ボクサーブリーフ(もしくはボクサーパンツ)とは、主に男性用として開発された下着である。
日本では「ボクサー」「ボクサーパンツ」「ボクサーブリーフ」等、呼び名がバラバラなのだが、英語圏の下着メーカーではボクサーブリーフで統一されつつあるので、便宜上、本記事をこちらとする。
元々、ck Calvin Klein(カルバン・クラインのセカンドブランド)がユニオンスーツを現代風にアレンジしたデザインを発表し、あっという間に世界的なヒットへとつながる。2000年頃からローライズブームに伴うローライズタイプの発売に伴い、日本でも普及し始める。その弊害でトランクスと共に半ズボン(短パン)ショタを絶滅に追いやるというショタコンにとっては絶対に許されないことをやらかしたが今では様々な世代に親しまれる、新世代下着として認知されている。その為、ファッションに敏感な男子はよりデザインを重視するようになった。
生地はブリーフと同じで、極端に言えばスパッツ版ホットパンツ(もしくはモダンな猿股・ホットパンツ風味)に近い感覚の下着といえる。腿部まで密着するデザインにより、より動きやすくなることに加え、下着のラインが見えにくいというメリットが有る。特にジーンズを履くときに顕著となり、トランクスではめくれるなどして履き心地がだんだん悪くなったり、かといってブリーフだと下着のラインが出てしまうという欠点もあった。その点、ボクサーブリーフは両欠点を克服したアイテムと言えよう。
繊維技術の向上により、ボクサーブリーフにも様々なタイプが誕生している。本項では様々なタイプを関連商品と共に紹介する。お気に入りのものがあればぜひ。
おそらく、一番普及しているタイプの一つがこちらだろう。ブリーフのような前開きタイプであれば排尿も楽だと評判。ファッション性を重視するならともかく、中高年に送るならこのタイプか後述のニットトランクスが良いだろう。
ファッションを重視するならこのタイプ。様々なデザインが発売されており、勝負下着を選ぶにはちょうどいいのがこちらだろう。見せパンする場合でもこのタイプかローライズパンツを購入するそうも多い。
編集者的に一番たまらないのがこのタイプ。前述のタイプよりゴムバンド位置をかなり低くしたデザインで、股上が浅いローライズパンツを穿く場合などに身に付けることが多い。デザインの豊富さは勿論だが、鼠蹊部が見えるのも初版編集者的にはポイントが高い。
メタボや腰痛などを気にする中高年にとってはありがたいタイプ。腹部を押さえ、ヒップの垂れを補正する作用が強いファウンデーションとして着用する層が多い。「寒いのは嫌だけど猿股はちょっと…」という人にもオススメ。
なんと、女性用も存在する。誰得と思うなかれ。女性の鼠蹊部に発生する黒ずみを防止したり、腰回りを温めるという女性にとってはありがたいメリットが存在する。ファッション観点でも部屋着代わりにしたり、パンツラインを気にしなくていいというメリットも存在する。
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最終更新:2025/12/08(月) 09:00
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