これは――武器ではなく………
―――翼。
シルバー・クロウとは、川原礫作のライトノベル「アクセル・ワールド」の主人公、有田ハルユキの分身である。
たぶん、このアバターは、僕の≪諦め≫を映して創られたんです。
シルバー・クロウは加速界でも珍しい防御特化の色―メタルカラーを持つデュエルアバターである。
貴金属に属するそのボディは特殊攻撃に対してはそこそこの耐久をみせるものの、打撃攻撃には滅法弱い。
かなりの敏捷性をもっているものの攻撃性能はたいしたこともなく、また手足のリーチも短い。
見た目も貧相で、微妙すぎる特性と相まってハルユキから雑魚戦闘員っぽいと言われてしまうほど。
しかし……
高く……遠く……泥沼みたいな現実を抜け出して……
あなたと一緒に……
飛び、たかった
シルバー・クロウは加速界唯一の<飛行アビリティ>をもつ最速のデュエルアバターである。
他のアバタースペックを全て犠牲にして得た十枚の金属フィンの推進力は凄まじく、仮想の重力さえ無視し、無限の空へとシルバー・クロウを誘う。
絶望的な現実からの逃避、それは裏返せば理想へと飛び出したいという希望の表れである。
シルバー・クロウの翼は加速界に生きるものにとって、それの象徴とされている。
→<ネガ・ネビュラス>
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最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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