本項で解説するソフランとは、音楽ゲーム(音ゲー)用語の一つ。スクロールの速度が曲中に変化すること。
ライオン株式会社が販売する、柔軟剤のブランド名については、「ソフラン」を参照。
ソフランという名称は、beatmaniaIIDX 2nd styleで初登場した曲 "SOFT LANDING ON THE BODY"に由来する。
同曲は楽曲自体のテンポとは無関係に、突如譜面だけが加速するという仕掛けが搭載されている。 最初のうちは面白いギミックであると好評であったが、後に同曲のコンポーザー(DJ SIMON/杉本清隆)がこのギミックを乱発したことで不評を買い、ソフランは同氏の代名詞になるとともに糞譜面の代表例として挙げられるようになっていった。
元々公式で「ソフラン」という略称は使っていなかったものの、beatmania CompleteMix 2に新規収録されたANOTHER譜面でDOCTOR Sが手がけた「Do you love me? (SOFT LANDING MIX)」が収録され、ANOTHER譜面に関するコメントも「タイトルの『SOFT LANDING MIX』というのを見て、このアナザーの仕掛けが予想できてしまったあなたは立派なビーマーです。」と書いてあった事から、SOFT LANDING=唐突にBPMが変化する曲という定義はこの時点で使われていた。ちなみに元々「Do you love me?」はゆっくりとしたバラード曲だが、ANOTHER譜面はMIX名にかかれた通り突如BPMが2倍に加速するギミックが仕掛けてあり、原曲の作曲者であるdj nagureoにこの音源を聞かせたところ「ひどい…」と一言言われたとか。
後のpop'n music20 fantasiaで登場した楽曲、ピラミッドREMIXの曲紹介にて、この用語は公式化した。
ピラミッド(永遠という名の媚薬)は原曲・REMIX両方とも凶悪なソフランが仕込まれている。
さらにSOUND VOLTEXでは明らかなテーマで作られた「混乱少女♥そふらんちゃん!!」という楽曲が登場しており、文字通り変拍子・強烈なソフランでプレイヤーを大いに悩ませる存在となっている。
ちなみに大本のSOFT LANDING ON THE BODY自体はアーケード版IIDXでは2~4th、6th、9~10thのみの収録でその間のバージョンとIIDXRED以降は削除されており、家庭用でも3rd styleにしか収録されておらず特別プレー需要がある曲ではない。しかし、ULTIMATE MOBILEではMUSIC PLAYERで試聴できるので、最近のIIDXシリーズから始めた人は一度聞いてみるのも一興。
IIDX27 HEROIC VERSEではシステムとして譜面の分布具合を六角レーダー化した「ノーツレーダー」が追加されたが、その中にBPM変化に対する難しさの度合である「SOF-LAN」が文字通り表記されており、SOFT LANDING ON THE BODYから名称が取られたことは明らかだろう。さらにBEMANI PRO LEAGUEでは選曲のテーマにも設けられているため、プロ選手はこれらへの対応は必須と言える。ただし、これに分類される曲は少なめであり、先鋒戦(レベル8~10)では現環境でわずか5曲しかないため、復活曲などで幅が広がることが望まれる。
ソフランという言葉は、当初は"SOFT~"のように曲自体のテンポとは無関係にスクロールの速度だけが変化する曲のみを指していたが、 次第にBPM変化全般を指す用語になっていった。しかし、現在も使用者によって、以下のようなニュアンスの違いが見受けられる。
例えば、"ΔMAX"は1拍ごとにBPMが1ずつ上昇する曲であるが、これをソフランと呼ぶか、単なるBPM変化と呼ぶかは、使用者のこだわりによって分かれるところである。
なお、上記3の定義を採用する場合、それほど大きくない速度変化のことを「微ソフラン」と呼ぶこともある。
音ゲー曲に限らず、曲中でテンポ(BPM)が変化する楽曲は多数存在するが、 そういった曲を音ゲーの画面上で再現する場合、2通りの表現方法が考えられる。
後者の方式では、プレイへの支障が少ないため、ソフランと呼ばれること自体も少ない。一方、前者の方式では、
……という現象が発生する。また、後述の由来のように、厳密には曲のテンポが変化していなくても、ゲーム性を考慮してスクロールの速度を変えることがある。このようなスクロールの速度の変化をソフランと呼ぶ。
曲のノリに合わせたソフランは爽快感を得ることができるが、高難易度化のためにむりやり組み込まれたソフランはただプレイしづらいだけであり、糞フランと呼ばれて忌み嫌われる。
一部作品で特殊プレイオプション「REGUL-SPEED」を使用すると、スクロール速度がBPM150時のものに固定され、テンポが変化するとスクロール速度の代わりに1小節の長さが可変する方式に変更される。ただしスコアは記録されなくなる。
テンポとは別に「譜面のスクロール速度」も設定できるようになっていて、テンポが変わっていないのに譜面だけ加減速したり、逆にテンポが変わってもこの設定で相殺して譜面速度を変えないように見せることも出来る。
また、速度が途中で変わった際には譜面自体が加減速するのではなく、音符の速度が個別に変化するのも特徴。例えば倍速ソフランがある場合、その音符だけが最初から倍速で飛んでくる。その為、あまり急激に速度変化させると音符の追い越しが起きるのだが、いつからか普通に利用されるようになった("ドンカマ2000"はその極致)。
作曲機能にテンポ変更が付いたバンブラDX以降、16分音符より細かい音符を疑似的に再現したり、小節数に限りがあるため減速して尺を稼いだりと、作曲機能の制約を突破するためにソフランが使われるケースが少なくない。
また、DX以降はテンポが変わる箇所に専用のマークが表示される。
掲示板
79 ななしのよっしん
2023/03/09(木) 19:37:38 ID: PdF+jqZpyS
変拍子×ソフラン=意味不明な恋愛=精度×認識力
https://
80 ななしのよっしん
2023/03/11(土) 16:05:34 ID: Odi3Fpi/NH
判定が厳しい音ゲーほど何かとソフランしがちなので目押し癖がついてると死ぬ
つらい
81 ななしのよっしん
2023/03/12(日) 17:44:01 ID: PdF+jqZpyS
BPMも拍子もおかしい
https://
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最終更新:2024/11/08(金) 02:00
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