ファイナルファンタジーX-2とは、2003年3月13日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたRPGゲームである。略称はFF10-2。
FFナンバリングタイトル史上初の続編。ユウナを主人公とした、FF10から2年後の世界を書いた物語である。
FF10のヒットを受けて制作された作品であり、世界観はのエンディングからの時間経過による変化を除き、ほぼ引き継いでいるものの、システム面においては完全に別物になっている。
今作は自由度が非常に高く、いくつかの必須イベントを除いては攻略せずに進めることもできる。場合によってはストーリーが分岐するため、メインストーリーをクリアするだけなら10時間もかからないが、全てのイベントを攻略しようとすると、かなりの時間がかかるようになっている。
今作のメインコンポーザーは植松伸夫ではない(ナンバリングタイトルでは初めて植松が作曲から外れている)ため、シリーズおなじみの戦闘終了後のファンファーレがなくなっている他、チョコボのテーマが全く別物だったり、プレリュードがなかったり、BGMの面では何とも違和感を覚えるFFになっている。
マップや一部キャラクターポリゴンなどは前作からの引き継ぎではあるが、前作で丸かった戦闘中のキャラクターの影がリアルな形になっているな、ど全体的に見ればかなりの進歩を遂げており、フェイシャルモーションについてはリアルタイムポリゴンでも何の表情かちゃんと認識できるほどのものになっている。
テーマソングはブレイク前の倖田來未の『real Emotion/1000の言葉』。
今作でかなりの評価を受けているのが、直感的でスピーディなバトルシステムである。
FF10のCTBから一新して従来までのATBではあるが、複数のキャラが同時に行動ができるようになっていたり、相手の食らいモーション中に攻撃を重ねることでチェーンヒットをつなぐことができるようになっているなど、アクション性の高いバトルシステムになっている。
またFF3のように古くから存在するジョブチェンジシステム(通称ドレスアップ)を搭載している。元来と違う点は戦闘外でのジョブチェンジではなく、戦闘中に自分が設定した別のジョブにチェンジすることができる点でありこのシステムがよりアクション性を高めている。またドレスアップを戦闘中行うとカットインがはさまれ、三人の変身シーンを楽しむことができる。このカットインはオプションで短縮でき、最短にすれば一秒未満でドレスアップができる。
ドレスアップに必要となるものは、ジョブ(職業)の記憶がこめられたドレスフィアとドレスフィアを埋め込むスフィア盤が必要となる。
スフィア盤と呼ばれる板に、自分でいくつかスフィアを埋め込むことができ、それが戦闘中にチェンジできるジョブとなる。スフィア盤の形状はさまざまで三つしか埋め込めないものや多数埋め込めるものなど多く存在する。
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最終更新:2025/12/10(水) 18:00
最終更新:2025/12/10(水) 17:00
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