ヒカリキノコバエとは、ハエ目キノコバエ科ヒカリキノコバエ属に分類される昆虫の総称である。
オーストラリア東海岸およびニュージーランドに分布するハエの一種で、主に洞窟内部に生息している。幼虫は俗に「土ボタル」、「ツチボタル」などと呼ばれる。
ハエというと汚らしいイメージがあるかもしれないが、このツチボタルは何と観光資源にすらなっている。粘液の玉を玉すだれのように天井から吊り下げて(その長さは最大で30~40cmにもなるという)、暗闇でルシフェリンにより青白い光を発し、その光におびき寄せられてきた虫を粘液でからめ捕り捕食するのだが、この青白い発光が暗闇の洞窟の中では非常に美しく、何とも神秘的に映える。この様子を見たい人はgoogleで「ツチボタル」と画像検索してみるといいだろう。
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最終更新:2025/12/06(土) 16:00
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