ホープフルステークス(ウマ娘) 単語


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ホープフルステークス

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ホープフルステークスとは、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するレースである。

現実における中央競馬のレース「ホープフルステークス」がモチーフになっている。

概要

誰をも魅了し、心を奪う希望の星が誕生する!

ホープフルステークス!

  • 格付:G1
  • 開催時期:12月後半
  • クラス:ジュニア級
  • レース場:中山競馬場 
  • バ場:芝
  • 距離:2000m 中距離
  • 方向:右・内
  • フルゲート:18人
  • 出走条件:1000人
  • 獲得ファン数:約7000人
  • ウイニングライブ:ENDLESS DREAM!!

12月前半開催の阪神ジュベナイルフィリーズ・朝日杯フューチュリティステークスと並んでジュニア級では数少ないG1レースであり、その中でもマイルに分類される前者2つと異なり唯一中距離に分類されている。その為、攻略にはスピード以外にスタミナもある程度伸ばしておくことが望ましい。
中・長距離適性のウマ娘にとってはジュニア級の集大成、クラシック級に向けての登竜門的存在となる。

……が、後述する要因でこのレース、登竜門というより鬼門としてプレイヤー達に恐れられている。

シナリオ

詳細は後述するが、「ホープフルステークス(2014-)」を経験している馬がモチーフのウマ娘は、未実装含めて誰一人としていない。

目標レースに設定されているのはそれ以前の呼称だった頃か、オープン特別の旧ホープフルステークスに出走しているウマ娘たちである。

目標レースに設定

  • ゴールドシップ(ウマ娘)
  • ウイニングチケット(ウマ娘)
  • キングヘイロー(ウマ娘)
  • ナリタタイシン(ウマ娘)

ゴールドシップ

  • 目標2:5着以内
  • 史実:2011年 2着/16

史実では前身であるラジオNIKKEI杯2歳ステークス(G3)時代に出走している。

目標着順も緩く、余程変な育成をしていなければ余裕でクリアできるだろう。事故さえ起きなければ。

ウイニングチケット

  • 目標2:5着以内
  • 史実:1992年 1着/7

史実ではオープン特別競走のホープフルステークスに出走している。
一方、ナリタタイシンは「ラジオたんぱ杯」の方に出走していため、ストーリーでは、タイシンは出走せず、ビワハヤヒデと観戦していたことになっている。

やはりこちらも目標着順が緩い、というか基本ジュニア級の目標着順は5着以内なので事故さえ(ry

キングヘイロー

  • 目標2:5着以内
  • 史実:1997年 2着/14

史実では前身の前身であるラジオたんぱ杯3歳ステークス(G3)時代に出走している。

キングヘイローの中距離適性はBの為、この後も何度も挑戦する事になる中距離レースに備えて因子継承しておくのが望ましいが、そのまま無理矢理突破してしまう事も割と可能だったりする。事故(ry

ナリタタイシン

  • 目標2:5着以内
  • 史実:1992年 1着/12

史実では前身の前身であるラジオたんぱ杯3歳ステークス(G3)時代に出走している。
つまり、旧ホープフルステークスに出走していたウイニングチケットはストーリー上出走せず、ビワハヤヒデと共にそれ以前に結果を出したことが語られて終わる。

やはりj(ry

目標外・特殊シナリオあり

  • なし

目標外・史実で出走経験あり

ラジオたんぱ杯3歳ステークス

  • アグネスタキオン(ウマ娘) 2000年 1着/12

未実装・史実で出走経験あり

ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス

  • イクノディクタス(ウマ娘) 1989年 3着/11

ラジオたんぱ杯3歳ステークス

  • アドマイヤベガ(ウマ娘) 1998年 1着/11

ラジオたんぱ杯2歳ステークス

  • なし

ラジオNIKKEI杯2歳ステークス

  • なし

ホープフルステークス(オープン特別)

  • エアシャカール(ウマ娘) 1999年 1着/13
  • トーセンジョーダン(ウマ娘) 2008年 1着/13

出走不可能

  • なし

NPC出走ウマ娘

育成ウマ娘を除くネームドウマ娘枠は4人と、クラシック級以降のG1(7人)に比べて少ない。

ネームド枠で出走するウマ娘は2021年7月現在、ウイニングチケット、ナリタタイシン、ゴールドシップ、キングヘイロー、アグネスタキオン、トーセンジョーダンの6人の中からランダムで選ばれている。出現率の低いトーセンジョーダンが高確率で野良ネームドで登場する貴重なレースである。
また、テイエムオペラオーの育成時には目標レースには設定されていないが、出走するとアドマイヤベガが確定で出走してくる。

18人立てでネームドが育成ウマ娘を含めても5人しかいないため、G1の中でもモブウマ娘が3着以内に入ってくる確率が目に見えて高く、モブウマ娘が1着を取ることも珍しくはあるがクラシック級以降のG1に比べると段違いに多い。
ライブシアターではモブウマ娘には勝負服を着せられず、モブウマ娘の勝負服ライブを見るにはG1で3着以内に入ってくれるのを待つしかないため、モブウマ娘の勝負服ライブを見たいプレイヤーには前ターンの朝日杯FS・阪神JFともども狙い目のレースである。

恐怖のホープレスステークス

上述の通り、このレースが目標となっているウマ娘にとっては特に難易度の高い目標と言う訳ではない。強いて言うなら中距離適性Bのキングヘイローが多少躓きやすい程度である。
確かに、全員揃いも揃って脚質が差しor追い込みなのでモブロック等の事故の危険は比較的大きいのだが、着順目標は緩いので事故っても5着以内、所謂掲示板圏内に滑り込むことはそう難しいことではない。最悪目覚まし時計でコンティニューしてしまえば、余程ダメな育成をしていない限りは何とかなる。まあ、それでも絶対とは言えないのがウマ娘の恐ろしさでもあるのだが。

しかし、真の恐怖は「ファンを3000人集める」という目標が設定されたウマ娘の育成時におけるホープフルステークスである。

ファン人数はレースに出走する事で獲得できるが、レース毎に設定された獲得ファンの数字は1着になった時のもの(余談だが、この人数に1万を掛けると現実における当該レースの1着の獲得賞金額になる)。当然、順位が下がれば減少するし、サポートカードにファン数ボーナスがあれば増加する。
そして、ファン数の目標と言うのは大体が人数に応じて期限が設定されており、その中でも最も少ない3000人という目標は12月後半辺りが期限になっている。そう、丁度ホープフルステークスの直後である。
そして、ホープフルステークスで獲得できるファン数は約7000人。1着なら当然、2・3着程度でも十分目標はクリア可能である。

……もうお分かりだろう。ホープフルステークスでファン数を稼ごうとしてステータス不足や事故により3着すらままならず撃沈、目標レースとして設定されている訳ではない為コンティニューもできず、ファン数不足により目標未達成で育成終了に追い込まれるケースがサービス開始以来後を絶たないのである。

なら他のレースに出てファン数を稼げばいいという人もいるかも知れない。しかし、ここで問題となって来るのが、ジュニア級の時点で出走できるG1競争がホープフルステークス以外には先述した12月前半の2つしか無いということ。
レースで勝利した際のスキルポイントやファン数といった実入りは当然ながらグレードの高いレースの方が大きい。よって、その他のターンはトレーニング等に費やし、目標以外で出走するレースはG1レースだけで済ませようと考えるプレイヤー=他のレースで保険をかけようとしないプレイヤーが多い。
そして、12月前半のレースはどちらもマイルのレースである。マイル適性が高ければ良いが、そうでない中・長距離専門のウマ娘にとって、ジュニア級の内にまともに出られるG1レースはホープフルステークスしか無い。必然的に1発勝負を余儀なくされるのである。そこで事故が起これば……おしまいである。
幸か不幸か、ジュニア級というのは序盤も序盤なので、やり直すのは容易ではある(因子継承を1日3回のレンタルに頼っていないプレイヤーにとっては特に)。だが、それ故に「事故ったらやり直せばいい」という認識で突撃するプレイヤーも多く、結果としてここで育成終了というケースがどんどん増えていく。

誰が呼んだか「ホープレスステークス」。登竜門どころかまさに鬼門である。

主な被害者

  • メジロマックイーン(ウマ娘)
  • オグリキャップ(ウマ娘)
  • セイウンスカイ(ウマ娘)

メジロマックイーン

筆頭。或いは被害者の会会長。
マイル適性がFと極めて低い為、目標の為にG1でファン数を稼ごうと思ったらホープフルステークス以外の選択肢は無い。意気揚々とホープフルステークスに挑んで撃沈、そのままEランクで育成終了となってしまったメジロマックイーンに「メジロマックEーン」なんて俗称ができてしまう程、ぶっちぎりでホープフル事故が多い。

幸い、メジロマックイーンは事故率の低い逃げの脚質適性がBあるので、ここは作戦を逃げにして挑むのが良い。但し、それでも事故の可能性が無くなる訳ではないのだが……

オグリキャップ

こちらもファン数3000人が12月後半期限となっている。
とは言え、メジロマックイーンと違いマイル適性がAあるので、12月前半のマイルG1にも出走可能。そちらで事故ってもホープフルステークスでリカバリーが効く。

反面、脚質が逃げに向いておらず、連続で事故る可能性もそれなりにあるのだが……

セイウンスカイ

ホープフル事故の多さを運営も把握していたのか、後から実装されたセイウンスカイの場合、ファン数3000人という目標自体はそのままながら、期限がクラシック級1月前半と1ターン伸びている。よって、ホープフルステークスで事故ってもそのまま1月前半のG3京成杯でリカバリーが効く。そもそもセイウンスカイは逃げ適性Aなので、逃げてしまえば事故率自体がとても低い。
また、マイル適性もCとそれなりにあるので、12月前半のマイルG1に出すという手も使えなくは無い。因子でマイル適性がB以上になっていれば更に盤石である。

しかし、それでもやっぱり絶対は無い。確率は低いものの事故る時は事故るのがウマ娘。その上、うっかりミスで1ターンの猶予を浪費してしまうケースもある。人間はミスをする生き物なのだ。

その他

では他のウマ娘は大丈夫なのか、と言われると一概にそうと言い切る事はできない。何故なら、レースの出走条件としてファン人数が設定されているからである。
特にクラシック級以降のG1レースは顕著で、メイクデビューを勝っただけのウマ娘では挑ませてすら貰えない。そもそも目標レースに出られなくてはどうしようも無い以上、出走条件の緩いジュニア級のG1であるホープフルステークス等でファン人数を稼ぐ事の重要性は高いのだ。そこで事故ってしまえば、後は出走条件の緩いG2やG3で何とかするか、諦めて最初からやり直すかの2択である。

尚、完全短距離特化型のカレンチャンや、ダート専門のハルウララ・スマートファルコンはそもそもジュニア級のG1に挑むことすら覚束ないのだがそれはまた別の話。

アニメ

このレースが描写されたことはない。

現実

競馬史上には、阪神競馬場の「ラジオたんぱ杯3歳牝馬S」を起源とする重賞競走と、現存しない中山競馬場のオープン競走、2種類の「ホープフルステークス」が存在する。
『ウマ娘』ではどちらであっても原則として現ホープフルステークスへの振り替えとなる。

双方、詳しくは「ホープフルステークス」の記事へ。

ホープフルステークス(2014-)

『ウマ娘』で採用されているG1競走。

もとは「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス」であったが、出走条件の性別が変更されたこと、馬齢表記が数え年から国際表記に変更になったこと、「ラジオたんぱ」が「ラジオNIKKEI」に局名変更したことの影響を受けて名前がコロコロ変わっている。

  • ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス(1984)
  • ラジオたんぱ杯3歳ステークス(1991)
  • ラジオたんぱ杯2歳ステークス(2001)
  • ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(2006)
  • ホープフルステークス(2014)

2歳馬の中距離が充実したことから、マイルである朝日杯FS・阪神JFに加えて中距離重賞を設定する必要に迫られ、2014年より阪神競馬場から中山競馬場に変更した上で、旧オープン競走の「ホープフルステークス」の名前を使用することになった。

このときはG2だったが、2017年よりG1に昇格している。

なお、「ホープフルステークス」になる前は阪神競馬場開催だったが、『ウマ娘』では天皇賞(春)や宝塚記念等と異なり、レース場が振り替えになることはない。

ホープフルステークス(-2013)

中山競馬場2000mで行われていたオープン特別競走。有馬記念と同日に開催されていた。

十分実力があれば、同日程・同距離の重賞であるラジオたんぱ杯に出走するのがセオリーであったが、賞金が足りない、騎手への便宜を図るため、などの理由で、のちにG1馬になるほどの実力ながらこちらに出走することもあった模様。

関連動画

関連静画

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
    • ウマ娘のレース
  • ホープフルステークス
  • 中山競馬場
  • メジロマックEーン
  • ミニキャクタス(ウマ娘) - 本レースでの勝利報告が飛び抜けて多いモブウマ娘。

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