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セイコーマート

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 Seicomart

 ―おにぎりは温めますか?―

Seicomart
株式会社セイコーマート
札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル
小売業 非上場
1971年8月、札幌市北区に1号店オープン。
公式サイト

セイコーマートとは

北海道を地盤とするコンビニチェーン。
店舗数は1052店(北海道950店、関東102[茨城83店、埼玉19店])※2009年10月末現在
以前は滋賀県、京都府、兵庫県、鳥取県にも店舗があったが撤退し、そちらは現在はファミリーマートとなっている。

酒販組合をベースにしたコンビニチェーンであるため、それまで酒屋だった店が転業するケースが多く北海道において店舗数が最も多いし、店名に元酒屋であることを偲ばせるものが多い。
北海道179市町村のうち、セイコーマートが存在しない自治体はわずか10市町村という網羅っぷりである。ちなみに無いのは占冠村、比布町、初山別村、幌加内町、浦臼町、月形町、赤平市、神恵内村、真狩村、乙部町だそうです(wikipediaより)。

このような展開規模のため北海道を代表する企業として挙げられることが多い。

北海道内店舗数一位

道内以外殆ど無いだろwwwとか、ローカルチェーンだしな…などの声が聞こえて来そうだが、これはかなり凄い事である。

なにせ、店舗数一位の都道府県があるコンビニチェーンは5つしかなく、セイコーマート以外は全国規模の大手チェーンなのだから。(他4つはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス)

2011年度コンビニチェーン顧客満足度一位や、他社にさきがけたポイントカード導入とあわせて、セイコーマートの凄さがわかるポイントである。

ネタ

※随時追記してね!

店舗

  • 基本24時間営業でないのは仕様(札幌市街ですら24時間じゃない店が多々ある)。酒屋から鞍替えの店が多く、個人経営からの発展が多いのと過疎地域の店が多く、深夜に働く従業員の確保が難しい、そのため本部も24時間営業を強制していない。
  • すすきののど真ん中にあるたかせ店の営業時間は午前11時から朝3時半という驚愕の営業時間であり、夜すすきので働く人をターゲットにしている。
  • フランチャイズ料が他のフランチャイズより良心的らしい。24時間営業を強制していないため、大きい支出となる深夜従業員の人件費も抑制でき、安定経営に繋がっている。
  • コンビニ最北端(稚内市)とコンビニ最東端(根室市)制覇。特にセブンイレブンやローソンは稚内市への出店を諦めたため、セイコーマートの独壇場となっている。
  • 中島公園に本社ビルがある。本社ビルの1階もセイコーマートの店舗となっている。
  • 層雲峡店(上川町)は景観を考慮してか、オレンジの看板ではなく、茶色と黒の落ち着いた外観となっている。

商品

  • プライベートブランド(PB)の先駆け。20年前から格安のPB品サイダーや缶コーヒーを販売している。
    例えばPBの2Lのお茶は168円で買えるのだが、ローソンやセブンイレブンが安いPBの2Lのお茶を出して追随したのはかなり後。
  • 酒販組合から発展したため、お酒が豊富。コンビニチェーンとして酒を売り始めたのはここが最初。ワインブームになる前からワインを取り扱っていて、安価なテーブルワインの他、十勝ワインやドンペリなど、比較的入手しづらいワインも取り扱っている。
  • それ以外にも酒の種類は多い。4Lの焼酎が数種類ありPB品もある。さらに日本酒、サワーまでPB品があり、ワインも実は関連会社の輸入品だったりする。
  • ホットシェフ(店頭内にあるお総菜屋さん的な物)のうまさはガチ。「超でっかいおにぎり」は本当に大きい。店内で調理をしているため、温かいものが食べられる。コンビニ弁当=レンジでチンの構図を打ち破った。
  • ホットシェフは大きく分けて「ホットシェフ」「ミニホットシェフ」「ミニミニ(おにぎり)ホットシェフ」がある。カツ丼を扱っているのは主にホットシェフのみ。カツ丼が一番人気メニュー(500円、大盛り550円)でありファンが多い。最近はホットシェフで焼き立てパンまで扱うようになった。
  • 所謂コンビニ弁当も充実。「とり天丼」は20数年のロングセラーである。
  • 最近は100円惣菜が大ヒット。少量の惣菜や麺類が100円という低価格で販売されている。コンビニ弁当も他チェーンと比べて安い。
  • 大手コンビニでは「おにぎり100円均一セール」を大々的に行うが、セイコーマートは大半のおにぎりが年中100円である。明太子が120円。筋子でも130円。
  • 夏場になるとキャンプ用の炭。冬場は灯油を置く店が増える。

サービス・店内

  • 入店した時の店員さんの挨拶は「いらっしゃいませ、セイコーマートへようこそ」。
  • コンビニでのポイントカードサービスもここが最初(nanacoやローソンパスなど、他社が真似て全国展開…)。なお、ポイントは景品交換のみに利用でき、会計時に現金化して使うことはできない。ぜひ可能にして・・・。
  • コンビニといえども、価格帯が他のコンビニより安いことが多く(スーパーマーケットより少し高いか同程度、というのもよくある)、かといって商品の質も悪くないので、よく食品や日用品をスーパーで買う代わりにセイコーマートで買ったりする。特にスーパーの少ない地域ではその傾向が顕著。
    • 上記の通り、プライベートブランドが充実しているのも大きい。
    • 特売とかもある。新聞にも折り込みチラシが入るのでチラシは要チェックです。
    • 期間限定でレシートと一緒にクーポンが出たりする。
    • 近隣に商店やスーパー、コンビニが無いド田舎だとセイコーマートが地域の社交場となっている例も。
  • レシートが無駄にでかい(二つ折りにしても財布からはみ出ることがままある)
    →ロゴタイプが変わった2010年頃から他店と同じ幅になりますた。やったね!タエちゃん

その他

  • 略称には「セイコマ」と「セコマ」のどちらも使われる。 
  • 地味に日本のコンビニチェーンとしては最古参(セブンイレブン日本進出は1974年、セイコーマート1号店開店は1971年)。コンビニエンスストアという名称を用いたのがセブンイレブンのため、日本初のコンビニ=セブンイレブンと勘違いされているフシがある。
  • 長らくローカルタレントのYASUがCMに出演している。そのため、YASUがメインパーソナリティーであるHBCラジオの人気番組「カーナビラジオ午後一番!」のワンコーナー「YASUの大盛りごちソング」のスポンサーである。
  • コンビニチェーン「スパー」(SPAR)は、北海道内での展開はセイコーマート傘下で行われたため、ポイントカードが共通で利用できたり、セイコーマートのプライベートブランド商品が扱われていたりする。
    スパーはかつて日本各地に存在したが、北海道以外では別のチェーンに転換されて消滅したため、現在日本国内のスパーは北海道内のみに存在している。
  • 函館のハセガワストアと業務提携しているので、函館外でも一部店舗に限りハセスト名物「やきとり弁当」が購入できる。詳しくはハセガワストアのホームページなど参考にしてください。
  • ファミリーマートとは以前から蜜月の関係にあり、商品取り扱いなどで連携していた。
    しかしそのこともあって、北海道のファミリーマート出店は遅れた。2006年にセイコーマートとファミリーマートの合弁で「北海道ファミリーマート」が設立され、初めて北海道内(札幌市)にファミリーマートが進出した。
  • 他の大手コンビニチェーンを押しのけて2011年度のコンビニチェーンにおける顧客満足度1位となっている。
    →2012年度も顧客満足度1位となり、2年連続No.1に輝いた。
  • 北海道でコンビニ強盗のニュースを聞くとセイコーマートであることが多い。単に店舗数が多いからとか、24時間営業でない店舗の閉店後が狙われるとか諸説ある。
  • 北海道をドライブやツーリング、自転車、貧乏旅行をした人なら誰もがお世話になる。どんな僻地にも店があり、低価格で質のよいものが手に入るためである。

支払い方法

複数店舗で使えるのは以下の通り。

  • 現金(全店舗)
  • Edy(全店舗)
  • Suica・Kitaca(全店舗)
  • PASMO・TOICA・ICOCA・SUGOCA・はやかけん … 関東圏の店舗のみ。相互利用の関係かも→(全店舗)
  • ただし、上記交通系ICカードは決済のみ利用可能。チャージは出来ない。
  • クレジットカード(クレジット機能が付いたポイントカードの場合サイン等の確認は不要)
    対応カード:JCB、VISA、AMEX、MasterCard、日専連 … 北海道内の全店舗?(未確認)→(全店舗)
  • QUICPay … 札幌市など現在のところ一部地域のみ、今後対応店舗を増やす予定→(全店舗)
  • SAPICA … 札幌市内のみ。利用するとSAPICAポイントが貯まる(買い物200円につき1ポイント)。なお、SAPICA電子マネーの利用によってポイントが付くのはセイコーマートのみである(2013年初頭現在)。

関連動画

関連項目

  • コンビニエンスストアの一覧
  • ファミリーマート(北海道における店舗を運営する北海道ファミリーマートは、株式の51%をセイコーマート系列企業が握っている。元々資本提携など、仲のいい企業。)

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