もしかして→「サウンドマン」
サンドマンとは、漫画「スティール・ボール・ラン」の登場人物である。
アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」参加者の1人。
ネイティブアメリカン(インディアン)の末裔で、主人公ジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリの2人を出し抜いて第1話目から颯爽と登場したため、読者達の間ではジョニィ達と同様で主人公と同格に扱われ、ファンも多かった。
姉が1人いるが、両親は既に死亡しているらしい。
思い込んだら他人とはあまり協調しない性格を持ち、「自分達の部族の考えでは白人たちに敵わない」と考えているため部族との仲も悪く、白人についての知識を得るために「白人の書物を読んでいた」事を部族の者達に知られ追い回されているというインパクトのある初登場となった。
馬で追ってくるインディアンたちから自分の足で走って逃げおおせるほどの超人的な脚力を持ち、「優勝賞金で白人達に奪われた祖先の代からの土地をまるごと買い戻す」ため、馬での出場が基本とされる中でも異例の「徒歩での参加」でスティール・ボール・ラン出場を決意し、故郷の村を去る。参加費用の1200ドルは、故郷の姉からもらった両親の形見たるエメラルドをお金の代わりに支払った。
『大地を味方につけている』と評されるその特殊な走法はレースでも、馬や自動車などで出場している他の参加者たちに全く引けを取らない俊足を見せつけ、さらには馬では踏破できないような場所・地形をショートカットできるという事もあり、(ジャイロの走行妨害行為による順位繰上げもあって)1stステージ優勝の栄誉を飾ったことで早くも優勝候補として名前が挙がるほどであった。
1stステージ以降、ストーリーがレースからスタンド能力によるバトルが主体となる内容に移っていくと彼の出番も次第に減っていくのだが、続く5thステージにて久々にジョニィたちの前に登場。レースを経て「大統領が『聖人の遺体』を集めている」事を知り、賞金を得るよりも遺体を集めることで大統領との取引に応じる方が目的達成のために都合がいいと考え、ミシガン湖にてDioとの共同戦線を展開しジョニィ達の持つ遺体を奪うべく刺客として立ち塞がる。
このまさかの登場には多くの読者が驚かされたが、さらに驚かされるべきは彼の本名がサンドマンではなく「サウンドマン」であったという驚愕の事実が判明した事であろう。彼に曰くサンドマンという名前は白人達が勝手に聞き間違えて定着したもので、「部族の中で『音を奏でる者』」と訳される名前であるとの事だが、1巻の第1話目を見ると明らかに部族の仲間達からも「サンドマン(砂男)」と呼ばれている。
まあ「後に言う方が正しい」以上我々読者に反論の余地は最初から無いということか。
『サウンドマン』は初登場シーンで板と地面に挟まって潜んでいた、隣の世界では別の能力を持つことがあることから、D4Cで大統領に連れてこられた別の世界の『サンドマン』なのではないかと考察されることもある。
戦闘では攻守共に隙が無いスタンド能力と前述の俊敏性をもってジョニィ達を窮地まで追い詰めて見せたが、ジャイロから伝授された回転の奥義を元にジョニィが新たに覚醒させた能力「牙(タスク)Act2」に敗れ、故郷に残してきた姉の事を憂いながら死亡、レースをリタイアする。
掲示板などでは専ら、「砂男」もしくは「音男」と書かれる傾向にある。
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最終更新:2025/12/09(火) 07:00
最終更新:2025/12/09(火) 07:00
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