ジンライ(超神マスターフォース)とは (ジンライサンとは) [単語記事]

ジンライ(超神マスターフォース)とは、『トランスフォーマー超神マスターフォース』に出てくるキャラクターである。

声-竹村拓

概要

自由を求めアメリカへ来た長野県出身の19歳の日本人であり、本作品の司令官でゴッドマスターの青年。

ある日仕事に使うトラックが壊れレンタル店で代替車を探していたら、奇妙なトラック（実は宇宙で開発されたトランステクター）を見つける。そこから彼の運命が大きく変わることに…。

ゴッドオンをした姿は某いい考えがよく浮かび、崖落ちに定評のある数代前の総司令官にそっくりである。最初は戦いに巻き込まれるのを嫌がっていたが、仕事仲間がデストロンに殺されたことを知り戦う決意をする。

性格は軽いが物語が進むにつれ使命感に目覚め、スーパージンライ→ゴッドジンライとパワーアップを重ねていく。

最後はトランステクター自体に（某宇宙鉄人のようにジンライの人格と声をコピーした）魂が宿ったことで、宇宙での戦いに旅立つ愛機との別れを経て元の人生に帰って行った。

玩具

C-307　ゴッドマスター　スーパージンライ

1988年発売。海外版「Power master Optimus Prime」の仕様変更品で、本家のものより非常に豪華な仕様となっている。以下に主な仕様違いを列挙する。

素材の変更
パワーマスターオプティマスはオールプラ製だが、スーパージンライはキャブ部分に金属パーツが用いられている。また、この変更に伴い窓パーツが一体成型から独立したブルークリアに変更されている。
成型色の変更
パワーマスターオプティマスではグレーで成型されていたパーツは、スーパージンライでは銀の成形色となっている。これによりトレーラーとしての質感が向上している。
メッキの採用
パワーマスターオプティマスではメッキが使用されていないが、スーパージンライではメッキが追加。バンパーやフロントグリル、さらに大腿部やアイアコーンエンジン部分に採用されている。
腕部パーツの変更
パワーマスターオプティマスの腕部パーツは少し短く、拳まで一体成型であったが、スーパージンライではより長いものに変更されている。そして拳が収納可能となった。

C-307X　ニュークリオンクエスト　スーパーコンボイ

復刻版発売時、トイザらス限定で発売された商品。スーパージンライのブラックカラー版だが、キャラクターはジンライではなくコンボイとなっている。
新エネルギー「ニュークリオン」を手に入れるべくブラックホールに突入するための装備という設定。

なおシールは通常版と同じであるため、窓パーツがレッドクリアになっているにも関わらずコンボイの胸の窓用シールは青となってしまっている。

C-310　ゴッドマスター　ゴッドジンライ

C-307「ゴッドマスター　スーパージンライ」とC-309「サイバトロン　ゴッドボンバー」のセット箱。
内容に変更はないが、ゴッドボンバーは日本オリジナル商品で当時海外には存在しなかった。
2001年に復刻版が発売された際、ノーマルジンライの目の色が青に変更されている。
また、この時海外でも日本版と同じ仕様で復刻。ゴッドボンバーは「Apex Bomber」という名前でデビューすることとなった。

C-310E　ファイヤーガッツゴッドジンライ

復刻版発売時、玩具販売サイト「e-hobby」限定で発売された特別仕様。赤とオレンジで成型、ゴールドメッキがされている。
アニメでの必殺技「超魂ゴッドファイヤーガッツ」発動状態を再現したもの。

このほかにも2010年代には「トランスフォーマーレジェンズ」でリメイクされていたり、海外では新規キャラクターとして「Ginrai」が2014年のBotcon（トランスフォーマーの世界的イベント）で販売された
（「変形！ヘンケイ！トランスフォーマー」のコンボイをファイヤーガッツゴッドジンライカラーにしたもの）。