スクアーロ(ジョジョ)とは (スクアーロとは) [単語記事]

スクアーロとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Parte5「黄金の風」の登場人物である。

CV：木内秀信（黄金の旋風版） / 森訓久（EoH版）/ 前野智昭（TVアニメ版）

ちょっとわかりかけて来たぜ、ボスが概要で言ってた事を

ギャング組織「パッショーネ」内「ボス親衛隊」の一人。
ブチャラティチームのボス裏切り後に差し向けられた第一の刺客。
相棒のティッツァーノと共に、ヴェネツィアにて一行を襲撃した。

色白で髪は短め・服は黒色系と、色黒で長髪の相棒と対になる容姿をしている。着用しているバンダナは相棒とおそろいのもの。

ティッツァーノとは並ならぬ絆で結ばれており、戦闘中も常に二人付きっきりだったほか、彼が自分を庇って死亡した際は「ボスの命令ではなくおまえのために復讐する」と激昂するなど、暗殺チームのソルベとジェラートばりの関係であったと想像される。

水溜りに潜伏できる鮫型のスタンド「クラッシュ」を用いて、食事がてら作戦会議をしていたブチャラティチームのナランチャが飲んでいたスープに潜み、隙を見てナランチャの舌を食いちぎる。
舌はすぐさまジョルノによって再生されるが、その際第二の罠としてティッツァーノのスタンド「トーキング・ヘッド」が取り付けられる。「ウソしか言えなくなる」トーキング・ヘッドの能力により、ナランチャは襲撃されている事すら伝達できず翻弄され、さらに異変に感づいて駆けつけたジョルノはクラッシュにより捕らえてしまう。

そのままジョルノを始末するべく一旦クラッシュを潜伏させるが、ナランチャのCO2探索により居場所を特定されエアロスミスの砲撃を受けてしまう。スクアーロはキッチンのガスを部屋に充満させ銃撃を封じ、「撃てるものなら撃ってみろ」と挑発。ナランチャは機転を利かせ、エアロスミスの回転プロペラによりクラッシュを斬り刻み、スクアーロはかなりのダメージを負う。

その後も一進一退の攻防の末、街中でついにナランチャと直接対決となる。相棒のティッツァーノがエアロスミスの銃撃をあえて浴び、返り血によりクラッシュの進路を切り拓き勝利を託して死亡すると、スクアーロは相棒のための復讐の決意を固め、クラッシュをナランチャに食らいつかせるが、既に負っていたダメージによる消耗とナランチャのさらなる決意の強さによりトドメには至らず、エアロスミスのボラボララッシュの反撃を食らい敗北、死亡した。

我が「クラッシュ」を探知できる者はいないッ!

クラッシュ
【破壊力:D / スピード:A / 射程距離:B / 持続力:A / 精密動作性:A / 成長性:C】: スクアーロのスタンド。鮫の風貌をしている遠隔操作型スタンドである（「スクアーロ」という言葉もイタリア語で「鮫」を意味している）。
水溜りやコップの水（皿の中のスープ）など液体の中へ潜み、標的に喰らいついて「食い破る」奇襲攻撃を得意とする。液体の外で活動することはできないが、液体のある場所では中々の戦闘能力を誇る。また「液体」から近くの別の「液体」へ瞬間移動をすることも可能であり（たとえば、「スープの入った皿」から「ワインの入ったグラス」へと、液体を介していなくても瞬間移動は可能）、また瞬間移動の際、捕まえたものをついでにつれて行くこともできる。また液体の体積が大きければ大きいほどスタンドも大きくなるようで、作中ではトーキング・ヘッドとナランチャを利用して一行を運河へ誘い込もうとしていた。
スタンドパワーが専ら水量に依存するためか攻撃力は他のスタンドと比べると高くなく、急所や柔らかい部位を狙わなければ相手を確実にしとめられないため、標的の喉元や舌などへ喰らいついている。
余談となるがフリーゲーム「ディアボロの大冒険」でもスタンドDISCの1つとして登場しており、水場の近くに自分と敵がそれぞれいると水場を通して遠隔攻撃が可能、という優れもので、さらには同じ遠隔攻撃可能な「ダイバー・ダウン（破壊力A）」よりも攻撃力が高く、水場に複数の敵がいれば同一ターンで全ての敵を同時攻撃可能、など破格の扱いを受けている。