ストライクフリーダムガンダム 単語


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ストライクフリーダムガンダム

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ストライクフリーダムガンダム(Strike Freedom Gundam、形式番号:ZGMF-X20A)とは、機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場する機動兵器である。

概要

型式番号:ZGMF-X20A 所属:秘密武装組織「ターミナル」 →オーブ連合首長国軍第2宇宙艦隊
開発:宇宙工廠「ファクトリー」 生産形態:ワンオフ・チューンアップ機 全高:18.88m 重量:80.09t
発電機関:ハイパーデュートリオンエンジン 装甲材質:ヴァリアブルフェイズシフト(VPS)装甲
武装:MMI-GAU27D 31mm近接防御機関砲×2
武装:MA-M21KF 高エネルギービームライフル×2
武装:MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲
武装:MMI-M15E クスィフィアス3レール砲×2
武装:MA-M02G シュペールラケルタビームサーベル×2
武装:MX2200 ビームシールド×2
武装:EQFU-3X スーパードラグーン
武装:機動兵装ウイング (MA-80V ビーム突撃砲×8)
特殊装備:ニュートロンジャマーキャンセラー ヴォワチュール・リュミエールシステム
特殊装備:武装モジュール「ミーティア」(07号機)
主な搭乗者 キラ・ヤマト

元々はフリーダムガンダムの直系の後継機として量産を前提に開発されていた機体。開発時期から鑑みると双子機に近い。しかし、ドラグーン・システムと新型の高機動スラスターの開発が遅れたために機体の設計データの状態で保管されていたものをクライン派が盗み出して、フリーダムとデスティニーおよびレジェンドのセカンドシリーズのデータを基に完成したキラ・ヤマトの専用機。

しかし、よくよく考えるとキラのようにフリーダムの性能を十二分に扱えそうなザフトレッドのパイロットを挙げるとすると、

アスラン・ザラ(ジャスティス+ミーティアのマルチロックオンを使いこなしていた)、イザーク・ジュールディアッカ・エルスマン(フリーダムは本来イザークが運用する予定であった)、シホ・ハーネンフース(試作型の機体が砲撃戦型仕様)

ぐらいである。「量産を前提とした試作機」から「実際の量産型」になる際のスペックダウン調整があるとしても、とても一般兵が扱えるレベルになるとは思えない。(例えるならば、最高レベルのスペックを持つνガンダムを1ランクや2ランク落としたところで、依然として一般兵が扱う量産型MSのジムやジェガンよりも遥かに高性能である。RX-78ガンダム→ジムの量産化ですら、再設計を要している)

と言っても、先述の通りストライクフリーダムとして開発された部分は基礎の部分だけであり、実際に完成した機体はデスティニーガンダム等のデータを基にされているため、開発当初に想定されていた水準よりも高スペックに纏められている可能性は否定できない。

 

この機体には宇宙世紀でいうムーバブル・フレームに近い機構が搭載されており、防御力を無視してパイロットの反応速度に対応できるだけのフレーム構造(装甲の分割、内部フレームの材質にVPS装甲を用いる)が採用されている。
キラの持つ反応速度は半端ではなく、機体の可動構造を出来る限り人体の動きに近い可動構造でなければ機体が追随できないほどである。ただでさえ高性能であったフリーダムガンダムに今までの戦闘データと新世代の機体データを融合することにより、キラ・ヤマトのみが扱える専用機が完成したのである。

尚、ストライクフリーダムの設定については錯綜している部分が多い。機体の性能などといった基本的な設定は決まっていたものの、それに対する細かな設定についてはあいまい部分が多く、ガンプラの説明書などでも食い違いが見られることも。

当初、本機の名称は雑誌や公式HP等のメディアにおいて「スーパーフリーダムガンダム」といういかにも安直過ぎる名前で呼称されていたが、諸般の事情(2003年に起きた「スーパーフリー事件」から時間が経っていないこともあり、ネットではかなりの批判が起きていたようである)により現在の名前に変更されたという経緯がある。
また、正式発表以前にはデルタフリーダムνFREEDOM/Mといった名前も各媒体で散見された。

また、機体名の由来については、初期の模型付属の解説等には「恋人であるキラの命を守った『ストライク』と『フリーダム』、2機の名を継承させることで『祈り』とした、ラクス・クラインによる命名である」との推察が有力な説として示されていたが、最新の設定(ガンプラの取扱説明書)ではターミナルにより奪取される以前から本機の名称がストライクフリーダムと決まっていた事になっている為、情報が錯綜している。

本機の動力についても機体情報の公開当時は「新型エンジン」としか表記されておらず明確に設定されていなかった。後に本機の動力がデスティニーやレジェンド同様のハイパーデュートリオンであると発言したことにより、現在ではこれが公式設定として受け止められているが、その後に発売されたガンプラの説明書の解説等にも依然として本機の動力について言及された資料はなく、スペシャルエディション「自由の代償」の初回特典カバー、COSMIC REGIONの付属の解説においては本機の動力がレーザー核融合炉との記述が存在している。

「SDガンダム GGENERATION PORTABLE」等のゲームにおいても本機の動力機関は「ハイパーデュートリオン」と設定されていない等、依然として情報が錯綜したままである。なお、ストライクフリーダムの初登場回(PHASE-39 天空のキラ)の起動OS設定の際に、「原子炉臨界」という台詞がある。

仮にも主人公の座をシンから奪い取ったキラの搭乗機なのに、その内容は明らかに固定されていない。
むしろ、デスティニーガンダムよりも情報が錯綜しているのは異常である。
機動戦士ガンダムシリーズ史上「情報が錯綜しすぎて本当の設定はどれなのかが判別できない機体」である。

ガンダムの先輩方や後輩方の反応

アーケードのゲーム『ガンダムvs.ガンダムNEXT』(12月3日にPSPに移植予定)において、ストライクフリーダム+ミーティアはα・アジールやエルメスらとともに強力なボスとして登場する。そのため、全てのキャラにこのMSに対する専用コメントがついている。そのうち、機体についてコメントしているものの中で、特筆すべき台詞を紹介する。

  • 刹那・F・セイエイ「あれは…ガン…ダム…!!」
    訳が分からないのでこのゲームのネタ用wikiにあった内容を要約して紹介する。
    若かりし頃に、刹那はリボンズ・アルマークが搭乗していたソレスタルビーイングの第1世代MS「Oガンダム」の姿を見ており、そのときのOガンダムの背中から翼のように放たれる緑色のGN粒子の姿が、ヴォワチュール・リュミエール展開時のストライクフリーダムの姿に重なったのだろう。
    ただ、ストフリのヴォワチュール・リュミエールの色は青っぽいし、そもそもこのゲームではこのヴォワチュール・リュミエール展開がほとんど見られない。かと思うと、逆に緑色の月光蝶を展開する∀ガンダムやターンXには反応しない。
    というか、ストフリとOガンダムとで見た目は凄く異なるのだが…
  • ガロード・ラン「あきらかに強そうなんですけど…。けど、高く売れそうだな!」
    少なくとも、ハイパーデュートリオンエンジンやドラグーン・システムだけで地球連合に売る価値はあるだろう。OZやジオンとか宇宙革命軍相手でも、ヴァリアブル・フェイズシフト装甲の技術は大金を積んで買う価値のあるものに違いない。
    ただ、撃墜したときに大爆発しては、結局売るに売れないはずでは…?
  • エマ・シーン「まるで天使のよう…」
    天使は天使でも、死の天使ではないのだろうか?エマさん、目を覚ましてくださいな。

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関連項目

  • 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
  • キラ・ヤマト
  • 保志総一朗
  • デスティニーガンダム
  • ストライクフリーダム戦

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