『バンジョーとカズーイの大冒険』とは、レア社が開発しているアクションゲームである。
ストーリー
「おまえの わ~~~かさと、かわい~~~さ いただくよ!」
クマのバンジョーとトリのカズーイが暮らすクルクルやまのふもと。彼らの家を見下ろすようにそびえ立つのは、おそろしい魔女グランチルダのとりでです。グランチルダは今日もオナベに向かって、世界で一番美しいのは誰かと問いかけます。もちろん自分と答えると思っていたグランチルダでしたが、オナベの答えはクマのチューティという若くて可愛い子の名前でした。
「な~~~んぢゃと! わしよりきれいなコなど おるわけな~~~い!ホウキよ、チェックにいくよ!」
その頃、チューティはねぼすけなバンジョーを起こしにクルクルやまへとやって来ていました。そう、チューティとはバンジョーの妹のことだったのです。モグラのボトルズとおしゃべりをしていると、空からブキミな影が飛んでくるのが見えました。
「ありゃゃゃ! わしより、ちょっっっとだけ きれいかも!」
チューティは、たちまちグランチルダに攫われてしまいました。このままでは、チューティの身が危険です。外の異変に気がついたカズーイは、この騒ぎでものんきにグースカ寝息をたてているバンジョーを起こしました。
「ようすが おかしいわ! すぐ おきて!」
チューティを助け出すため、魔女のとりでのてっぺんを目指します。バンジョーとカズーイの大冒険、はじまりはじまり!
概要
レア社がNINTENDO64向けに開発した3Dアクションゲーム及びそのシリーズ。
NINTENDO64向けに1、2が開発され、GBA版を開発する予定もあったようなのであるが
レア社がマイクロソフト傘下となったことで、それ以降の続編であるガレージ大作戦Xboxでの発売となった。
任天堂の3Dゲームの基本であるマリオ64と比較すると、箱庭タイプののステージ内で重要アイテム(ジグソー)を集めて先へ進んでいくという基本スタイルは共通しているが、アクションRPGに近い要素も含んでいる。
バンジョーのリュックにカズーイが入っているという一心同体の形態のお陰で可能なアクションの数はかなり多く、1の始めは初めは殆ど何もできないがステージ内でアクションを習うことで使用できるアクションの数がだんだん増えていくという形式を取っており、自然にできることが増えていく。2では1のアクションを始めからもち、その上で上級アクションを習えるため最終的にかなりの数の操作が可能になる。
また、ステージ内に会話できる対象物が多く、イベント用のアイテムが多数存在し、アクションを駆使して目的地まで行くというものよりもステージの謎を解いたりステージ内で人助けをしたりといった要素が多く盛り込まれている。
これらの特徴は本作の他、1と2の間にレア社が開発したドンキーコング64もこのシリーズと同様、というよりこのシリーズとほぼ同じ基本システムで作成されている。
作品一覧
日本で発売されたタイトルのみ。
- バンジョーとカズーイの大冒険 (NINTENDO64、任天堂)
- バンジョーとカズーイの大冒険2 (NINTENDO64、任天堂)
- バンジョーとカズーイの大冒険 : ガレージ大作戦 (Xbox 360、マイクロソフト)
移植作品
- バンジョーとカズーイの大冒険 (Xbox 360[Xbox Live Arcade]、1200MSP)
- バンジョーとカズーイの大冒険2 (Xbox 360[Xbox Live Arcade]、1200MSP)
主な登場キャラクター
*【】内は出ているシリーズを示す。
バンジョーたちの仲間又はヒントをくれるキャラ
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バンジョー【All】
- 主人公その1 心やさしいクマ(オス)であるが、最近毒舌家の片鱗を見せる。
戦車で言うと下の本体部分に当たり敵の攻撃を受けるのは主にこちら。
箱○ではメタボになっていたが大人の都合ログの力でパワフルな旧来の姿に。
-
カズーイ【All】
- 主人公その2 バンジョーのリュックサックに入ったメスの鳥。皮肉家で毒舌。メッタメタな発言を良く放つ。
戦車で言うと上の砲塔に当たり、移動、打撃、砲撃、飛行など様々な動作が可能な万能兵器であるため
カズーイが居ないとどうしようもないという場面がすごく多い。
-
チューティ【1】
- バンジョーの妹。1のみに登場し、2ではいないことに対するネタがあったりする。
-
ボトルズ【All】
- 各地のモグラツカでバンジョーたちにアクションを教えてくれるモグラ。割と真面目な性格。
2では1にあったアクションを教えてくれるが、本人はグランチルダの作った装置のせいで・・・
-
マンボ・ジャンボ【All】
- ドクロの頭を持つ謎の魔道士。昔グランチルダの先生だったという話もある。
1ではバンジョーたちを魔法で変身させることで冒険をサポートする役、
2ではバンジョーと交代することで自分で操作でき、運動能力はかなり低いが魔法で仕掛けを動かせる。
-
フンバ・ウンバ【2・箱○】
- 東洋系の黒髪でやたら高等身な女魔道士、見た感じ人間。
2でバンジョーを変身をさせるのはこちら。
-
ジャムジャー【2】パンにつけるのはなんじゃ?ジャムじゃー。
- ボトルズの兄、いかにもな軍人で、各地のハッチで2からの高等なアクションを教えてくれる。
-
キング・ジンガリン【2・箱○】
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ボギー【All】
- フローズンズンやまに棲んでいた白くまの親父。家族持ち。
2ではホットアイス山アイスサイドに引っ越していたが、ものぐさになっておりかなり太っていた。
-
ゴビ【1・2】
- いつも水を求めているがクマとトリに吐きださせられる可愛そうなラクダ。1では唯一ステージ越しの移動をしていた。
-
ロッゴー【1・2】
- 水洗トイレ。1ではマッドナイトまんしょん、2ではグランティさんぎょうに設置されていた。
-
キャプテン・ブラバー【All】
- 元は船長らしい。1では船底から金塊を引き上げを依頼され、2ではレンタル屋をやっていた。
-
チイト【1・2】
- グランチルダの持っていた魔道書。1ではとりでのどこかに隠れており、見つけるとチイトコードを教えてくれる。
2ではそれが原因でグランチルダにページを破かれてしまったため、ページを集めるとチイトコードを教えてくれる。
-
ブレンチルダ【1】
- グランチルダの妹のうち唯一マトモな魔女。グランチルダの驚愕の生態が聞ける。
-
ディングポット(おナベ)【1・2】
- グランチルダが魔法を使うために使用していたオナベ。1では最終決戦の舞台へぶっ飛ばしてくれる。
2で目立たない所にいるが、最終決戦前のバンジョーの消費アイテムを完全回復してくれる。
-
キング・コウル【2】
- 石炭のカタマリ。石炭だが炎に強く体が崩れても平気(実体ではないのかもしれない)。
機関車のシュッポーのボイラーの中におり、始めはキラリンこうざんのボスとして立ちはだかるが
倒すとシュッポーを動かしてステージ間を移動や輸送を手伝ってくれるようになる。
グランチルダの一味
-
グランチルダ【All】(因みに本名は「グランチルダ・ウィンキー・バニオン」ではないかと思われる。)
- シリーズ三代に渡って悪役となる長年のライバル。2では骨になり、箱○で出た3では頭しかなかった。
-
クランゴ【All】
- グランチルダの助手。1ではゲームオーバー時のイベントでのみ登場。
2では敵として3回登場するがあまりにブラックな職場のため2の最後で辞めてしまった。
-
ミンジェラ【2】
- グランチルダの妹。スタイル抜群の痩せた魔女で頭はいいほうらしい。
-
ブラウベルダ【2】
- グランチルダの妹。グランチルダを上回るブサイクで頭は良くないらしい。
※他にも1・2と出ているキャラがいる。詳しくは専門者きどりの「うぃきぺでぃあん」が「バンジョーとカズーイの大冒険」について書いているWikipediaを参考にすると良いだろう。
箱○より新しいキャラ
- ログ
- トロフィー・トーマス(T.T.)
- ジョリートジャー(2ではジョリー・ロジャー)
- ビトルズ
- パイクレット
アイテム
*主なアイテムを紹介します。キャラ同様に…
*【】内は出ているシリーズを示す。
あつめるアイテム
- ミスター・ジギー(ジグソー・ピース)【All】
- 2・箱○ではジグソー・ピースという名だが、ジグソーの形をしたキャラ「マスター・ジギ・ウィギー」などもいる。1・2共に各ステージに10ヶずつある。ステージを開けるのに必要。1ではステージの絵が書かれたジグソーパズルに欠けた枚数だけはめ込んで使うため消費型だが、2は集めた数に応じてジグソーゲームに兆戦し、クリアすれば開くというものであるため減らない。箱○版では、全部で131個ある。あらかじめゲームワールドの扉に必要なジグソーの数が書かれているので、その数のジグソーを集めるとそこに行けるようになる。ジグソーは「ジグジグましん」から取り出してジグソーバンクに預けないと意味がない。
- オンプ【All】
- 1は各ステージに100ヶありステージ内で集めた最大数が記録される(ステージを出る/ミスすると集めなおしになる。)各ステージのハイスコアの合計が一定以上になるとオンプドア(ワールド[エリア]ごとの区切りのドア)をあけることができる。2ではト音記号(下記)と合わせて各ステージに100ヶある(拾うとそのままストックされる。)ジャムジャーにアクションを教えてもらうのに必要であるが1より簡単に集まる。箱○版では、ドタンバたうんで通貨の役割を果たしている。マシンのパーツや設計図を買ったり、情報を聞いたり、バンジョー自身を鍛えたりするのに使う。金、銀、銅の3種類あり、値打は金が一番高くて銅が一番低い。
- ト音記号【2】
- オンプ4ヶ分の価値がある。
- はちみつエネルギー【1・2】
- いわゆる体力(HP)である。敵を倒したり、みつばちの巣箱などを壊すと手に入る。1では、これが全部なくなるとライフ(本作品では体力とライフが区別されている)が減る。
- 1UP(ライフ)【1】
- ライフが一つ増える。これが0の状態ではちみつエネルギーがなくなるとゲームオーバー。
2ではライフは廃止され無限にコンティニュー可能となった。1のゲームオーバー画面は何故か怖い。
- ハニカム【All】
- はちみつエネルギーの最大値が増える。1では6ヶ集めた時点で増え、2ではハニーBというこうげんエリアにいるキャラに一定量のハニカムを持っていくことで増える。ステージに各2ヶずつある。箱○版では、クルクルやまのログのチャレンジ中に出てくる。どちらかというとハチミツエネルギーに近い。
- マジックドクロ【1】
- 魔法の呪文をマンボ・ジャンボにかけてもらうためのアイテム。一定量をもっていないと魔法をかけてもらえない。一度渡せば次回からは必要がない。2では廃止され変わりに「グローボ」(下記)というアイテムが存在する。いーぱんぼーかん。
- グローボ【2】
- ウンバとマンボに呪文をかけてもらうためのアイテム。1で言うマジックドクロ。マジックドクロ同様一度渡せばよい。巨大なメガグローボもおり(本作品に一つ)、はやしエリアにいるウンバに渡すとドラゴンカズーイにしてもらえる。
- ジンジョー【1・2】
- 1では、グランチルダの魔法でステージに閉じ込められ、2では、ジンジョー村へのドリルマシンの進入により驚き逃げ出したという生き物。1では、ステージに違う色のジンジョーが5匹いて、1回で全員を集めることによりジグソーがもらえる。2ではゲーム中に散らばった同じ色のジンジョーを全て集めることによりジグソーがもらえる。ちなみに、2ではどこに何色が配置されるかランダムであり、ゲームの進行に影響すると言われている。また、2には偽者もいる。
- チイトのページ【2】
- 1の後ブチギレたグランチルダによって破かれてしまったチイトのページ。各ステージに散らばっており、2のグランチルダの砦にいるチィトに返してやると一定量集めるごとにコードを教えてもらえる。
アクションに使用するアイテム
*基本的に消費アイテム。ブーツ系は一定位置に設置されて取得すると一定時間時間で使用される。
ちなみに紹介するアイテムはバンジョー単体ではつかえないが、カズーイ単体は使える。
- 赤いハネ【1・2】
- ジャンプ台・赤を使用し、空中アクションやカズーイぎょらいをする為に必要なアイテム。100枚まで持てる。
- 金のハネ【1・2】
- ワンダーウィング(無敵)をする為に必要なアイテム。10枚まで持てる。
- タマゴ【1・2】
- 発射して敵を攻撃するアイテム。100個まで持てる。
- ノーマルエッグ:何の特徴もない普通のタマゴ、1はこれのみ。100個まで持てる。
- ファイアーエッグ:炎を纏ったタマゴ。火をつけたり明かりに利用したりできる。50個まで持てる。
- ばくだんエッグ:どう見ても手榴弾なタマゴ。強烈な威力を持ち一部障害物を破壊できる。25個まで。
- アイスエッグ:冷気をまとったタマゴ。仕掛けをとくのに使うほうが多い。50個まで。
- リモコンカズーイ:発射すると小型のカズーイメガになり、遠隔操作で爆破できる。10個まで。
- あしながくつ【1・2】
- これを履くと足が長くなり、毒沼や流砂の上を歩く事ができるようになる。
- ターボシューズ【1・2】
- これをはくことにより移動速度が上昇する。2では、水上も走ることができる。
- スプリングシューズ【2】
- これを履いてAを押すと1回だけ物凄い高さのジャンプが出来る。飛んだ後は解除される。
- クランバーブーツ【2】
- これを履いて足跡のある壁に3Dスティックを倒すとその足跡に沿って壁を登ることができる。
レアアイテム
*レアアイテムは1ではその場で自動セーブされ、一回入手すると新たなデータを作っても再度入手不可ので、最初から手に入れている状態である。しかも意味ない。元々1で手に入れた物を2に引き継げるようにする予定だったのが、そのやり方が電源をつけたままソフトを差し替えるという強引な物だったため没になったらしい。その名残で2では1にあったレアアイテムが1のカセット(敵?)の中に入っており、箱〇配信版ではアイテム引き継ぎ機能が実装されている。
- アイスキー【1・2】
- 1では、ウォーザーの洞窟、2はジンジョー村のカセットから入手可。1ではチイトコード(ゲーム自体では一回も表示されない)を入力することにより氷の壁がなくなり中へ入ることができる。2では、メガグローボ入手時に必要。
- 秘密のタマゴ(スペシャルなタマゴ)【1・2】
- 1ではあちらこちら。2でも、あちらこちらにあるカセットから入手可能。1ではアイスキー同様にチイトコードを入力すると現れたり、新たな入口ができたりする。おたからザクザクビーチのタマゴの入手は困難。2では、しんでんエリアにいるヘッギーに渡すとスペシャルなアクションを教えてくれる。
ステージやワールド(エリア)に設置してあるもの。
- ジャンプ台・赤【1・2】
- カズーイが赤いハネを使って空を飛ぶ為に必要。
- ジャンプ台・緑【1・2】
- カズーイがショックジャンプ(高いジャンプ)をする為に必要。可動式の物もある。
- モグラヅカ【1・2】
- ボトルズがいるところ。1ではアクションを、2では1で覚えた基本アクションを教えてくれる。
再度話しかけるとそこで教わるアクションに関係するアイテムと体力を補充してくれる。
- ジャムジャーのハッチ【2】
- 1でいうモグラヅカ。オンプを渡すことによってアクションを教えてくれる。バンジョー用はバンジョーだけ。カズーイ用はカズーイだけで行かなくては教えてくれない。ちなみに、教わる前は赤、後は緑とランプの色が変わる。
- そこのアクションに関係するアイテムと体力を補充してくれる。
- 魔女スイッチ【1】
- 各ステージに一つずつ設置され、踏むととりでのなかのどこかにジグソーがあらわれ、或いは取れるようになる。
- スイッチ【1・2】
- 色々な絵が描かれたスイッチ。キャラクターのマークのものはそのキャラでしか踏めない。
それ以外のスイッチはそこにかかれた絵から想像できるようなことがおきる。
- ワープパッド【1】
- ステージとワールド(とりで)を結ぶパッド。帰るときはここに立てばよい。2とは見た目と意味が異なる。
- 魔法のおナベ【1】
- グランチルダのとりでに2つ一組で設置されており、起こすと使用可能になる。
同じ色のおナベ同士が繋がっており、2つとも起こした状態で飛び込むともう片方にワープさせてくれる。
- ワープパッド【2】
- ステージにいくつか設置してあり(原則5ヶ)、そのパッドの上に立つことでそのパッドが使えるようになる。
二つ以上見つけると見つけたパッド間を行き来することができる。
パパチィラノと洗濯機以外全てのキャラが使える。
- ワープサイロ【2】
- エリアに一つずつある。いわゆるエリアのワープパッド。使用方法はほぼ同じ。
- セパレートパッド【2】
- バンジョーがかかれたほうの上にたってAを押すとカズーイが分離しバンジョーとカズーイそれぞれ単独行動が可能になる。交代はセパレートパッド上がスワップクラウド上でA。もう一方にぶつかればどこでも再合体できる。
- スワップクラウド【2】
- 単独行動時にキャラを変えられる光輝くもの。通常はカラフルでそこの空間に入ると金色になり、Aを押すと変更。
スイッチの上や呼ばなければならない部屋のすみなど必要な場所に適宜配置されている。
- マンボパッド【2】
- マンボが魔法を使う為のパッド。
- ヒントボード【2】
- ?がかかれた看板。しんでんのなか以外は 読むことができる。遠まわしなヒントが多くほとんどの人がわからない。しんでん内のヒントボードはチイトにより読むことが可能になる。
※ほかにもチューティパッド【1】やクイズ【1】で使用されているパッドなどもあるが今回は説明を省く。
箱○より新しいアイテム
- マンボ木箱
- マシンのパーツが入っている木箱。全部で51+7個あり、それぞれ色とりどり、様々なパーツが入っている。+7個とは、ヒミツの交換で手に入る木箱のこと。
- ジンジョーメダル
- ゲームワールドでジンジョーを助けると、そのジンジョーの色のジンジョーメダルがもらえる。このメダルは「キング・ジンガリンのビンゴきゅうでん」で必要になる。
- T.T.トロフィー
- チャレンジでいい功績を残したときにもらえる。トロフィー4つでジグソー1つと交換できる。ちなみに、ディディーコングレーシングの「T.T.」は関係ないと思われる。
ステージ一覧
ワールドマップ
※ネタバレ注意。一部白文字あり。
- クルクルやまのふもと
バンジョーの家がある。ここにはハニカムが6つあり、はちみつエネルギー1こ分が増えるようになっている。ここでボトルズに基本アクションを覚えさせてくれる。敵は野菜ばかりである。
- グランチルダのとりで
グランチルダが住んでいる砦。グランチルダの形をしている。中にはオンプドアなど、バンジョーたちの冒険を妨害するさまざまな仕掛けがある。また、各ステージへ入るためのジグソーピースをはめる所(以下ジグソーパネル)もここにある。ちなみにジグソーパネルに近づくと、それぞれのステージの雰囲気のアレンジされたBGMになる。
ステージ
- マンボまうんてん
最初のステージで、基本アクションをふんだんに使うチュートリアル的なステージ。池・急斜面やくちばしバスターで壊せる小屋などがある。マンボマジックによる変身はシロアリで斜面に強い。一応ドンキーコンガはボスである。
- おたからザクザクビーチ
ステージ名からわかるように、海のステージである。縦が長いステージで、前ステージより難易度が上がっている。
海にはサメのスナッカーがいるためあまり悠長に泳いではいられない。
チイトなどから教わったチートコードを入力するすなのしろがある。ボスはやどかりのニッパー。ここにあるシャークックあいらんどに、ひみつのタマゴがある。
- クランカーのどうくつ
第一のトラウマ。クジラ型の巨大メカであるクランカーがいる配管と濁った水だらけの洞窟。
前2ステージとは打って変わって仄暗い雰囲気で、ステージ3とは思えない難易度を誇る。
とくにクランカーを開放するのに苦戦を強いられたのは私だけではないだろう。その上、クランカーを助けないとどうしようもないという点も辛いが、開放さえできれば後はそこまで厳しくなく、一気に取れるジグソーが増える。
基本的に水の中であり、しかけのレベルも格段と上がっている。結構見つけづらい所にいるボスは蟹のミューティ・スニピットの集団。
- ブクゲコぬま
DK2のクレムクエイのように薄暗くてドロドロだが、生命に満ち溢れた沼。カメやワニなど会話できるNPCが多い。
しかけのレパートリーが多いステージ。このステージの沼におちると、ピラニアにくわれてしまう。ちなみに敵は爬虫類や両生類などの沼に関するものが多い。マンボマジックによる変身はワニ。これならば、沼を安全に渡れる。本作品で唯一攻撃ができる変身である。蛙の黄色いフリビッツは集団でボスとなる。
- フローズンズンやま
地面が雪や氷で覆われていてすべりやすいステージ。中央には大きな雪だるまがあり、そのマフラーが滑り台のようになっている。ここの水も非常に冷たいため、体力を奪われてしまう。個性的なキャラクターが多いステージ。マンボマジックによる変身はトドで、冷水に耐性がある。ウォーザのどうくつにあるアイスキーは、チートコード入力によってオレンジジンジョーの後ろの氷の壁が壊れ、入手可能。気なっていた人も多いはず...。
- ゴビバレーさばく
まるでエジプトに来た気分になるステージ。スフィンクスからピラミットからミイラなどなど。ここは特に謎解きが多いステージ。また、熱砂は触ると前ステージの逆で非常に熱いため、体力を奪われてしまう。ここには、2でも大活躍するラクダのゴビがいる。ゴビのこぶをみるとくちばしバスターをしたくなるのは、プレイしたことのある人ならだれでも思うだろう。ちなみに、 最後にゴビがハニカムを出してくれるところの後ろのトビラはチイトコードによって開き、ひみつのタマゴがある。
- マッドナイトマンション
第二のトラウマ。真夜中を舞台にいかにもなマジョのお屋敷と教会らしき建物がメインとなるステージ。
ステージが全体的に暗く、荒れ果てた屋敷やお墓まである。ステージ構造が複雑で、謎解き要素もあり、オンプ集めを苦戦するところである。マンボマジックによる変身はカボチャ。マンボにスープにされないように気をつけよう。ちなみに、ワイン倉庫の閉ざされている樽とロッゴーの上にひみつのタマゴが出現する。
- サビサビみなと
第三のトラウマ。まるで中国のような海に浮かぶ一艘の船。その海はオイルによって汚され、通常の2倍の酸素が必要。また、その水に浮いているだけでも酸素が削られるというひどい海だ。また、船探索も難しく、一見小さなステージのように見えるが、実はとても大きなステージである。まさかのところにいるスナッカー。本作品唯一の一撃必殺に泣いたのはいい思い出。しかも時間制限付き。ボス・ブーム・ボックスというボスらしいボスが唯一いる。船内の写真に、ディディーコングレーシングでおなじみのコンカーがいるが、こいつが主人公のゲームは...。ちなみに、船内にひみつのタマゴがある。
- カッチコッチなもり
何が固いのか、とそういう意味ではなく、時計の針が動く音。前2ステージのウサを晴らすかのごとく底抜けに明るく楽しいステージになっている。そのステージ名にふさわしく、このステージはエントランスから4つのエリアに分かれており、それぞれが同じ場所の四季に繋がっている。時系列は春からはじまり冬に終わるようになっている。そのため、フラグを立てておくと先の季節にそれが反映されるイベントが多い。ただし、広さが4倍のためオンプ集めは相当苦労する。マンボマジックによる変身はハチで、他の季節へは移動できない。ただし、マンボは夏には暑くて職務放棄。秋は掃除で職務(ry。冬は寒くてsy(ryしている(フローズンズンやまについて突っ込んではいけない)。このステージのジグソーパネルはとりでのごく序盤にみつかるが、ジグソー台がなく、ジグソーがはめられない。注意深く見てみよう。ハチのザバスはボスで、集団でバンジョーに突っ込んでくる。ちなみに、どんぐりを秋の内に全て食べてしまうナブナッツはリア充であることが、冬行くとわかる。そのナブナッツの家の机の上にひみつのタマゴが出現する。
- グランチルダのクイズショー
やっとの思いでグランチルダとご対面。ここでは溶岩の上にパネルが敷かれており、パネル上でこのゲーム作品についてのクイズ或いはこの作品でやったミニゲームのチャレンジなどが出され、それをクリアすることで先のパネルへ進める。グランチルダに関するクイズはセーブデータによって答えがかわるものがあり、二週目だからと言って侮ってはいけない。
- 最終決戦
とりあいずチューティを救出した後、とりでの頂上でグランチルダと真の最終決戦をすることになる。
対決のためには810のオンプドアを開け(1ステージ平均90/100個)、その先のパネルに25個のジグソーを埋めなければならない(つまり、合計94/100個の入手が必要)などかなり大変な条件が設定されている。
最終決戦前前のエントランスには4つのオンプドアがあり、もし開けられればタマゴ・赤いハネ・金のハネを最大まで自由に補充できるようになる、そして最も数値が高いオンプドアの奥にはジグソーパネルがあり、ジグソーを4つはめ込むとなんと最大エネルギーが倍増する。
そして、ここのディングポットに入ると、最終ボスグランチルダとの戦いが始まる。
ラスボスのグランチルダは技の性能もさることながら攻撃方法を5回も変えてくるという物凄いしぶとさを誇り、上記の必要条件を満たせる腕前を持ったプレイヤーが全力で向かっても苦戦必死である。
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関連項目
- バンジョーとカズーイの大冒険2
- ゲームのタイトル一覧
- レア社
- バンノーなカズーイの大冒険
- 那覇キャンセル
- セーブオーバー
外部リンク