トーマス・オマリーとは (トーマスオマリーとは) [単語記事]

トーマス・オマリーとは、1990年代前半に阪神タイガースで活躍した助っ人選手である。

概要

1991年から1994年まで阪神タイガースに在籍。その後、1995年から1996年までヤクルトスワローズに移籍した。2002年に阪神タイガースにコーチとして復帰し、アリアスをはじめとする外国人選手の指導で2003年のリーグ優勝に貢献。優勝後のビールかけでは「ジュウハチネン、ジュウハチネーン、ナガーイ、ナガーイ！」と叫びながら選手と共に喜んでいた。2003年オフ、星野仙一の監督退任に伴いコーチを退任したが、翌2004年に阪神タイガースの駐米スカウトに就任。キャンプの際には来日し、外国人選手への指導なども行っている。

また最近では、阪神甲子園球場へは公共交通機関で来場するよう呼びかけるCMに出演している。
「ハーイ！おまりーデオマ！」「阪神甲子園球場ニハ駐車場ガアリマヘーン！」「ヤッパリ阪神電車ガ一番ヤー！」というコテコテな関西弁でお願いをする姿は、見る者に強烈なインパクトを与えている。

彼の類いまれなる歌唱力で唄われた「六甲おろし」は阪神ファンならずとも必聴である。