トロフィム・デニソヴィッチ・ルイセンコとは、ソヴィエト連邦の生物学者、農学者である。
__ ,, =::ニ,:::::===ミ、、 . /ヾ:::::ミ;l、:::::_--:::、::ヽ l:::`´ ``¨'''ーヾ:ミi . |:::l l:::| ___________ |ミl 、,,,_ _,,, ゞl_ / 「;;lf::,= 。=ヽ f,= 。=ミヽl' ! | さて、本日は同志書記長には | l; `二 7 l'' 二-´ | | | 非常に残念なご報告をしなければなりません `l ヽ !_ 」 /:|'' < 先日>>1の自宅の前を通りかかったところ !::l ,,_..二 ._、 ,l:::l | 庭先にエンドウマメの栽培を確認致しました… , l、!. :. ̄ ̄:. : : :lノ、 | これは>>1が反動的なメンデル主義を /l::ヽ`ヽ、::__::;;/'/;lヽ \ 信奉している証拠であります ´:::::::!:::::`::::‐...-r:::''´:::/::::l:::::`  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
以下のような主張をした人である。
獲得形質(後天的遺伝形質、環境によって1世代で獲得した形質)は遺伝する。例えば、厳しい環境に作物を置いておくと、その作物の遺伝子が変化して厳しい環境に耐えられるようになり、その種から育った作物も厳しい環境に耐えられるようになる
としている。現代の科学では、通説では「獲得形質は遺伝しない」と考えられている。獲得形質の遺伝については今なお生物学の一部で論争があるものの、ルイセンコが唱えたように遺伝子がいきなりまるっと変わるわけではないのは確かである。
また、
人間社会とは異なり、自然界には階級性が存在しない。ゆえに、自然界の同種の生命同士では資本主義社会のような競争が起こることはない。例えば、密植をしても養分の奪い合いになることはない
ともしていた。当然、過剰な密植は養分の奪い合いとなってしまう。
しかし、共産主義の政治思想と生物学を結び付けたこの学説はスターリンに支持されてしまい、ソ連は一時期「ルイセンコ学説」に染まってしまった。反対する科学者は粛清されてしまった。
また、後年は同じく共産圏であった北朝鮮の「主体思想」や中国の「大躍進政策」においても、ルイセンコの密植の考え方をもとに農法が推進されたと言われる。これは土壌の劣化をもたらし、数年後には食料の減産を招いたとされる。
なお、当の本人は特に粛清されることもなく、社会主義労働者英雄勲章、レーニン勲章(8回)、スターリン賞(3回)を受賞したまま1976年に死去した。[1]
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最終更新:2025/12/06(土) 22:00
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