テルマエ・ロマエとは、エンターブレイン社発行の漫画雑誌コミックビームで連載されている漫画作品である。著者はヤマザキマリ。ジャンルは本格歴史風呂ンティア。断じてギャグマンガではない。第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞作品。『テルマエ・ロマエ』とは『ローマの浴場(テルメ)』という意味のラテン語。
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毎話ごとに完結するオムニバス形式をとっており、長くても上下二話でエピソードが綴られるため読みやすい作品である。毎回の起承転結がだいたいテンプレート化しており、
古代ローマ帝国の浴場設計技師ルシウスが難題をふっかけられる
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悩んだ末に転ぶか溺れるかして近くの浴場(水場)に水没
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ルシウス、現代日本のどこかの浴場へタイムスリップ
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日本の(古代ローマ人から見ると)あまりに斬新な浴場を参考にし、地元の平たい顔の部族(日本人)と交流して難問解決の鍵をゲット
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また水没してローマに戻ってきて問題解決、一件落着!
という一連の騒動が繰り返される。
日本で言うところの銭湯であるローマの公衆浴場を中心とする、『風呂』に着眼点を当てた奇抜な設定と、古代ローマ人であるルシウスが神秘の国日本でカルチャーギャップに毎度遭遇する面白さが好評を博し、コミックビームでも異例の大ヒット作品となっている。そのヒットを受けて実写映画化も企画が進行しており、ルシウス役を阿部寛がつとめる予定。
なお、単行本では加筆として著者による古代ローマの風呂関連のコラムが各話ごとに掲載されている。これらを読めば君も今日から古代ローマ浴場通だ!
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最終更新:2025/12/06(土) 15:00
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