ポトフ(モーレツ宇宙海賊)とは、ミニスカ宇宙海賊(小説)ならびにモーレツ宇宙海賊(アニメ)の中で度々登場する料理である。
概要
1話、13話、18話(ちくわぶらぶ♡)、19話で登場していて、19話では十分調理可能なレシピも紹介された。決しておでんではない。
原作には
ケイン「これはポトフ・・・ですか?」
リリカ「ホントはおでんっていうんだが、色々アレンジしてるからさ」
ってくだりもあるので断じておでんではない。
レシピ
ポトフの美味しい作り方
- 下ごしらえ
- 大根
(むいた皮は刻んできんぴらに。決して無駄遣いするべからず)
十文字に隠し包丁。水から茹でる。
沸騰してから中火にして20分あまり。竹串がすっと通るまで。
(時間あらば水に浸ける。さすれば臭み抜けてなおよし)
- こんにゃく
こんにゃくは片面に隠し包丁。適度な大きさに切り、ゆでこぼす。ゆでこぼすとは茹でて煮汁を捨てることなり。灰汁や滑り、臭みを取る
- じゃがいも
じゃがいもは可能なれば蒸し器にてふかす。茹でてもまたよい。いずれにしても、硬めが良し。
- たまご
玉子は茹でた後皮をむき、水に浸ける。これも臭み抜きなり。
- がんも、厚揚げ、きんちゃくなど
これら揚げ物練り物は熱湯を掛け、余分な油を抜く。
- スープ
- 昆布だし
水2リットルに対し、昆布は20CM。鍋の形状に合わせて切り分けるも良し。昆布の表面の汚れは軽く拭き取る程度。白い粉は旨味なればぬぐい取る事なかれ。切り込みを数カ所入れればだしは出やすく。
1時間ほど昆布を水に浸け、そのまま火に掛ける。沸騰する前、水面がぐらぐらしだした時が取り出し時。これを逃すと昆布が勝ち、ポトフの風味が出ないと心得るべし。
沸騰直前にかつお節。火を止め、かつお節沈めばふきんでこれを濾す。
- チキンスープ
鶏がら叩き、熱湯にくぐらす。水洗いの後、昆布だしに入れる。
これに更に水を2カップ。強火で一煮立ちのちに灰汁を取る。
その後は弱火。小まめに灰汁を掬い、いい頃合いまで煮込むべし。あっさりかこってりか、ちなみに代々加藤家はさっぱりが好みなり。
鶏がらの代わりに手羽先もよし。そのまま具になるので後々楽しみなり。
- 味付け
濃厚なれば、だし10カップ、醤油1/2カップ、みりん2/3カップ
薄味なれば、だし10カップ、薄口1/3カップ、酒大さじ1、砂糖1/4カップ、塩小さじ2
ちなみに加藤家は代々濃厚。しかし、たまには薄味も良し。
- 煮込み
鍋にスープ、強火に掛ける。
沸騰手前に大根、こんにゃく、玉子。火加減に気をつけ弱火でしばらく。続いてじゃがいもに巾着。少々煮た後に火を止め一旦冷ます(重要:次項で詳細に説明)。これにより味は具材に染み渡り、ポトフの味わい、ほぼ完成を見る。
食べる直前に温め直し。その際に入れるははんぺん、ちくわぶ、さつま揚げなどの練り物、更にはプチトマト。途中煮詰まればスープを加え、味を補うべし。
- 補足
- 煮込み時間は短く。しかし冷ます時間は長くとるべし。
- 具材の投入、柔らかさと味の染み込みをかんがみて頃合いを計るべし。
- 出汁取りの昆布。細長く切り、結んで具にせよ。
- からしは粉からしが良し。湯で溶き、よく練る。
- あとは自らの創意、自らの工夫でよりよきレシピを育て、後代に伝えよ。
冷ます理由
ポトフを一旦冷ますのは、大根、こんにゃく、ジャガイモ、卵などの自分で出汁を出さない具材に味をしみこませるためです。熱いままだと具材に味がしみこまないのです。図で説明するとこんな感じです。
|
1.温める前
具材の細胞はこんな感じになっています。
|
2.暖めた後
昆布だしやチキンスープで具材の周りが満たされていますが、具材自身にはしみこんでません。ここで具材の細胞が熱で膨張していることに注目してください。
|
|
3.冷まします
具材の細胞が縮んで出汁がしみこみます。
|
4.再加熱
おいしいポトフの出来上がり。
|
関連動画
関連商品
![ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。]()
![ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。]()
![ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。]()
![ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。]()
関連チャンネル/コミュニティ
関連項目
- ポトフ
- おでん
- ミニスカ宇宙海賊(小説)
- モーレツ宇宙海賊(アニメ)
- 加藤梨理香
- 加藤茉莉香