タイガーマスクとは、プロレスを題材とした漫画及びアニメ作品である。原作は梶原一騎、作画は辻なおき。
孤児院「ちびっこハウス」で育った主人公・伊達直人が悪役レスラーの養成所「虎の穴」にスカウトされ、苦しいトレーニングを積んだ後にタイガーマスクとしてプロレスデビューする。
デビュー後、ファイトマネーを経営難に陥る孤児院にのみ寄付し、「虎の穴」への上納を怠ったとして裏切り者と扱われ、さまざまな悪役レスラーの刺客を送り込まれ、デスマッチを挑まれることとなる。
悪役レスラーとして育て上げられたタイガーマスクだが、(正体を明かしていないものの)孤児院の子供たちのために正統派レスラーとして戦っていく。
アニメは『タイガーマスク』と『タイガーマスク二世』の2作品が放映された。1作目は原作に展開が追いついてしまったため、オリジナルの話が挿し込まれ、最終回の展開も原作を大きく異なるが、原作者からは絶賛されている。
また、2作目はアニメの最終回の設定を引き継がずに、原作の最終回の設定を引き継いでいる。
2016年には、東映アニメーション創立60周年の一環として久々のアニメ化を果たす。こちらは新日本プロレスリングと親会社のブシロードも企画に関わっており、オカダ・カズチカをはじめとする所属選手が実名で登場する。
アニメ作品の2作目である『タイガーマスク二世』とのタイアップで、現実にもタイガーマスクの名を持った覆面レスラーが存在する。
なお、大阪プロレスには主力選手として「タイガースマスク」が存在したり、初代タイガーが現在所属するリアルジャパンプロレスには「スーパータイガー」や「タイガー・シャーク」など、タイガーをモチーフにした覆面選手が登場する。
他にも大日本プロレスの別ブランド・横浜プロレスには「オリエンタルタイガー」、「シャイニングタイガー」、SMASHに参戦したフィンランドの団体・FCFにはタイガーをベースとした「カゲマングロ」がいるなど、タイガーの"亜種"はプロレス界に多数存在するという。
ちなみに女子にもタイガーがおり、初代の佐山公認としてキャンディー奥津が1998年に女子初の本格的タイガーマスクとなる「タイガードリーム」に変身しているが、奥津が怪我による欠場が多いため、1999年にマスクを脱いでいる。
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最終更新:2025/12/08(月) 15:00
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