本項で解説するソフランとは、音楽ゲーム(音ゲー)用語の一つ。スクロールの速度が曲中に変化すること。
ライオン株式会社が販売する、柔軟剤のブランド名については、「ソフラン」を参照。
音ゲーに限らず、曲中でテンポ(BPM)が変化する楽曲は多数存在するが、 そういった曲を音ゲーの画面上で再現する場合、2通りの表現方法が考えられる。
後者の方式では、プレイへの支障が少ないため、ソフランと呼ばれること自体も少ない。一方、前者の方式では、
突然加速する場所ではスクロールに目が追 い つ か ず 、
・・・という現象が発生する。また、後述の由来のように、厳密には曲のテンポが変化していなくても、ゲーム性を考慮してスクロールの速度を変えることがある。このようなスクロールの速度の変化をソフランと呼ぶ。
曲のノリに合わせたソフランは爽快感を得ることができるが、高難易度化のためにむりやり組み込まれたソフランはただプレイしづらいだけであり、糞フランと呼ばれて忌み嫌われる。
ソフランという名称は、beatmaniaIIDX 2nd styleで初登場した曲 "SOFT LANDING ON THE BODY"に由来する。
同曲は楽曲自体のテンポとは無関係に、突如譜面だけが加速するという仕掛けが搭載されている。 最初のうちは面白いギミックであると好評であったが、後に同曲のコンポーザー(DJ SIMON/杉本清隆)がこのギミックを乱発したことで不評を買い、ソフランは同氏の代名詞になるとともに糞譜面の代表例として挙げられるようになっていった。
ちなみにpop'n music20 fantasiaで登場した楽曲、ピラミッドREMIXの曲紹介にて、この用語は公式化した。
ピラミッド(永遠という名の媚薬)は原曲・REMIX両方とも凶悪なソフランが仕込まれている。
ソフランという言葉は、当初は"SOFT~"のように曲自体のテンポとは無関係にスクロールの速度だけが変化する曲のみを指していたが、 次第にBPM変化全般を指す用語になっていった。しかし、現在も使用者によって、以下のようなニュアンスの違いが見受けられる。
例えば、ΔMAXは1拍ごとにBPMが1ずつ上昇する曲であるが、これをソフランと呼ぶか、単なるBPM変化と呼ぶかは、使用者のこだわりによって分かれるところである。
なお、上の3を採用する場合、それほど大きくない速度変化のことを「微ソフラン」と呼ぶこともある。
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最終更新:2025/12/21(日) 08:00
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