ポケモン不思議のダンジョン～マグナゲートと∞迷宮～とは (ポケモンフシギノダンジョンマグナゲートトムゲンダイメイキュウとは) [単語記事]

ポケモン不思議のダンジョン～マグナゲートと∞迷宮(むげんだいめいきゅう)～とは、ニンテンドー3DS専用ソフトである。

概要

ポケダンマグナゲートと∞迷宮
ジャンル	ダンジョンRPG
対応機種	ニンテンドー3DS
発売元	株式会社ポケモン
開発元	株式会社ポケモンスパイク・チュンソフト
発売日	2012年11月23日
希望小売価格	4800円
CERO	A
通信	すれちがい通信ニンテンドーネットワーク (追加コンテンツ：有料)
その他	ダウンロード販売対応 (4800円)

ポケモンたちが主役のダンジョンRPG「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズの第4作目となる。

人間だったはずの主人公がポケモンになり、パートナーや仲間のポケモンたちと共に、その時々で姿を変える「不思議のダンジョン」を冒険する。

ハードを3DSに移行し、グラフィック性能が大きく進化したため、ドット絵から3Dポリゴングラフィックで描かれるようになった。
フェイスイラストに加え、ポリゴンキャラのモーションによってポケモンたちの感情表現が豊かになっている。

ニンテンドーeショップにて体験版配信中。
体験版のセーブデータを製品版で引き継ぐことが可能。

ストーリー

ある日、主人公は不思議な夢を見る。
夢の中では、誰かが呼びかける声が聞こえてくるが…。

そして、気がついた時には、自分の姿がポケモンになってしまっていた！？
そして、この謎の声に導かれるように、ポケモンたちだけの世界へ迷い込み、
いつの間にか、ポケモンたちと話ができるようになっていた！

（公式サイトより）

救助隊、探検隊、冒険団と続き、今回は「ポケモンパラダイス」を発展させていくことになる。

ポケモンたちの間で信用・信頼関係が薄くなってしまい、細かい諍いが絶えなくなってしまったまるで現代のような世知辛い世界で、「ポケモンたちが仲良く楽しく暮らせる理想郷」を作っていくことが主目的。
騙されたり裏切られたりしながらも、頼れる仲間達と共に、やがて世界の危機へと立ち向かっていくことになる。

主人公 / パートナー候補ポケモン

今作の主人公は自由に選べ（心理テストは廃止となった）性別選択もない。パートナーは性別の選択が可能。

ピカチュウ (タイプ：でんき)
- ねずみポケモン。全ポケモン中ぶっちぎりの知名度を誇る電気ネズミ。
ツタージャ (タイプ：くさ)
- くさへびポケモン。ポケモンBW御三家の一体。
ポカブ (タイプ：ほのお)
- ひぶたポケモン。ポケモンBW御三家の一体。
ミジュマル (タイプ：みず)
- ラッコポケモン。ポケモンBW御三家の一体。
キバゴ (タイプ：ドラゴン)
- キバポケモン。アニメポケモンのアイリスの手持ちとして有名。

仲間たち

エモンガ（タイプ：でんき・ひこう）
- モモンガポケモン。アニメのイメージとは裏腹に、気っ風の良い兄貴分で少しお調子者。ノコッチを気にかけており、ビリジオンとは少々そりが合わない。メインキャラなのだがPVではセリフどころかキャストすら……
ノコッチ（タイプ：ノーマル）
- つちへびポケモン。臆病で自分に自信がないが、誰かを助けられるようになりたいと願う優しい性格。ビリジオンに憧れている。PVでのCVは古島清孝。
ビリジオン（タイプ：くさ・かくとう）
- そうげんポケモン。まさかの準伝、しかも初期メンバー。クールで少々ドライな性格。♀で、宿場町のポケモンからの憧れを一身に受けている。PVでのCVは西墻由香、なのだがまともなセリフは……
エーフィ（タイプ：エスパー）
- たいようポケモン。本作のキーとなる「マグナゲート」の研究者の一人。愛想の良いお姉さん。PVでのCVは野中藍。
ブラッキー（タイプ：あく）
- げっこうポケモン。エーフィと共に「マグナゲート」を研究している。頼りになるお兄さん。PVでのCVは鳥海浩輔。
ヌオー（タイプ：みず・じめん）
- みずうおポケモン。パートナーが買い取った土地の元々のオーナー。以降も何かと世話を焼いてくれる親切なポケモン。語尾は「～だぬ」。

新要素

満腹度システム撤廃: ローグライクゲームではお馴染みの満腹度がなくなり、食べ物アイテム(ポケダンではリンゴ)もなくなっている。
その代わり通常攻撃が5ダメージ固定になり、旧作よりもポケモンの「わざ」に比重が置かれ、いかに回数制限のある「わざ」を節約するかが重要になっている。ただしクリア後ダンジョンでは…？
ポケモンパラダイス: 主人公たちの拠点にして、パートナーの夢「ポケモンたちの楽園」。
最初は何も無い荒地だが、ダンジョンで材料アイテムを入手することで、様々な施設を建造することが出来る。
何を建造するかはプレイヤー次第で、プレイスタイルに合わせて町を発展させられる。
マグナゲート: ニンテンドー3DSのカメラ機能で「丸いもの」を撮影すると、そこがダンジョンの入り口「マグナゲート」となり、不思議のダンジョンへ冒険に行くことが出来る。
撮影対象の大きさや色などによってダンジョンの難易度などが変化し、色々な丸から多種多様なダンジョンを冒険できる。
マグナゲートダンジョンの冒険で入手したアイテムなどは、本編に持ち込むことが可能。
みんなでアタック: ダンジョンの冒険を続けてパーティメンバーの「心のはどう」が揃うと発動できる、いわゆる必殺技。
発動すると周囲全てのポケモンにダメージを与えるほか、主人公のタイプによってHP回復などの効果が発揮される。
一度発動すると、再び「心のはどう」が揃うまで発動できなくなる。
「わざ」の成長: ポケモンの「わざ」には、使い込むことで成長するものがある。
わざのグレードが上がると威力・命中率・PPなどが上昇し、上がったわざのグレードはチーム内で共有される。