グノーシアによる汚染が確認された場合、
乗員はリスク評価をゼロに引き下げる義務を負う。
一般的な星間航行線においてリスク評価の低下に有効と認められる手法は、
汚染の疑いがある者に対するコールドスリープ処置である。
これは汚染者一般に認められる偽装を逆用すると同時に、
より積極的な方法を採用した場合に発生しうる
集団パニックを防ぐことも可能なためである。
乗員の条件等によっては武力制圧が採用されがちだが、
ヘングーパスの事例に見られるように悲惨な流血と自滅に至る恐れが高いため、
擬知体による計画評価スコアが0.78以下の際には採用すべきではない。
コールドスリープ処置を採用する場合、
シュリンプ移動毎に汚染の可能性が高い者を
選択してコールドスリープさせていくことで、
最終的にリスクをゼロにすることが目的であることを
乗員全員に周知させることがまず必要である。
続いて、乗員同士のコミュニケーションによってコールドスリープさせる者を
決定していくことになる。
汚染の確認と同時に乗船及び擬知体の機能も大幅に制限されるため、
コミュニケーションは対面の上、口頭で行うべきである。
これにより汚染者の偽装を看破することが望まれる。
また、汚染が確認されると同時に、
乗船の目的星系は擬知体により変更される。
変更先は現在の船内資源で到達可能な
最もシュリンプ移動回数の多い星系となる。
リスク評価がゼロに至らない状態で目的星系へのシュリンプ移動が行われた場合
圧縮自爆が実行されることとなる。
言うまでも無く、目的星系における汚染拡大を防ぐためである。
壊滅後、今なお人類全体の脅威として残るアマネージ、ハンダン星系を見る限り
圧縮自爆による浄化が不可避のプロセスとして指定されていることは
妥当と言わざるを得ない。
リスク評価がゼロに達したか否かはシュリンプ移動完了のタイミングで、
乗船の擬知体によって判定通知される。
(なお現在、全ての星間飛行船には汚染判定、
目的地指定および航法関連アクセスの強制ブロック、
圧縮自爆等の対グノーシア機能の実装が義務づけられている)
グノーシアとは人狼ゲームにSF要素を組み入れた1人プレイ用のADVである。
PSVita版が2019年6月20日、Nintendo Switch版が2020年4月30日にそれぞれ発売。2020年12月17日にはパッケージ版も発売された。
後にはSteam版(2022年1月23日)、PlayStation 4/5版、Xbox X/S/One版(以上は2023年12月14日)も発売された。
未知の怪物グノーシアが闊歩する船内を舞台に議論と投票を重ね、個性的な登場人物たちとの騙し合いを楽しむループモノ。
3000円未満と低価格ながら高い完成度を誇り、Vita版プレイヤーからの口コミも相まってヒットを飛ばしている。ファミ通クロスレビュープラチナ殿堂入り作品。
なおサウンドトラックがメビウスオンラインストア及びゲームショップ1983で発売中。劇中のBGM及びSEが網羅されている。
2024年12月1日、TVアニメ化が発表された。2025年10月から放送中である。
主人公が目を覚ますとそこは人に化けたモンスター“グノーシア”が忍び込んだ宇宙船だった。
グノーシアは嘘をつく。人間のふりをして近づき、騙し、消し去っていく――。
乗員と共に議論を重ね、疑わしきものはコールドスリープにする。
決着がついたのも束の間、時間が巻き戻り乗員の顔ぶれも変わっていた。
この現象は何なのか? 謎に揉まれながらも主人公たちは論戦を重ねていくしかない。
議論&投票をし“人を消滅させる存在”グノーシアをあぶりだしていく一人用推理ゲーム。
一回の議論は5ターン制。発言はコマンドを選んで行う。議論パートが終わった後は自室でステータス(後述)のレベルアップや他の乗員と会話し信頼関係を築いたりできる。
発言し過ぎるといらない注目を集め、かといって無言を貫いても疑われるため、適度に自分の意見を発信していったほうがよい。同票の者がでた際は決選投票に移る。
その回のグノーシア全員をコールドスリープできれば人間側の勝ち、
活動しているグノーシアの数が残った人間の数と同数になればグノーシア側の勝ちである。
つまりは人狼ゲームとほぼ同じであるが、現実の人狼ゲームとは異なる部分や制限されているルールもある。(例:プレイヤーが真の役職持ちの際、名乗り出ないとペナルティが発生する、など)
またこのゲーム独自の要素として「カリスマ」や「演技力」などのステータスの要素がある。
1ゲームごとにプレイヤーには経験値が入り、それを各能力に割り振って自由に伸ばすことが可能。経験値は負けても多少は入手できるため、議論が苦手なプレイヤーでもステータスを伸ばすことにより「相手の嘘発言を見抜ける」「投票されにくくなる」などの恩恵にあずかれる。
さらに、ステータスを高め、乗員との交流を深めていくと「スキル」を獲得でき、議論で選択できるコマンドが増える。
スキルは「誰かと協力関係を結べる」「自分の意見に皆を同意させる」「疑われた際にかばってもらいやすくなる」「論理的なミスや嘘を確実に指摘する」など、強力なものばかり。自分以外のキャラクターもゲームを重ねるにつれスキルを習得し、ゲーム終盤はスキルが飛び交う「超人人狼バトル」となることもある。
また、登場するキャラクター達にはそれぞれ生い立ちや思想など細かい設定が付与され、キャラクターゲームとしての側面も持ち合わせている。場合によっては恋愛ゲームのような展開になることも(※こういう展開が嫌な人用の設定もあるので、事前に避けることも可能)
ある程度ループ回数を重ねると初期設定で様々な条件を決められるようになる。ただしこのゲームでエンディングを迎えるには「勝ち続ける事」ではなく「情報を集め、全ての必要事項を埋める事」が求められるため、時には敗北したり、あえて不利な行動をとったりすることもしなくてはいけない。
もちろん普通の人狼シミュレーターとしても遊べるため、議論の進め方や推理の組み立て方を考えて勝利を目指し続けるのもアリである。通常の人狼ゲームをやり慣れている人には物足りない部分もあるが、人狼ゲームに慣れていないorやったことはないが興味がある人に、特におすすめできるゲームである。
)。何の単語かは不明だが、英語での意味は「残存物」、キリスト教の聖書においては「残された人々」を意味する。監督とアニメーション制作は「すばらしきこのせかい The Animation」の市川量也とドメリカ、シリーズ構成・脚本は「ATRI -My Dear Moments-」の花田十輝。
ゲームを手掛けたプチデポットのメンバーもアニメ制作側として参加している。
アニメの主人公としてユーリ(CV:安済知佳)が登場する。櫛で後ろ髪を巻いたショートヘアで中性的な風貌、英語表記での代名詞表記は「They」となっているが、具体的な性別は明かされていない。一人称は「僕」。
なお、アニメでの世界はユーリの宇宙で起きたことを観測したもの、という扱いであり、ゲームで各プレイヤー達目線で体験するようないわゆるマルチバースの一種となっている。
なお、システム的な制約を持つゲーム本編と違い、役職の後日名乗り出など実際のトーク人狼に近い物語展開を取る。
| 放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| TOKYO MX | 2025年10月11日 | 土曜 | 24:00~ | |
| とちぎテレビ | ||||
| 群馬テレビ | ||||
| BS11 | ||||
| テレビ愛知 | 25:45~ | |||
| MBS | 26:08~ | |||
| AT-X | 2025年10月13日 | 月曜 | 23:30~ | リピート放送 (水)11:30~/(金)17:30~ |
| 配信サイト | 配信開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMA | 2025年10月11日 | 土曜 | 24:00~ | 地上波同時配信 |
| dアニメストア | ||||
| その他配信サイト | 2025年10月14日 | 火曜 | 12:00~ | 配信サイトは公式サイト を参照
|
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掲示板
1450 ななしのよっしん
2025/12/05(金) 12:36:46 ID: CXa7BA9jGn
1451 ななしのよっしん
2025/12/05(金) 13:32:38 ID: 5kycCLbvXe
ゲーム攻略だけに特化すると「疑う」や「絶対に敵だ」といった攻撃的な発言はせず投票は流れに従いひたすら好感度を稼ぐという、本家人狼では役立たずに等しい村人ムーブが最適解だよね。
勝利に導こうと率先してリードする人ほどループがかさむので、これは人狼ではなくグノーシアなんだと気づいてからは楽になる。
1452 ななしのよっしん
2025/12/05(金) 15:14:42 ID: OFxUJQCtTg
予告のスクショ見てる限り、グノユーリやっぱりやべぇ系っぽい?
楽しみだ🤤
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/05(金) 20:00
最終更新:2025/12/05(金) 20:00
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