トヨタ・コルサとは、トヨタ自動車が1978年~1999年に製造をしていた小型乗用車である。 姉妹車にはターセルとカローラⅡも存在をしていた。コルサは日本国内のみの名称となる。
車名の由来はイタリア語で「疾走」や「競争」の意味から。世界市場ではドイツのオペルが1982年から発売をされている小型乗用車の 名称で使われていたが、1995年に日本国内で販売をする時には、コルサの名称がトヨタ自動車が先に使用をしていたので、日本市場のみ 「ヴィータ」の名称を使用していた。
ターセルと共に登場をし、トヨタ車で初のFF駆動を採用をした車種でもある。また販売店のトヨペット店では、 コロナやマークⅡユーザーのセカンドカー需要としてのポジションを担っていた。
1978年に姉妹車のターセルと共に登場をする。ターセルとの差異はほんの細かい部分のみであった。 エンジンはガソリンの1500㏄のみとなる。
1979年にバリエーションにガソリンの1300㏄が追加され、1500㏄にAT車が追加される。
1980年にマイナーチェンジ。前部デザインの変更と1500㏄エンジンがカローラと同型となる。また1300㏄車にもAT車が追加される。
イメージキャラクターにはデビュー当初のみに歌手・山口百恵を起用。イメージカラーもレッドを全面に押し出していた。
1982年に初のモデルチェンジ。バリエーションも先代と同様で、メカニズムも先代からのキャリーオーバーとなる。 またカローラ店向けの姉妹車・カローラⅡが登場をする。
1983年に3ドアハッチバックが登場。
1984年にマイナーチェンジ。3ドアに1500㏄のガソリンターボが登場し、4ドアセダンには4WD仕様も登場する。
1986年に3ドアと5ドアがモデルチェンジ。4ドアセダンは継続生産され、1990年まで生産された。
イメージキャラクターにはアメリカ人プロテニスプレーヤーのジョン・マッケンローをターセルと一緒に起用をした。
1986年にモデルチェンジ。ボディバリエーションは3ドアと5ドアのハッチバックのみとなる。この型から1500㏄のディーゼルターボ エンジンを搭載車も用意される。同年には1500㏄のガソリンターボエンジンも3ドアに用意される。
1988年にマイナーチェンジ。3ドアモデルの一部グレードにキャンバストップ仕様がメーカーオプションで用意された。
1990年にモデルチェンジ。この代で5ドアハッチバックは廃止をされ、4ドアセダンが8年ぶりにモデルチェンジがされる。 エンジンはガソリンターボが廃止され、ガソリンエンジンは全て電子制御噴射式となりパワーアップがなされた。 また4WDも3ドアハッチバックにも用意された。デザインも丸みを帯びたデザインとなる。
1992年にマイナーチェンジ。前後デザインが変更をされ、使いづらかったパワーウインドースイッチの位置が使いやすい位置に 変更された。また安全装備が充実され、ドアにサイドドアビームが追加された。
マイナーチェンジ以後のCMには、日テレのみに放送をされるバージョンが存在をしていた。当時所属をしていたアナウンサーの 福澤朗が登場をし、コルサセダンが野球のホームベースを颯爽と回るという内容であった。
1994年にモデルチェンジ。デザインは直線的なデザインとなったが、バブル崩壊以後のコストダウンが全面に押し出されていた。 メカニズムは先代からのキャリーオーバーとなった。また従来は最廉価グレードではメーカーオプションであったパワーステアリングが 標準装備となった。
1997年にマイナーチェンジ。安っぽかったデザインをリファインをし、安全装備の両席エアバックとABSが全グレードに標準装備となった。
1999年にモデル廃止となった。
デビュー当初のみであるが、俳優・大地康男を起用し、お得感を全面にアピールをしていた。
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最終更新:2025/12/11(木) 06:00
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