サマータイムマシン・ブルースとは、2005年9月3日(ドラえもんの誕生日)に公開された日本映画である。107分カラー。
監督は『踊る大捜査線』シリーズで有名な本広克行。
元々は同志社大学の学生が旗揚げした劇団ヨーロッパ企画の舞台劇で21世紀最初の演目だった。
映画版の好評を受けて2度再演されている。
当時『ピンポン』『TRICK』などで人気になりつつあった一見B級チックながらも実は意外と凝った設定の作品として単館系でありながら上映当時から高い評価を得ており、現在では日本版タイムトラベル映画の代表作的な位置づけとなっている。
また、この作品の成功があってか、似たようなコンセプトでラストにかけてどんでん返しを持ってくるといった『キサラギ』『アフタースクール』のようなミニシアター映画が公開されている。
配役面では、当時『WATER BOYS』シリーズで注目を集めていた瑛太(ちなみに、この作品が映画初主演)や、『SWING GIRLS』で主演し、後に『のだめカンタービレ』で大ブレイクする上野樹里といった当時フジテレビ系映画によく登場していた役者をはじめ、ヨーロッパ企画での舞台版にも役柄も同じで出演していた永野宗典、本多力が出演。
ずっこけ3人組として登場する部員役の3名は今でも交流があり、よく後続の映画にも出演している。
なお、この映画は初見時と2回目以降で面白くなる箇所が全く異なり、特に冒頭15分は初見時は一番つまらない場面だが、2度目以降は最も笑える箇所へと変化する。
うだるような暑い夏
とある大学のだらしない「SF研究会」でエアコンのリモコンが故障してしまった。
古すぎて修理もできないエアコンを前に、突如部員たちの前にタイムマシンが現れる。
手の込んだイタズラと思い、唯一の後輩部員曽我を乗せて1日前に送ってみたところ、 曽我が姿を消した。
直後、曽我は帰ってきたが、彼の驚きは尋常ではない。
なんと、タイムマシンは本物で、実際にタイムトラベルが可能だったのだ。
これ幸いとばかりに「昨日壊れたリモコンを取ってくる」という計画を発案し、3人が昨日へ向かう。
しかし、タイムトラベルが面白い3人は過去で余計なことばかりし、タイムマシンだけを今日に送り返す。
その頃、SF研顧問のホセから「タイムトラベルによる歴史改変は現代を消滅させる恐れがある」と警告を受け、過去を改変しないために奮闘する。
果たして、SF研部員は歴史を元通りに戻せるのであろうか?
せっかくのタイムマシンをほぼ『昨日』『今日』の2日にしか使わないたった2日のタイムトラベル物語。
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最終更新:2025/12/07(日) 02:00
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