ニュードと指導教官霧島 単語


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ボダゼイトキリシマ

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ニュードと指導教官霧島とは、ヤーデVMT氏によるBORDERBREAK((C)SEGA)と艦隊これくしょん((C)角川ゲームズ)のクロスオーバーMMD映像作品群である。

ストーリー

宇宙からもたらされた無限に増殖するエネルギー源”ニュード
ニュード研究のパイオニアであるGRFと、反ニュード団体EUSTの二勢力によって形どられる採掘戦争にはいつしか最新鋭の兵器『ブラストランナー』なる大型人型機動兵器を操るプロフェッショナル……「ボーダー」を斡旋する傭兵企業マグメルの色が欠かせなくなっていた。
復興歴と呼ばれる時代である。

そんな折、突如海から侵略者が現れた。
そのヒトサイズの化け物はのちにそれを『深海棲艦』と総称される。
人類側はブラストランナーによるGRF、EUSTの連合軍でそれに反抗するも、資源戦争のためのシーレーンを確保したところでそれは中止され、なおも脅威は残ったままであった。

そんな中、ブラストランナー以外の対抗策が発見される。
同じく人型のスケールでありながら、第二次世界大戦で活躍・没した軍艦の来歴を記憶として有する少女たち、人呼んで「艦娘」である。
彼女らは人類の海を取り戻すべく、様々な海や空の下、戦いを繰り広げていた。

とある海軍の拠点港……鎮守府のエースであり、その総指揮である提督の秘書も務める艦娘「霧島」は新たに設営される鎮守府で初心者である新任の提督や艦娘たちをベテランの側から指導する指導教官として派遣される。
それは激戦(?)に忙殺されていた霧島にとってもなお激動の日々の幕開けであった。

概要

ヤーデVMT氏の手によるMMDドラマ作品群。
ボーダーブレイクの世界観を基準にうまく艦隊これくしょん側の舞台設定を構築した上で製作されている。

全体的にギャグ多めであり、そのギャグもドタバタコメディを中心としたわかりやすいものでまとまられており、両作品を知らない人も安心の設計となっている。もちろんシリアスシーンもしっかりしているのでご安心を。どっちか片方の作品を知ってる人もあんま見ないとかいうツッコミはしないでおこう。口は災いの元だとクラちゃんが体現している。
それ以上に両作品のユーザー間の発見やネタがふんだんに盛り込まれているため、プレイヤーだからこそわかるネタがわかると非常に密度の高い作品となっている。ぜひ下調べして……できればプレイしていただけると一層楽しめる作品である。

登場人物

  • 霧島
    本作の主人公にあたる、新設鎮守府への指導官として上位鎮守府から派遣された艦娘。
    メガネとショートボブに巫女装束風の着衣が特徴の見た目通り真面目な性格の艦娘。先輩として優しく、そして厳しく後輩たちを導いていこうという決意をもって指導教官として入る。
    高速戦艦(巡洋戦艦)という機動力と砲火力のバランスの良い艦種であり、ゲーム内でも多彩な戦局に対応する。
    ……なのだが、不良パワハラ提督の下でその後処理というお詫び行脚を秘書として一手に引き受けてきた経歴からツッコミ体質が板についてしまっており、周囲に振り回される日々に疲れを感じている。
    本作では真面目ながら感情表現が多彩であり、これは元になった戦艦の史実も含めた多彩な経歴に由来すると思われる。その結果安心してツッコミ役を任されてしまうとも

ネタ解説

クロスされた両方のゲームの細かいネタを拾ってギャグシーンに使っているのも本作の魅力。
なので、仕込まれたネタを可能な限り解説してゆく。なんかこれ某カスタムロボゲーのクロスの再来じゃない?

  • ブラストランナー
    略称「ブラスト」。ニュード採掘戦争の主力兵器。
    身体各所に配されたニュード出力で動作する高性能なモーターと、腰部によるブースターによる浮遊を伴う跳躍、ニュード充填装甲で部分的な装甲の再生を可能にした全高5メートル程度の人型の機動兵器。
    頭・胴・腕・脚の4部位の関節が規格化されている他、マグメル所属のボーダーは「強襲」「重火力」「狙撃」「支援」の4つのバックパックによる合計8部位+チップによるソフトウェアの改造までできるのが特徴。これが戦場のエースであり、戦局を50年以上も膠着したまま泥沼のまま世界中を転々とさせるだけに止める原因でもあるとされる。また、一部であるが非ニュード搭載の前身機、「ブラストウォーカー」と同じく工業用途や救助用にも運用されるロボットである。
    なお、ミリタリー的視点で考えれば投射面積(見た目の大きさ)がデカくなる人型は非効率…特に砲撃や絨毯爆撃に極めて弱いのだが、あくまでブラストが戦うのはニュードの採掘地であり、採掘地で大規模火力を運用すると坑内火災ともいうべき終息不可能な甚大な環境破壊を引き起こしうるとされているため、ブラストが大活躍なのである。
    ただし運用にはあらゆる部位に使われたニュードに侵されない体質が必要であり、そうした体質は「ボーダー(人間やめました)」と蔑まれることとなり、生物的にも社会的にも厳しい環境に耐える必要がある。

  • センサー支援
    ボーダーブレイク内でブラストランナーが搭載できる4つのパーツセットのうちの一つ、「支援」の中の装備バリエーションの一つ。
    ゲーム展開がめまぐるしいため、味方メンバーの中に索敵系のトラップを用意できるプレイヤーが必要となる。その一つが”センサー”を担うセンサー支援である。
    本体かセンサーそのものが破壊されるまで永続してセンサーから周囲数メートルの敵を発見し、味方で共有のマップや視覚アイコンに表示させる機能により、過剰な進軍による防衛過小を防ぐ縁の下の力持ちである。
    本編では敵の深海棲艦の発見に尽力した。

  • LZ-ヴェスパイン
    不埒にも単騎で港に侵入してきた軽巡ホ級を狙い撃ちした緑の光線銃。
    4パックのうちの「狙撃」の主武器にあたる狙撃銃のLZシリーズのハイエンドモデル。
    ニュードを励起させた力を収束させてレーザー(熱光線)として照射・対象を破壊するというブラスト携行型光線中のなかでも上から数えられるほどの高火力を持つ代物。
    威力だけを考えれば他のモデルもあるのだが、今回みたいな不意打ちにおいて発光が少なく弾道が素直な特性はまさにマッチしているといえるだろう。ただし、ブラストの動作は等速直線運動ではないのでまず当たらない
    ちなみにこれを運用したセイバーⅡ型は索敵特化ゆえに射撃補正(弾道安定)が悪いためよっぽど安心して待ち伏せできる状況でないとミスマッチな組み合わせと言える。

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関連項目

  • BORDERBREAK (C)SEGA
  • 艦隊これくしょん〜艦これ〜
  • MMD
    • MMDドラマ
  • マグメル鎮守府

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