイン・コンシューマ(PS)版のアニメーションに大貫健一を起用。
更に声優陣も有名声優を起用、コンシューマ(PS)版のOP・EDには影山ヒロノブを起用した。
これにより男性陣だけでなく女性陣プレイヤーや腐男子・腐女子にも受けが良く、パズルゲーム化(パズルボブルのキャラクター版)・CD&ラジオドラマ化・OVA化・その他同人・二次創作の派生等、多くのメディアに進出した。(最盛期にはタイトー主催のオンリーイベントやライブ等も開かれた)
【オープニング・エンディング】
【対戦動画】
【音楽・etc...】
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最終更新:2025/12/06(土) 16:00
最終更新:2025/12/06(土) 16:00
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