ディシディアファイナルファンタジーとは (ディシディアファイナルファンタジーとは) [単語記事]

ディシディアファイナルファンタジー（DISSIDIA FINAL FANTASY）とは、ファイナルファンタジーシリーズの外伝作品である。

概要

シリーズ20周年を記念して製作されたお祭り的作品。内容は、ファイナルファンタジーのナンバリングタイトルI～XIIまでの主人公＋敵ボスキャラ+αが集まる対戦アクションゲームである。但し、レベル・装備品・アビリティといったRPG的システムも非常に重要な要素のため、一言ではジャンルを形容し辛く、公式サイドでは「ドラマチックプログレッシブアクション」という独自のジャンルで括っている。

ストーリーに関しては公式サイトを参照。

他のゲームと大きく異なる点は、「ブレイブ攻撃」("ブレイブ値"に変化を与える攻撃)と「HP攻撃」(HPを減らす攻撃。"ブレイブ値"に応じた威力)の2種類があることであろう。

ブレイブ攻撃で敵のブレイブを削り、自分のブレイブを溜めて行って、溜まったブレイブを消費してＨＰ攻撃を行う、相手のＨＰを０にすれば勝ち、というのが基本的な流れになる。

以上のシステムがややこしい、またアクションが苦手なユーザーは従来のようなコマンドバトルに変更することも可能。

対戦プレイをメモリースティックに録画することが出来る。更に動画を用いたＰＶ製作も可能なため、盛んに動画の投稿が行われ、本作を盛り上げる一因となっている。

尚、メイン製作陣をスクウェアエニックスの若手スタッフ（＝各作品を現役でプレイしていた世代）が努めている為、結構マニアックな（ファンの間ではおなじみの）ネタもかなり入っている。（いいですとも!とかウボァーとか魔法剣二刀流乱れ撃ちとかブラッドソード…等等）

キャラクター

各キャラクターの説明に関しては性能以外に関しては割愛する。該当作品のページを参照されたし。
なお、IからIXのキャラは、原作においてはボイスはないが(リメイク版や派生作品などにボイスがある場合がある)、この作品の制作にあたり声が当てられた。豪華な声優陣だな。

登場キャラクターのデザインは、天野絵とゲーム中の絵の中間をイメージして作成されている。また、コスモス側（主人公側）は、「お気に入りのキャラクターなのに使いこなせない」と言う事の無いように、比較的使いやすい性能になっているとの事。反してカオス側（敵側）は極めて癖の強いキャラクターが多い。

ファイナルファンタジー(第1作)
- ウォーリアーオブライト(CV:関俊彦)
  　　バランスのとれたオールラウンダー。余りにもアレな名前なので略称や通称が多い。
- ガーランド(CV:内海賢二)
  　　高い物理攻撃力を持つ。
  　　シャントット「輪廻なんて古くさいですわ」
ファイナルファンタジーII
- フリオニール(CV:緑川光)
  　　複数の武器を使い分けた攻撃が得意。今作では召喚獣のシヴァに誘惑された。
- 皇帝(CV:堀内賢雄)
  　　追尾魔法などの時間差攻撃やトラップが得意。
  　　ティーダ「ウボァー…って何なんスか？」
ファイナルファンタジーIII
- オニオンナイト(CV:福山潤)
  　　魔法が多彩でかつ最高クラスの地上移動性能を誇る。
- 暗闇の雲(CV:池田昌子)
  　　多くの種類の波動砲を持つ。HP攻撃も多く、触手攻撃も多彩。
  　　ちなみにEXモードのあうあうな姿はティナのトランス姿を決めた後に製作したらしいとのこと。
ファイナルファンタジーIV
- セシル・ハーヴィ(CV:程嶋しづマ)
  　　相反する性能を持つ暗黒騎士・パラディンを使い分ける。
- ゴルベーザ(CV:鹿賀丈史)
  　　一度の攻撃で近距離、遠距離の攻撃両方が出てくる。
  　　Lv100にすると「パワーをメテオに」→「いいですとも！」が聞ける。
ファイナルファンタジーV
- バッツ・クラウザー(CV:保志総一朗)
  　　他の主人公キャラの技を「ものまね」する。
  　　EXモードになると頭の上に☆☆☆…
- エクスデス(CV:石田太郎)
  　　カウンター攻撃に優れる。ただ性能が余りにもアレなので道場の先生になってしまった。
  　　無類の「無」マニア。
ファイナルファンタジーVI
- ティナ・ブランフォード(CV:福井裕佳梨)
  　　魔法使い系キャラの中で一番バランスがいいキャラ。
  　　本作のCERO指定がCである原因は、彼女のトランス姿を原作に忠実にしようと考え、アレな姿になったため。
- ケフカ・パラッツォ(CV:千葉繁)
  　　変則的な動きをする魔法が得意。相変わらずの壊れっぷりだがエンカウントボイスが的確すぎる。
ファイナルファンタジーVII
- クラウド・ストライフ(CV:櫻井孝宏)
  　　大剣を振り回して戦う。
- セフィロス(CV:森川智之)
  　　高スピードで剣をふるうブレイドマスター。アナザーフォームで腰が砕けた人も多いだろう。
ファイナルファンタジーVIII
- スコール・レオンハート(CV:石川英郎)
  　　ガンブレードによる斬撃＋銃撃のコンボを得意とする。
- アルティミシア(CV:田中敦子)
  　　遠距離からの魔法攻撃に優れる。
  　　フリオニール「見た目には、惑わされん！」
ファイナルファンタジーIX
- ジタン・トライバル(CV:朴璐美)
  　　最高クラスの空中移動能力を持つ。
  　　時間で言えば後発となるものの、ニーサンとの連想ができてしまうキャラだけに、
  　　朴氏の起用はもはやネタを通り越している。現にトロ・ステでの紹介でも突っ込まれている。
- クジャ(CV:石田彰)
  　　間合いに縛られない性能を持つ。
ファイナルファンタジーX
- ティーダ(CV:森田成一)
  　　高い移動性能を持ち、敵を翻弄する。
- ジェクト(CV:天田益男)
  　　遠距離攻撃一切なし。そのかわり近距離戦闘において高い性能を持つ。
ファイナルファンタジーXI
- シャントット(CV:林原めぐみ)
  　　伝説の淑女。古代魔法を巧みに操る。
  　　原作準拠のため口が悪すぎる。「ゴミ以下ね」
ファイナルファンタジーXII
- ジャッジ・ガブラス(CV:大塚明夫)
  　　ジャッジマスターの一人。EXモードに突入しないと使い物にならない。
  　　ケフカ「所詮！負け犬でしょ？」
その他
- コスモス(オリジナル、CV:島本須美)
- カオス(オリジナル、ただしデザインのみFF1から、CV:若本規夫)