ドラゴンクエストライバルズ 単語


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ドラゴンクエストライバルズエース

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ドラゴンクエストライバルズとは、スクウェアエニックスから配信されている対戦型デジタルカードゲームである。

概要

2017年11月2日から配信されているカードゲーム。iOS、Androidで遊ぶことができるほか、PC版(Yahoo!ゲームより配信)もリリースされている。2019年2月14日からはNintendo Switch版もリリースされる。

プレイヤーは7人のリーダーから1人を選択し、スライムなどの「ドラクエ」でお馴染みのモンスターや、強力無比な魔王、頼もしい冒険者たちをカードから召喚して、相手と戦う。

いわゆるハースストーンクローンに分類されるゲームではあるが、本作では3Dで表現されたドラクエのキャラクターたちが、よく喋り、よく動く。ただのカードゲームオタクだけでなく、ドラクエ自体に思い入れがある人にもおすすめ。

カードの種類について

コレクション可能なカードには「ユニットカード」、「特技カード」、「武器カード」の3種類がある。

  • ユニットカード
    いわゆるミニオンカード。MP(マナ)を消費して出すことができる。左下に描かれている赤の数字は攻撃力、右下に書かれている緑の数字はHP。
  • 特技カード
    いわゆるスペルカード。MPを消費して、様々な効果を発生させる。テンションゲージを消費して強力な効果を発生させる「必殺技カード」も特技カードに含まれる。
  • 武器カード
    MPを消費し、リーダーに装備させることができる。武器を装備したリーダーは相手を攻撃できるが、ユニットを攻撃した場合は相手の攻撃力に応じてダメージを受けてしまう。

カードにはレアリティが存在し、通常は同じカードを2枚までデッキに入れることができるが、レジェンドレアは同じカードを1枚しか入れることができない。
カードパックを剥く際には、ゲーム内で「レジェンドレアチャージ」と称される、いわゆる救済タイマーがカウントされ、同種のカードパックを30個購入するとレジェンドレアカードを最低でも1枚は引き当てられるようになっている。
類似のゲームと同様に不要なカードを砕いて集めた素材で任意のカードをクラフトすることも可能。

上記とは別に、対戦中に1ターンに1度だけ使用できる「テンションカード」があり、MPを1消費して、テンションを1段階貯めることができる。テンションゲージを3段階溜めることで、「テンションスキル」を使用できるようになる。テンションスキルの効果は、魔法使いだったら相手にダメージを与える、僧侶だったら味方を回復するなど、リーダーによって様々。いわゆるヒーローパワーのドラクエ版。

ゲームシステム

お互い30枚のデッキを組み、対戦開始時に先手側は3枚、後手側は4枚のカードをデッキから引いて手札とし、自分のターン開始時に1枚ずつデッキからドローする。
カードを使うにはMPが必要で、1ターンに使うことができるMPは1ターン目は1点、2ターン目は2点といった具合に増えていく。
早いターンに使うことができるカードはMPコストが低いが能力も低く、強いカードはMPコストも高いので、あまり偏らないようにバランス良くデッキを組むのが基本。
お互いのリーダーのHPは25で、先に相手のリーダーのHPを0にすれば勝利となる。

と、ここまではぶっちゃけ元ネタのハースストーンとほとんど同じ。

「ライバルズ」独自のシステムとしては、

  • テンションスキルの仕様
    毎ターンヒーローパワーを使うことができるハースストーンに対して、「ライバルズ」はテンションゲージが溜まっている時にしかテンションスキルを使うことができない。しかし、そのぶん効果は強力になっている。
  • 後手側のハンデ
    ハースストーンでは後手側のプレイヤーは1マナを得られる0マナのスペルカード「コイン」を得るが、「ライバルズ」では後手側はテンションゲージがはじめから2段階溜まった状態になっている。
  • 配置の概念の複雑化
リーダー ユニット ユニット
ユニット ユニット
ユニット ユニット
ユニット ユニット リーダー
ユニット ユニット
ユニット ユニット

「ライバルズ」ではユニットを上記のように配置することができる。前列、後列にそれぞれユニットを配置することにより後列のユニットを守ることができたり(ブロック)、上段、中段、下段に1体ずつカードを配置することでリーダーを守ることができる(ウォール)。
カードによっては「前列/後列のみ」「貫通(横一列)」など範囲を指定する能力もあり、状況に応じて効果的な配置をすることが勝利への鍵。
先発のDCGでは「デュエルエクスマキナ」が類似のシステムを採用していた。

リーダー

リーダーは以下の7名から選択する。アナザーリーダーはリーダーの見た目を変更する機能で、一度スキンを手に入れた後は、いつでも変更できる。

キャラクター 声優 職業 初登場 特徴
テリー 神谷浩史 戦士 VI 武器カードを扱うことを得意とするリーダー。
武器で敵ユニットを攻撃することが多いため反撃でHPが減らされやすいが、自身のHPが低いと効果が強力になるカードを扱うこともできる。
テンションスキルは自身の攻撃力を上げ貫通攻撃を可能にする「稲妻の加護」。
必殺技は全ての敵ユニットにダメージを与える「ジゴスパーク」。
固有レジェンドカードは「パパス」「アトラス」。
ゼシカ 竹達彩奈 魔法使い VIII 「メラ」や「イオ」といったドラクエでお馴染みの呪文で敵ユニットやリーダーを攻撃する。
「ぱふぱふ」などのお色気特技で敵の攻撃を封じることもできる。
テンションスキルは敵1体にダメージを与える「紅蓮の火球」。
必殺技は敵全体に大ダメージを与える「マダンテ」。
固有レジェンドカードは「マリベル」「バズズ」。
アリーナ 中川翔子 武闘家 IV 複数のカードを組み合わせたコンボを得意とするリーダー。
配置に関係した能力を持つカードが多いことも特徴。
テンションスキルはデッキから1枚カードをドローし、武術カードを1枚手札に加える「おてんば姫」。
必殺技は、そのターンに使った手札の枚数に応じて威力が上がる「閃光烈火拳」。
固有レジェンドカードは「ハッサン」「キングレオ」。
マルティナ 小清水亜美 武道家
(アナザー)
XI 武道家のアナザーリーダー。
ククール 細谷佳正 僧侶 XIII 「ホイミ」や「ザオラル」といった呪文で、味方を回復・復活させることが得意なリーダー。
「ザキ」のようにユニットを問答無用で倒すことができる呪文も扱える。
テンションスキルは全ての味方を回復させる「いやしの波動」。
必殺技は十字型の範囲にダメージを与える「グランドクロス」。
固有レジェンドカードは「クリフト」「ベリアル」。
トルネコ 茶風林 商人 IV 特技でユニットを強化することを得意とするリーダー。
手札の枚数が多いと効果が強力になるカードが多い。
テンションスキルは道具カードを3枚手札に加える「お宝発見」。
必殺技は3体の突撃ユニットを呼び出す「あらくれ呼び」。
固有レジェンドカードは「リッカ」「キラーマジンガ」。
リッカ 潘めぐみ 商人
(アナザー)
IX 商人のアナザーリーダー。
ミネア 日笠陽子 占い師 IV 2つの効果のうち1つをランダムに発動させる占いの効果を持つカードを使用する。条件を満たすことで、占いの効果を選べる必中モードや、両方の効果を発動する超必中モードになることができる。
テンションスキルはデッキから特技カードを1枚手札に加え、MPコストを1減らす「水晶占い」。
必殺技は敵ユニット全体に大ダメージを与え、超必中モードになる「天変地異」。
固有レジェンドカードは「ミレーユ」「ジュリアンテ」。
ピサロ 小野大輔 魔剣士 IV MPを増加させるカードを使用することで、強力なカードを早いターンに出すことができる。
相手ユニットを弱体化させるカードが多いことも特徴。
テンションスキルはピサロナイトを1体召喚する「魔族の騎士」。
必殺技は自身を強力なデスピサロに変身させる「進化の秘宝」。
固有レジェンドカードは「ドルマゲス」「ゼルドラド」。

ユニットカード(冒険者)

キャラクター 声優 ユニット 初登場 特徴
ビアンカ 井上麻里奈 共通 V
フローラ 花澤香菜 共通 V
デボラ 朴璐美 共通 V
ガボ 田村睦心 共通 VII
サンディ 喜多村英梨 共通 IX
リッカ 潘めぐみ 共通 IX
ラヴィエル 新谷良子 共通 IX
アンルシア 早見沙織 共通 X
エステラ 伊藤静 共通 X
ヒューザ 島崎信長 共通 X
カミュ 内山昂輝 共通 XI
シルビア 小野坂昌也 共通 XI
マルティナ 小清水亜美 共通 XI
ホミロン軍曹 釘宮理恵 共通 ヒーローズII
ライアン 杉田智和 戦士デッキ IV
パパス 玄田哲章 戦士デッキ V
グレイグ 小山力也 戦士デッキ XI
バーバラ 三森すずこ 魔法使いデッキ V
マリベル 悠木碧 魔法使いデッキ VII
ベロニカ 内田真礼 魔法使いデッキ XI
ハッサン 安元洋貴 武闘家デッキ VI
モリー 中田譲治 武闘家デッキ VIII
ゲルダ 生天目仁美 武闘家デッキ VIII
マイユ 遠藤綾 武闘家デッキ X
クリフト 緑川光 僧侶デッキ IV
チャモロ 高山みなみ 僧侶デッキ VI
セーニャ 雨宮天 僧侶デッキ XI
キーファ 宮野真守 商人デッキ VII
トロデ 岩崎ひろし 商人デッキ VIII
ルイーダ 甲斐田裕子 商人デッキ IX
マーニャ 沢城みゆき 占い師デッキ IV
ミレーユ 田中理恵 占い師デッキ VI
クロウズ 福山潤 占い師デッキ X
ロウ 麦人 占い師デッキ XI
ドルマゲス 子安武人 魔剣士デッキ VIII
ホメロス 櫻井孝宏 魔剣士デッキ XI

ゲームモード

ランクマッチ

1ヶ月間ごとのシーズン制で、勝ち星を賭けて戦うモード。より高いランクに到達することで報酬を得ることができる。
最高ランクである「レジェンド」に到達したプレイヤーには順位がつけられ、勝ち星ではなく勝敗によって上下するポイントを賭けて戦うようになる。
また、今後レート制を導入する予定があることが公式にアナウンスされている。

フリーマッチ

特に縛りもなく自由に対戦できるモード。クエスト(条件を満たすことで報酬を貰える)はフリーマッチでも達成できる場合がある。

いざないの闘技場

ランダムに3枚提示されたカードを選び続け、即興のデッキを構築し対戦するモード。
入場するにはチケットかゴールド、または課金アイテムのジェムが必要。3敗するまでに何回勝利できるかを競い、勝てば勝つほど報酬は豪華になる(最大10勝まで)。
ランクマッチと違いカード資産がなくても挑戦できるが、勝ち続けると手強い上級者ともマッチングするため一筋縄ではいかない。

独自要素として、5枚ピックするごとに、次に提示される5枚のカードの傾向を選ぶことができる「旅の扉」がある。例としては、スライム系のカードがピックできる「スライムの扉」や、MPコストが2のカードしか出現しなくなる「MP2の扉」など。

関連動画

関連コミュニティ

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関連項目

  • ドラゴンクエスト
  • ドラゴンクエスト関連用語の一覧
  • ハースストーン

外部リンク

  • 公式サイト
    地味に公式の初心者講座や用語集などが充実しているので、この手のゲームに馴染みがない人にもオススメ。

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