ニューヨーク市警察とはアメリカの警察機関(自治体警察)である。
ニューヨーク市警察はニューヨーク市の警察機関で、全米一の規模を誇る。
略称は「NYPD」(New York Police Departmentの頭文字から)。
職員数は4万人近くであり、その規模は日本の警視庁に匹敵する。
日本人の感覚における「市の部局」と比べると、相当大きな組織といえる。
かつてニューヨーク市の警察機関としては公共交通警察(鉄道警察隊のようなもの)などいくつかあったが、
組織再編で他の市警察機関を吸収して現在の形になった。
全米一の規模と、欲望渦巻く危険な大都会を管轄する警察なだけに、数多の名誉と不名誉がある。
数々の大事件やテロに立ち向かい市民の尊敬を浴びる一方で、
数々の汚職や不適切な法執行、果ては違法駐車の取り締まりに対する逆恨みで市民の怒りも買う。
(これは記事主の個人的研究になっちゃうけど、綱紀の問題はやっぱり給与も関係あるんじゃねぇかな。
例えばLAPDの警官募集サイトによると、高卒初任基本給は56522ドル。
一方NYPDの募集サイトを見ると、同じような場合で基本給は41975ドル。
NYPDの方はマウスをあわせると、すぐにマークがクルクル回って総支給額が出ちゃうが。
この募集サイトを見ると、NYPDの警官がLAPDの初任基本給に並ぶのに4年半かかる。
地価は全米でも高い方の地域に住まなければならないのに。
「16ブロック」で汚職警官を演じたブルース・ウィリスも、
「NYPDの警官は安い給料で危険な仕事をさせられている」と言ったらしい。
ソースは16ブロックのパンフレット。)
代表的な不祥事としては、クィーンズ地区での黒人青年射殺事件がある。
サイレン及びパトライト、警官を示すレイドジャケットなどを私用しない覆面パトカーの私服警官が、
被害者らが乗った車を強制的に止めようとして逃げられそうになり、多数の弾丸を撃ち込んで射殺したもの。
これらは内規違反となる。
名誉としては中国人の管理売春組織の摘発などがある。
これは中国から騙して女を連れてきて強制的に売春をさせていた、チャイニーズアメリカンの主犯らを逮捕したもの。
事件のドキュメントではないが、チョウ・ユンファの「NYPD15分署」 でも同じような話が描かれている。
また9/11では単年度としては異例となる多くの殉職者を出し、ビル粉塵による二次被害者もでた。
名誉不名誉多くの出来事をその歴史に綴るNYPDだけに、様々なメディアで題材として取り上げられてきた。
ドラマでは「NYPDブルー」や「サード・ウォッチ」、「Law&Order」、「刑事コジャック」など。
映画では「ブルースチール」など。
小説では「87分署シリーズ」が、アイソラというニューヨークをモデルにした架空の街を舞台としながらも、
NYPDの刑事の活躍をリアル描いた。
日本では漫画「マッドブル34」「マッドブル2000」がNYPDを題材としている。
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最終更新:2025/12/06(土) 22:00
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