テクテク

概要

テクテクは、ゲーム動画投稿者、ならびにその動画シリーズの通称。

2008年5月16日現在、アップロードされている動画シリーズは『OBLIVION -テクテク冒険記-』（全163話）、『BIOSHOCK -テクテク海底記-』（全54話）、『Call of Duty 4 -テクテク従軍記-』（全32話）の3シリーズ。

面白いゲームを選択するセンスと、字幕を含む丁寧な編集、ふたば☆ちゃんねるネタを中心とする広いネタの引き出しが特徴。また、ゲームプレイヤーとしての腕もかなりの水準である。

ちなみに、「テクテク」は愛称であり、本人の本当のハンドルネームはKousonenである（動画シリーズのOP、EDロール、本人のブログ参照）。が、彼をそう呼ぶコメントは殆ど存在しない。この名前を知っているのは、動画を注意深く見ているごく一部のファンだけであろう。従って、以下本稿でも「テクテク」と呼称する。

 

OBLIVION -テクテク冒険記-

テクテク氏のデビュー作。ニコニコ動画上にOblivion動画が溢れるきっかけとなる大ブームを巻き起こした。

メインシナリオを進めず、サブクエストである魔法アカデミーや盗賊ギルドといったクエストを自由気ままに進めていくプレイスタイルは、自由度の高い本作の魅力を十二分に引き出しているといえるだろう。主人公名はNicoNico。かなりの美人キャラである（実際にプレイすると分かるが、Oblivionで美人を作るのはなかなか難しい）。戦闘は主に弓を好んで使う。後のFPSシリーズで活かされる事となる、命中精度の高さが垣間見られる。

解説字幕や、細やかなカット編集など、丁寧な編集が光る。

BIOSHOCK -テクテク海底記-

二作目。Oblivion終了後殆ど間を置かずに始められている。

Oblivionシリーズ後半に始めた、漫画などの画像を組み合わせたネタが大量に登場するのが特徴。

余談だが、日本におけるXbox360版BIOSHOCKの発売元Spikeは、株式会社ドワンゴの関連会社である。

Call of Duty 4 -テクテク従軍記-

3作目。BIOSHOCKとほぼ同時期に始まったが、BIOSHOCKを先に進める形となったため、本格的な進行はBIOSHOCKが終了してからとなった。

演出面に力を入れていた過去作品とは違い、ネタはかなり控えめとなっている。ゲーム自体の魅力とテクテク自身の技量を魅せる、正統派ゲームプレイ動画と言えるだろう。

Age of Empires III 解説動画 テクテク開拓記

４作目。編集の手間がかかるなどの理由により、継続して続けて行くかどうかは微妙との事なので、シリーズ化はされない可能性がある。

用語集

（凡例：Ob…Oblivion初出　Bio…BIOSHOCK初出　CoD4…Call of Duty4初出）

快盗アップル

Ob。ロックピッキングが異常に上手い、盗癖のあるテクテクにつけられた愛称（後に本当に盗賊ギルドに入っている）。空になった宝箱やショーケースに、キャッツカードの如くリンゴを残して行く事がその名の由来。

  只

CoD4。対人地雷クレイモアのAA。見た目そのままである。（多分）テクテクが初出という事はなく、色々なFPS動画で見られる。男前な台詞を吐いたり、死亡フラグを立てている事が多いようだ。テクテク従軍記での主な活躍は、Part23で繰り返し同じ方向からの奇襲で殺されたテクテクがキレて、一箇所に山のようにクレイモアを仕掛けた「怒りの田植え」事件など。

ゴロー

Ob。漫画『孤独のグルメ』の主人公。冴えないサラリーマン風の風貌。全シリーズ通して最も登場頻度が高い。ふたば☆ちゃんねるネタ。

シャーリー

Ob。漫画『シャーリー』の主人公。黒髪ショートヘアのメイド。13歳。これもやはりふたば☆ちゃんねるネタ。

～なら仕方ない

CoD4。本シリーズでは死亡した場合、「～という夢を見たんだ」「～という幻覚を見たんだ」などと、さも死んだシーンが架空の世界での出来事であったかのように字幕がつけられ、何事も無かったかのように進行する。その際、「夢ならば仕方ない」「幻覚ならば仕方ない」とコメントするのがいつの間にかお約束になった。

ブンブン

Bio。警報装置に引っかかるなどの時に登場する、警備メカの通称。一定の条件下で味方に引き入れる事も可能。その薄い装甲で強大な敵に立ち向かう姿が大人気。ローター音が非常にやかましかったり、たまに誤射したりする辺りがウザ可愛い。

関連リンク

Valencia1094　本人によるブログ