シャイニング・アークとは (シャイニングアークとは) [単語記事]

『シャイニング・アーク』 (Shining Ark) とは、2013年2月28日にセガから発売予定のプレイステーション・ポータブル（PSP）用ゲームソフトである。ジャンルは「心をつなぐRPG」。

概要

舞台は絶海の孤島アルカディア。
豊かな自然と数々の朽ちた古代遺跡を有するこの島に、黒い片翼を持つ少女が流れ着いたことから物語が始まる。

戦闘システムは前作シャイニング・ブレイドと同じく、アクティブ＆コマンドバトルを採用。ただしパーティは4名で、行動順は敵味方変動する模様。
またヒロインのパニスはパーティメンバーではなくためプレイヤーは直接操作できない。
しかし好感度上昇により大まかな指示が出せるようになったり、パンで気分を変えることにより行動指針の調整ができたりする。

更に今作では、作物の栽培やミルク・卵の収穫、釣りなども楽しめるようになっている。

これまで通り、キャラクターデザインはTony、音楽は菊田裕樹が担当。

「島」「流れ着く」「不思議な少女」「パン」「海賊」というキーワードや出演声優陣から、恐らくシャイニング・ハーツと深く関係する作品になると思われる。

登場人物

フリード - CV：神谷浩史
「天使と出会った少年」
本作の主人公で、運命的に「天使」パニスと出会った少年。
彼自身も幼い頃島に流れ着いた孤児で、アゼル村のパン屋であるシャノンの一家に育てられた。
絆を何より大事にし、島の自警団グループを思慮深さでまとめるリーダー格。

パニス - CV：桑島法子
「片翼の天使」
本作のヒロインで、島に流れ着いた黒い片翼を持つ少女。
無邪気で子供っぽく、フリードに懐いて以降彼の後ろをついてまわっている。
不思議な歌声と容姿から島の人々に「天使」と呼ばれるようになるが、本人はお空も飛べないと否定している。

シャノン - CV：相沢舞
「エルフのパン屋さん」
島で評判のパン屋の看板娘であるおせっかい焼きなエルフの少女。
赤ん坊の頃から面倒を見てきたので、フリードは弟のようなもの。
パンを焼くこと自体は上手いのだが、新製品は美味しくない事が多く稀に大当たりがある程度。

ジンガ - CV：稲田徹
「孤島の戦士」
敵に率先して斬り込む勇敢な戦士で、仲間からの信頼も厚い狼獣人。
フリードの良き理解者であり、また導く兄のような存在でもある。
本業は漁師のため、漁に関することとなると熱くなり態度も口調も荒くなってしまう。

アダム - CV：中井和哉
「心なき古代の機兵」「聖なる島の守り神」
「天使」に呼応するかのように目覚め、フリードをマスターと認識した古代の遺産である機兵。
ロボットのため感情は持たないが、物腰柔らかい振る舞いをし村人を守ることを第一に行動する。
戦闘では兵器としての力を発揮するものの、普段は畑仕事に精を出している。

キルマリア - CV：早見沙織
「正義に殉じる緋眼の祓魔師」「魔断の射手」
神の敵に対しては容赦のない、正義の塊のようなシスター。口癖は「ジャスティス」。
黒い翼を持つパニスを悪魔だと信じて追うが、島での伝承では天使となることを聞き島の遺跡に興味を持つ。
本来は生真面目で堅物な一方で、そそっかしく暴走しがちな部分もある。

ヴァイオラ - CV：水樹奈々
「月光に舞う紫煌の死神」「天使を狩るもの」
突如現れ、「天使」を殺そうとパニスを狙う謎の女性。
何かを知っているよう素振りを見せるが、主人公たちの問いかけに応えることはない。
戦闘では執拗にパニスを狙うため、いかに彼女から守るかが重要になる。

レヴィン - CV：杉田智和
「海賊貴公子」「フリードの好敵手」
アルカディア島を自らの領地に狙う若き海賊。
長けた戦術、先陣を切る度胸、部下への思いやりで一目置かれている。
その高貴な出で立ちや振る舞いから、元貴族ではないかという噂も。

ベルベット- CV：斎藤千和
「絶海の女豹」「敵か味方か、シリアスな女海賊」
アルカディア島に眠る古代文明の「力」を求める女海賊。
目的のためには手段を選ばない、打算的で色仕掛けが得意なおそらく豹（あるいは猫）の獣人。
利用できそうな相手には甘い言葉で近づくが、そうでない相手にはキツい一言を浴びせる。